第2回ゲストは西野亮廣！舞台「たけしの挑戦状ビヨンド」の稽古風景を撮影したショートドキュメンタリーを放送

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1月3日（日）25時35分より、フジテレビでは『ヨーロッパ企画のYou宇宙be』が放送される。

この番組は、京都を中心に活動をする大人気劇団「ヨーロッパ企画」とフジテレビがタッグを組み制作。11月27日（金）から来年3月まで、不定期で全5回のシリーズを放送する。ドラマあり、コントあり、はたまたドキュメンタリーありの新感覚SF総合バラエティ番組だ。

第2回の放送には、キングコング・西野亮廣が登場。TVゲームを実際に舞台上でクリアするという西野が主演を務めた舞台「たけしの挑戦状ビヨンド」の稽古風景を撮影したショートドキュメンタリーを放送する。

さらに、登録者60万人超えを誇るバーチャルライバーでありゲーム実況者である月ノ美兎（つきのみと）も再び登場する。ゲーム実況でいじられていたヨーロッパ企画が、「いじり返し」と言わんばかりに、今度は、月ノ美兎のゲーム実況を実況しつつ、「草」と評したTwitterユーザーたちに挑戦状を叩きつけるべく、新ゲームを作り上げる連続ドキュメンタリー企画が前回発進したが、早速この「MKHプロジェクト」に進展があった模様。

まずは、「草」が生えぬように、ゲームのティザームービーを作ることになった一行だったが…。（なお、西野亮廣、月ノ美兎の出演部分は、新規収録ではなく、以前に配信した動画を使用）

そのほかにも、ヨーロッパ企画が得意とする「企画性コメディ」について、劇団員の中川、本多、土佐が振り返る対談パートや、昨年は新型コロナウイルスにより本公演が中止になったことを受け、代替企画として生配信した劇企画「京都妖気保安協会～嵐電トランスファー～」を作り上げるまでのミニドキュメント、新撮コント「薬と怪獣」、第1回目の放送から続いている宇宙船パートなど全15コンテンツを放送。

また、『ヨーロッパ企画のYou宇宙be』は、公式ホームページを開設し、本編中のQRコードをかざすことで番組公式ホームページに遷移し、番組関連コンテンツも確認することができる。

コンテンツ①：宇宙船パート
episode1 ：「銀河トランスファー・ガイド」
依然6次元クジラは見つからず、番組スポンサーも降板し、絶体絶命のリコをはじめとするクルー一行。そんな中、今日も宇宙船がなぞ動画電波をキャッチ。今回は「コントや演劇」にまつわる動画が流れてきて…。

コンテンツ②：コント『薬と怪獣』
（監督：鍋島雅郎／出演：酒井善史・藤谷理子・諏訪雅）

コンテンツ③：トーク『この舞台はさすがに企画性高すぎた』
（出演：土佐和成・中川晴樹・本多力／対談方式）

コンテンツ④：ドキュメンタリー『舞台「たけしの挑戦状ビヨンド」主演・西野亮廣が稽古場ではじめてハンググライダーをクリアした記録』
（出演：西野亮廣（キングコング）ほか／配信コンテンツからの抜粋）

コンテンツ⑤：ドキュメンタリー『それから僕らは、電車で生配信劇をした。（仮）』
（出演：ヨーロッパ企画・藤谷理子　ほか）

episode2：「志ず江を継ぐもの」
前回も登場した「スタ屋」。何やら「スタ屋ディスカス」と称し、VHSテープの配達も始めた模様。前回、クルー一行に衝撃を与えた「志ず江」の続編から、さらにマニアックなクレーアニメもおススメしてくるスタ屋の店主（スミタ）であった…。

コンテンツ⑥：アニメ『その後の志ず江』
（D：角田貴志）

コンテンツ⑦：クレイアニメ『黄金』
（D：永野宗典）

コンテンツ⑧：メイキングドキュメンタリー『私はこうして「さんぽ」にたどり着いた』
（D：松宇拓季）

コンテンツ⑨：ドラマ『さんぽ』
（D：永野宗典）

episode3：『われらはロボット』
ディスプレイから、プロデューサー・ナカガワが話してきている。視聴率のグラフを見せたりしながら、イヤミつらみを3人にぶつけるナカガワ。そんなプロデューサーにイライラするリコは、あることをきっかけに大爆発するのだった。そんなところに、新たに届く動画電波の中身はまたもや「発明動画」であった。

コンテンツ⑩：ドキュメンタリー『酒井善史、これまでのロボットを振り返る』

コンテンツ⑪：ロボット刑事ドラマ『A.I.棒（えーあいぼう）』
（監督：柴田有麿／出演：日下七海・早織・諸岡航平・酒井善史・諏訪 雅）

episode4：「果てしなき暗い旅路」
船内で、ゲーム（ガイスター）をしている3人の宇宙船は薄暗い惑星に接近。その惑星には、ボロを着た放浪者のような、イシダがぐったりしているのであった。

