竹中直人、山田孝之、齊藤工の3人が監督として共同制作した映画「ゾッキ」の公開記念舞台挨拶が4月3日(土)に行われ、キャストの森優作、松井玲奈、松田龍平とともに登壇した。
この作品は、大橋裕之による漫画が原作のヒューマンコメディー。「秘密と嘘」をテーマに、日常に巻き起こる不思議な笑いの物語が描かれている。
イベントでは出演オファーの経緯などが披露された。山田孝之は松田龍平を出演させるために“熱いアプローチ”をかけていたとのことで、「山田くんのメールがすごい熱量で…。だんだん怖くなってきて、1回ちょっと見なかったことにした」と松田が語って笑いを誘った。
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イベント終了後、竹中、山田、齊藤の3人にフジテレビ『めざましテレビ』の高見侑里アナウンサーがインタビューした。
3人の監督によるそれぞれの個性が生かされた今回の作品。インタビューでもその個性派ぶりを見せていた。
“めざましくん”のぬいぐるみを持ちながらインタビューに応じた3人は、持ち方だけで三者三様。
山田はめざましくんを小刻みに動かしながらインタビュー。なぜか齊藤が「これはカメラの性能をテストしています。ピントが合うかどうか」と解説した。
一方、竹中はめざましくんをお面代わりに顔を隠す独特な持ち方。高見アナが「齊藤監督は…」と話を振ると、裏声で「はい!齊藤です!」と何度も横入りした。
「このコーナー(『めざましテレビ』のインタビュー時間)ってそんな(放送)尺ないですよね」と齊藤が心配するような和気あいあいとしたやり取りが続けられた。
映画のテーマの1つは「秘密と嘘」。
「ウソをつき続けなければいけなくなってしまった経験は?」と聞かれた山田は「もういいかなと思うので言っちゃうんですけど、僕、俳優を22年くらいやっているんですけど、実はずっとフリーでやっているんですよ」と突然の告白。
「芸能界って厳しいので横とのつながりも必要で、スターダストプロモーションという大手(の芸能事務所)に所属しているフリをずっとしています」と真剣な表情で語りだした。
もちろんこれは山田のウソで、いまもスターダストプロモーション所属。
齊藤は「ちょっと衝撃の…。スターダストの方の顔色をうかがっています」とフォローしていた。
山田孝之の告白
©️2020 「ゾッキ」製作委員会
配給:イオンエンターテイメント
最新情報は、映画「ゾッキ」公式サイトまで。