11月26日(木)は、「いい風呂の日」。
いい風呂の日とは、「1126=イイフロ(いい風呂)」とし、日本浴用剤工業会が日本記念日協会により正式に登録、認定された記念日だ。11月は肌寒くなり、湯船に浸かりたい人も増えてくるのでは?
リンナイが、2019年10月に実施した「冷え性と入浴に関する意識調査」によると、男性の40.6%、女性の72.0%が冷え性だと回答。7割以上の女性が冷え性に悩んでいることが明らかになった。
<オススメは「40℃で10分、全身浴」>
そこで、温泉療法専門医である、早坂信哉(はやさか・しんや/東京都市大学人間科学部教授 医師、博士(医学))先生が推奨する「正しい入浴法」を紹介。
これからの寒い冬、冷え性に悩んでいる人には入浴がオススメ。入浴によって体が温まる効果を「温熱作用」というが、この温熱作用によって血管が拡張し血流の改善が期待できるという。
また、下半身が水圧で締めつけられて下半身に溜まった血液が心臓に押し戻される「静水圧作用」も、血流改善の一助となるそう。血流が改善すれば冷え性も解消し、免疫細胞が全身をよく巡るようになるため免疫力もアップするといえる。
そこで入浴方法だが、オススメは、40℃で10分から15分の全身浴。全身を湯舟に浸けることで、血流が3~5倍程度改善すると言われているそうだ。
温熱効果を得るためには、体温より高い温度(最低で38℃)が必要だが、42℃以上になると交感神経が刺激されて体が疲れてしまうので、注意したい。
入浴タイミングは、よい眠りのためには程よく体温が下がる就寝1時間30分前が理想的だそう。就寝直前に入る場合は、ぬるめのお湯にして長く浸からないなど、体温を上げ過ぎないコントロールが必要だという。
早坂先生オススメの「正しい入浴法」
<入浴前>ノンカロリー、ノンカフェイン、ミネラル入り飲料を200~300ml飲む。
1回の入浴で約800mlの水分が体から抜けるため、脱水症状や浴室熱中症を防ぐためには水分とミネラルを補給することが重要だ。ミネラル入りむぎ茶は水分とミネラルを手軽に補給できるうえ、血流改善効果や血圧低下作用など、健康効果も報告されているので、浴室熱中症や血栓対策飲料としてオススメだ。
<入浴中①>40℃のお湯に5分程度、しっかり肩まで浸かる。
汗をかいているので、ノンカロリー、ノンカフェイン、ミネラル入り飲料を飲む。40℃程度のぬるめの温度は副交感神経が刺激され、心身ともにリラックスさせる効果があり、血圧が下がるなど効果的。お湯に浸かる時間は全体で10~15分でOK。
お風呂に浸かることで得られる温熱効果によって、血液の流れがよくなり冷えの改善、新陳代謝が活発になることで老廃物の排出、さらに水圧による足のむくみの解消など、健康に効果が期待できる。
<入浴中②>体や髪の毛を洗って、再度5分程度お湯に浸かる。
お湯に浸かると皮脂や古くなった角層が浮いて汚れが落ちやすくなる。体を洗う時は、ゴシゴシこすらないこと。乾燥を防ぐためには、石鹸を泡立てて、手で軽くなでる程度がオススメ。
<入浴後>体をふいて10分以内に保湿する。
入浴後は、急激に皮膚の水分量が減るので、10分以内に保湿をすることを推奨。また、失った水分・ミネラルを補給するため、ミネラル入りむぎ茶などを200mlほど飲むようにする。
意外と知らない!間違いだらけの入浴法
「入浴後のみ水分を取ればいい」は間違い!
入浴前に水分をとらず、“かくれ脱水”状態のままお風呂に浸かると「浴室熱中症」を引き起こすリスクが。体内の水分が不足しているため血液がドロドロになり、入浴で上昇した体内の熱を放出できなくなるからだ。
オススメは、入浴前・入浴中・入浴後も少しずつ飲み続けること(=点滴飲み)。飲み物としては、ノンカロリー、ノンカフェイン、ミネラル入りのものがオススメだ。
「42℃を超えるお湯」は危険!
42℃を超えるお湯に浸かると、交感神経の働きが活発になり、興奮状態となることで血圧が上昇。血液の粘度が上がるため、血栓ができやすくなるなど、ヒートショックを起こしてしまう危険性も。
40℃程度のぬるめの温度は、副交感神経が刺激され、血圧が下がり、心身ともにリラックスさせる効果がある。
「ダイエットのために、“お風呂で汗をかく”」は意味がない!
熱いお風呂に浸かって汗をだらだらと流すと、ダイエット効果があるように思うかもしれない。
しかし、運動のときは自分の脂肪を燃焼させて体を動かし、結果として体温が上がり汗をかくのに対し、お風呂の場合、脂肪を燃焼させているわけではなく、お湯から熱を受け取って体温が上がり汗をかく。
運動とは、汗の出る仕組みが違うので、お風呂で汗をかいてもダイエット効果はないのだ。
「半身浴」は意味がない!全身浴で「むくみ」解消!
全身浴の方が体が温まり、血流が良くなるので、冷えの改善に効果的。また、お湯の量が多く深度も深ければ、その分水圧が強くなる。そのため、全身浴は下半身により大きい水圧がかかり、足のむくみの解消などにも効果があるといわれる。肩こりなどの痛みにも、半身浴より全身浴のほうが効果的という研究結果もあるそうだ。
※心臓や肺に疾患がある場合は、水圧がかからず体温が上がりすぎない半身浴が推奨される。
「一番風呂」にはミネラルがない!
日本の水道水は、ミネラルが少ない「軟水」だ。一方、人間の体の細胞や血液といった体液中には、たんぱく質やさまざまなミネラルなどの成分が含まれている。その割合は、日本の水道水と比べるとずっと濃いともいわれる。
体の内側のミネラルと、お風呂のお湯のミネラルの濃度の違いや、水道水に含まれる塩素が、皮膚にピリピリ感や違和感といった刺激をもたらすと考えられている。入浴剤やレモン果汁をお風呂に入れることで、解決される場合がある。
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