12月20日(日)、「M-1グランプリ 2020」決勝(ABCテレビ・テレビ朝日系列)が放送され、マヂカルラブリー(野田クリスタル・村上)が第16代M-1王者に輝いた。
マヂカルラブリーは3年ぶりの決勝進出、東京芸人としては実に5年ぶりとなる王者が誕生。野田は「R-1ぐらんぷり 2020」で優勝を果たしているため、R-1とM-1の両タイトルを獲得するという偉業を成し遂げた。
今年は新型コロナウイルスの影響により、芸人たちは舞台に立てる機会が激減し、「M-1グランプリ 2020」も1回戦を無観客で行うなどの影響を受けた。そんな苦境の中でも、漫才の腕を磨き続けた、オズワルド、ニューヨーク、おいでやすこが、マヂカルラブリー、東京ホテイソン、アキナ、錦鯉、ウエストランド、見取り図 の9組が見事決勝に進出。
最終決戦は、3位通過の見取り図、2位通過のマヂカルラブリー、1位通過のおいでやすこがの順にネタを披露。見取り図は地元自慢で張り合い、マヂカルラブリーは野田が床を転げまわる自由なボケで大暴れ、おいでやすこがは歌ネタながらも1本目とはパターンを変えて勝負した。
三者三様の漫才に会場は終始爆笑となり、結果は、見取り図2票、マヂカルラ
ブリー3票、おいでやすこが2票と接戦の末にマヂカルラブリーが見事優勝を果たした。
野田は「最下位を取っても優勝できるので 、みなさん 諦めないでください」と、3年前の出場時に最下位だったことを踏まえてカメラの向こうに呼びかけた。この結果に審査員の立川志らくは「あれだけしゃべらずに笑いを取るのは漫才を超えて喜劇」と評価。
同じく審査員の松本人志は「これまでは2組で悩んだけど、今回は3組で悩んだ」と苦渋の決断だったことを告白。最後に「漫才をやることの幸せと漫才を観ることの幸せを特に感じました」と締めくくった。
興奮冷めやらぬ様子で、優勝会見に臨んだマヂカルラブリーの2人は 、「うれしいって言いたいんですけど、喜びよりも、どうしちゃったんだろうって」(村上)、「僕らでよかったのかなって。あんなにしゃべってなかったので (笑)」(野田)と、2人ともまだ優勝が信じられない様子。しかし、一呼吸おいて野田は「俺はチャンピオンです。文句言わせません!」と宣言した。
今年はコロナ禍により予選回数などさまざまな変化があったため 、野田は「『R -1ぐらんぷり 2020 』の決勝で無観客を経験したのは強かったかもしれない」とコメント。野田の「R-1ぐらんぷり 2020」優勝について村上は「野田がR-1を獲ってくれたことが始まり。ここで頑張ってくれたおかげで、コンビ優勝できたんじゃないかなと」と野田に感謝した。
<野田クリスタル「R-1ぐらんぷり 2020」優勝記念インタビューはこちら>
「今一番優勝を伝えたい人は?」と聞かれると、野田は「家で飼っているハムスターの“はむはむ”です。たぶん見てくれていると思うので」とボケた 。一方、村上は「ずっとお世話になっている先輩の、グランジ・佐藤大さんの顔が一番最初に頭に浮かびますね」とコメント。また野田からは、「お笑い王になりたいので、史上初の三冠獲ります!」という宣言が出る場面も。
最後に司会 から、優勝の瞬間、他のファイナリストが喜んでいたことを聞くと 、村上は「東京芸人おもしろいだろって見せられたのがよかったです」と笑顔に 。
野田は「前のコンビから 考えると16歳くらいから M-1に落ち続けてきて
いたので、3年前の最下位はお笑い辞めてもいいくらいの最下位だった」と明かし、「『キングオブコント 2018』で決勝に行ったけど大した結果じゃなくて、『R-1ぐらんぷり 2020』があって 、いろいろなことがあって今があるので、みなさんうれしかったのかもしれないです」と喜びをにじませた。
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