もっともっと見たい！『ボクらの時代』相思相愛のボクら 豪華未公開スペシャル＜後編＞

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毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくフジテレビのトーク番組『ボクらの時代』。

6月27日（日）は、「相思相愛のボクら 豪華未公開スペシャル」と題し、本編に入りきらなかったトークを紹介する後編を放送。

めったにテレビに出ない窪塚が「この2人となら」と実現した鼎談。

俳優だけでなくレゲエシンガーとしても活躍の場を広げてきた窪塚は、自身の演技に変化を感じているという。

窪塚：昔はね「どんな役でも」「どんな作品でも」という思いはあったけど。レゲエミュージックをやって、自分の思いが大きくなってきてしまって。それを役者と同居させることがたぶん、あんまりうまくできてない部分もあって。

中村：うん。

窪塚：トータルで見たら、音楽やっててとか、役者やってて、とか、いろんなパートがあるから成立してるんだけど、役者の中でそのすべてを成立させることができなくて。そうなると、（役者として）出ない色が出てきてるみたいな感じはちょっとあるのかなっていうのを、何か…。

堤：いや、でもそれがね、限界点とか袋小路のように思ってるかもしれないけど、それも含めて、あなたなのよ。

以前から窪塚を知る堤監督は「過去も含めて、全部、今、フラットに出せるものがあるから、面白い」と、最近の窪塚を評価する。

また、「休みがない」という中村は「3ヵ月まるまる暇、みたいなこともザラにあった」と、仕事がなかった下積み時代を振り返り、自分にとってのベストサイクルを語る。

そのほか、堤監督が自身と父親との関係性を明かしたり、中村が19歳のときに窪塚と共演したときのエピソードなどが登場する。

仲の良いコンビ2組が、リモートで登場。

飯尾は、ネタを披露する際のある行動を明かし…。

飯尾：新ネタとかで不安になると、出番1分か2分前に、やすの（舞台）袖まで、裏まで回って。

やす：ああ、来る、来る。

飯尾：「ボケとツッコミ、今日変えてみようか？」って言うときある（笑）。

阿佐ヶ谷姉妹：ええーっ！？

やす：これ、本番直前ですよ。本番直前。

「あれは、何ですか？」というやすに、飯尾はそこに隠された思いを告白、3人は爆笑する。

また、やすは芸歴20年でありながら、ロケの前に飯尾から「やす、ボケたらツッコんでね」と確認が入ることを告白。

やす：俺、言われないと忘れちゃうんで。

木村：あ、でも、私も忘れたりするものね。

渡辺：そうなのよね、美穂さんもね。

木村：忘れます、私も。

飯尾：（やすや、木村は）江里子さんとか、俺が隣でボケてるときに、何をやってると思ってるんですか！？

渡辺：あはははは。

木村：なんか頑張ってるな、みたいな（笑）。

やす：よくしゃべってるな、っていうね。

そのほか、先輩芸人たちと共演し「毎回落ち込んでいた」と明かすやすの話をきっかけに、「続けること」の大切さを語り合う。

単独でテントを張る「ソロキャンプ」の魅力にハマったヒロシを中心に、キャンプ好きの芸人たちで結成した「焚火会」。そのメンバーである西村、阿諏訪とキャンプ場で語り合った。

西村は、最近、ある質問に悩んでいると切り出す。

西村：キャンプに関わる仕事をやらせてもらって。

阿諏訪：はい。

西村：「あなたにとって、キャンプとは何ですか？」みたいな質問よくありません？

ヒロシ：あはははは。

阿諏訪：あります、あります。

西村：あれ、すげー苦手なんですけど！こないだも聞かれて…。

西村は、ある物に例えて答えたのだが、思わずヒロシも「は？」と聞き返してしまうその回答に、みな苦笑い。

また、人見知りなヒロシは「もう無理だと思った」と、ブレイクした当時を振り返り、「テレビに出ない」と決めた理由と経緯を明かしていく。

さらに、キャンプに出会い、西村、阿諏訪のように話ができる仲間ができたことで変わった、現在の心境を語る。

俳優、音楽家、映画監督として作品を共に作った3人。

それぞれがリラックス法を語っていく中、藤井監督は…。

藤井：剛さんとかに、すっごい相談とかする。

常田：どんな相談があるんですか？

藤井：やっぱりその、俳優部をうまく演出できなかったときとか。これってどれが正解だったのか。もちろん、正解は人それぞれだけど。脚本作りで悩んだりというのも、勝手に相談しちゃう。

常田：へぇ。

綾野：ずっと、聞いてる。「いいじゃん、いいじゃん」って。

常田：「いいじゃん」なんだ（笑）。

綾野は「悪いものはない、あとはどれを選択するか」と、監督との向き合い方を語る。

常田：今回、結構、役者側は役者側でクリエイティブの方までガッツリ踏み込んでるじゃないですか。

藤井：うんうん。

常田：お互いに踏み込み合っているのが、すごいいいなって。

「ここまでの距離感で映画と触れ合ったことがなかった」と話す常田は、藤井監督、綾野主演の映画の現場で感じたことを語る。すると綾野、藤井監督もそれぞれが思う制作のあるべき姿を語り始める。