コンテンツ⑫：暗いオデッセイ①『スピードが速くなる薬を飲む旅』
（出演：石田剛太・酒井善史）

コンテンツ⑬：暗いオデッセイ②『未来の朝の旅』
（出演：石田剛太・酒井善史）

episode5：「あるいは草でいっぱいの庭」
宇宙海賊・キャプテンスワーロックとカードゲームに興じる3 人。そんな中、スワが前回のゲーム制作動画の進展をキャッチ。一行は、そのゲーム制作動画に興味津々なのであった。

コンテンツ⑭：『さんぽ』NGシーン

コンテンツ⑮：『MKH（もう草は生やさせない）プロジェクト　#2』
（出演：諏訪雅・石田剛太・角田貴志・月ノ美兎／新ゲームを開発するプロジェクト）

#1　1月1日（金）27時35分～　※再放送　関東ローカル

#2　1月3日（日）25時35分～　※関東ローカル

#3以降、放送日時調整中

無料配信：FOD見逃し配信、TVer・地上波放送直後から次話放送まで。
※#2については、1月3日深夜の放送直後から#3放送直前まで無料配信を予定。

有料配信：FODプレミアム・地上波放送後から。

20XX年、人類が宇宙へと進出している世界。エンターテインメント界は、コンテンツ大航海時代！メディアの垣根はなくなり、動画、アニメ、配信、ドラマに映画、過去のアーカイブに海外作品…。そんな中、テレビ局「ヒュージテレビ」は生き残りと威信をかけて、大型宇宙ロケ番組「ことほど！ザ・ユニバース」を立ち上げた。

主人公は、この「ことほど！ザ・ユニバース」のロケクルーたち。予算がべらぼうにかかるため、宇宙船は払い下げのもの。クルーも少人数。というか、ほとんどロボット。それでも、まだ見ぬエンターテインメントのフロンティアを求めて、果敢に宇宙をかけるテレビクルーたちであった。

とはいえ、いざ宇宙へ行く羽目になったスタッフは、たまったものではなく。「6次元クジラを追え！」というよくわからないミッションを課せられた。局員リポーター・リコ（藤谷理子）は、不満たらたら。それをなだめるスタッフロボ・ナッガーノ（永野宗典）とザカイ（酒井善史）。宇宙の長旅は退屈であり、ネットも入らず。ミッション達成のめども立たず…。

そこへ飛んでくる、謎めいた動画電波。こんな深宇宙に、いったい誰が送ってきたのか。映像をみたところ、地球のやつらが作っているっぽいが、出所は不明。というか、へんてこでギークな動画ばかり。一体、何が目的なのだろう…。

道中、リコたちは、宇宙のレンタルビデオ屋や、宇宙海賊に遭遇しながら、6次元クジラの謎を、そして動画群の謎を、追いかけるのであった。

京都を拠点とする「ヨーロッパ企画」は、これまでに舞台作品「サマータイムマシン・ブルース」「曲がれ！スプーン」が映画化されたほか、イベントやテレビ、ラジオ番組の制作など、演劇の枠に捉われない活動を行っており、コロナ禍に見舞われた今年でも、その逆境にも怯（ひる）むことなく、「ヨーロッパ企画」のお家芸である時間SFをテーマにした、映画「ドロステのはてで僕ら」やパラレルワールドなどを行き来する生配信SF劇「京都妖気保安協会」など、精力的に活動を続ける、いま、注目度No.1のエンターテインメント集団である。

ヨーロッパ企画が深夜に放つ、なぞの動画電波群の第2弾です。深夜は宇宙で、我々はいま宇宙船にそれぞれ乗っていますから、そんな静かな航行中に、どこかから奇妙で面白げな電波が届いたら「センスオブワンダーなことだなあ」と。

劇団ってちょっと未開の文明のようなところがあって。あっそんなやり方で火を起こしてるんだ、とか、へんなリズムの踊りですねえ、とか、意外とキャラクターTシャツ着てるんですね、とか。何ですかそのメインで使ってる見たことない動物、とか。そんな奥地でもありませんが、そういうディスカバリーな観点からも、珍しがりつつ楽しんでもらえたら幸いです。

よくわからない動画があっても数分で次々いきますから。ロボット刑事ドラマ、実写ゲーム制作プロジェクト、動く電車のなかでの生配信劇、ランニングマシンを使った独り言ムービー、スピードが速くなる薬をのむ実験、気持ちが暗くなるアニメ、などが降り注ぐ夜です。今は「えんとつ町のプペル」で奇跡を起こそうとしているキングコング西野さんが、2020年の春には僕らと一緒に、クソゲーを題材にした舞台「たけしの挑戦状ビヨンド」に魂を燃やしてくださっていて、その記録たるゲームクリア映像もご覧いただけます。何だかわからないでしょう。

宇宙はまだまだ多様性に満ちているんです。面白さの組み合わせのカンブリア爆発がその星では起きています。応答願います。きみの宇宙船のアンテナは生きてるんだろ。