ボイメン辻本＆祭nine.野々田が『ウワサのお客さま』出演を語る「“親に怒られる直前の子ども”のようにドキドキした」

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1月22日（金）、フジテレビでは『ウワサのお客さま』が放送され、“食べ放題”で新記録を狙う番組コーナー「ウワサ大食いオールスターズのバイキングレコード」で、名古屋発のエンターテインメント集団・BOYS AND MENメンバーの辻本達規と、弟分グループ・祭nine.の野々田奏が2人で“大食い”に挑んだ。

今回の舞台となったのは「きづなすし 新宿歌舞伎町店」。この店の“食べ放題”コースでの過去最高記録「制限時間2時間で180貫」を超えるべく、辻本＆野々田、そして大食い美女の大畑花蓮、黒木美紗子が参戦した。

フジテレビュー!!では、今回のロケに挑んだ辻本＆野々田を取材＆インタビュー。現場での彼らの様子をリポートする。

ロケ開始から30分が経過し、辻本はエンガワ10貫・かにみそ10貫、野々田はマグロ40貫に挑むが、すでに「今、頭の中で『負けないで』（ZARD）が流れてる」という辻本。一方、いま“腹何分目か”を聞かれた野々田は「正直、7（分目）ぐらいですね」「休憩したいという感じがあります」と、序盤にして急速なペースダウンを告白。隣に座る大食い美女たちの“ガチ”のペースに惑わされまいと声を掛け合っていた。

しかし、2人がここまで苦しむのも当然で、この「きづなすし」で出される寿司は、通常の回転すしの寿司より大きいという。

メニュー表でのオーダーと実物とのイメージギャップに気づいた辻本は、ここからちまちまと「枝豆」をひたすら食べつづける作戦へ変更（※握り寿司以外のメニューでも「一皿」＝「一貫」としてカウントされる）。

実は、前回挑んだイタリアンレストラン「ラ・パウザ」のロケ（※2020年9月放送）でも枝豆をオーダーした辻本だが、本人いわく「一回枝豆を挟んだら、お腹の仕上がりが全然違いますから」とのこと。皿に積まれた枝豆の皮をすべて剥き、取り出した全部の豆を一気に頬張った。

こうして効率よく「枝豆二皿」を完食し、次の注文に移ろうとする辻本だったが、ここで番組スタッフが“抜き打ち調査”を実行。先ほど辻本が食べた枝豆の外皮をひとつひとつチェックし、取り出しそびれた豆が一粒でも見つかれば“完食”とはいえないが…。

結果、残念ながら複数の“豆の取りこぼし”が発覚。番組からのペナルティとして「枝豆シール」が登場し、辻本が着るBOYS AND MENの衣装の胸に刺繍された「漢（おとこ）」の文字の上に「枝豆」と貼られることに。辻本は「文字の書体がいいっすね（笑）」と意外にも（？）嬉しそうだった。

一方、休憩を終えた野々田は徐々にペースを上げはじめ、ふたたび握り寿司のオーダーを開始。辻本も「芽ネギ」の軍艦すしなどを頼み、ギブアップすることなく懸命に食べ続けた。

開始からおよそ1時間半が経ち、だんだんとテレビ的なリアクションが薄くなってきた2人。辻本は「目が死んだら終わりなんで！」「しゃべりを捨てて、食べることに全神経を集中させました。寿司の呼吸です」「目と元気は負けるな！」と叫び、トークではなく“目力”で画を持たせようと必死。後輩・野々田も「先輩の役に立ちたいと思ってるんで、目は殺さずに頑張りたいと思います」と呼応した。

終了まで残り5分を切り、いよいよラストスパートへ。野々田は甘エビ19貫を必死に食べ、辻本も追加した芽ネギをチマチマとちぎって食べるなど独自の戦法で挑む中、2人の“目”だけは異様なほどにギラギラ輝いていた。

こうして2時間の戦いが終了し、大食い美女・黒木は145貫（総重量5.6キロ）、大畑は208貫（総重量8.7キロ）を平らげ記録更新。一方、辻本は45貫・野々田は67貫を食べきり、2人での結果は合計112貫（総重量3.6キロ）だった。

※握り寿司以外のメニュー（「味噌汁」や「フライドポテト」「枝豆」など）も「一皿」＝「一貫」としてカウント

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目標の「180貫」には及ばなかったものの、2人の懸命なフードファイトには大食い美女からも拍手が。その場で出演者全員で集合写真を撮影するなど、互いの健闘を讃えあっていた。

無事にロケを完遂し、この日そのまま名古屋に戻るという辻本は「新幹線の中でお腹を揺らさないように…（笑）」とぽつり。その後の取材で、野々田とともに、印象に残っている場面を振り返ってもらった。

――ロケ、お疲れさまでした！2人の中で印象に残ったシーンを教えてください。

野々田：ラストスパートで、辻本さんが芽ネギをうさぎのように細かく分けて食べる姿がすごく印象的で。

辻本：確かにね。芽ネギってあんまり分けるもんじゃないですね（笑）。どうしても、もう、一気には食べられなくなっちゃって、シャリシャリと（笑）。あと、ネギが辛（から）かったんですよね（笑）。あと、あれじゃない？最初の「マグロ40貫」はなかなかインパクトあったんじゃない？

野々田：そうですね。マグロがめっちゃ好きなので。行ってやろう！という気持ちでした。

辻本：それ（野々田による「マグロ40貫」宣言）が3位だとしたら、2位は、野々田の限界が早かったことですかね（笑）。一同驚愕のタイミングでした。僕も、なんか「大丈夫か？」とか「今、腹何分目くらい？」って奏に聞くのが怖くなっちゃって（笑）。始まってまだ数十分しか経ってないのに、「マグロ40貫」を食べ終えた次に「いま、腹7分目です」って言ったから、あれは正直、今日イチ“ブルった”ね（笑）。

野々田：僕の中でもいろいろ“葛藤”があって（笑）。

辻本：奏も「すみません」みたいな顔で俺を見てくるから、あれはシビれたね。「俺、あと1時間半ぐらい何しよう？」と思って（笑）。

野々田：一番の反省点ですね。

辻本：あとは、 “枝豆”かな。

野々田：胸に枝豆シールも貼られていましたしね。

辻本：枝豆が、（皮から取り出せずに）残っちゃてると思わんかったから。しかも、「あんなにしっかり答え合わせする？」って思って。

野々田：ちゃんと調べられていましたよね（笑）。相当、疑われていたってことですよね。

辻本：ね！「鑑識官か」ってぐらい、手袋をはめてやってきて。「危ない！」って思ったよね。なんやろなあ、“親に怒られる直前の子ども”みたいに、ドキドキドキドキして。

野々田：でも、実際、（取り出しそこねた豆が）入っていたわけじゃないですか。

辻本：そうだね。だからもう、その…今後は気をつける（笑）。

野々田：本当のところは…？

辻本：そっそっ、そんな、わざとやってるわけないじゃん。早く食べた方がいいからね。…いや、でもまあ、わからん。もしかしたら俺のちょっと心の弱い部分が垣間みえて、それが“やっちゃった”のかもしれんよね？

野々田：（笑）。

辻本：まあだから、食材を大切にするという意味でも、いま一度、農家の方に感謝しながら、ご飯をいただくというね。初心を思い出させてくれる番組でした。

野々田：そんな番組でしたっけ（笑）。

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