ドラマ『愛の不時着』など注目のヒット作品を制作し、2016年の設立から飛躍し続ける韓国のドラマ制作会社「スタジオドラゴン」。

同社の『ヴィンチェンツォ』、『スタートアップ:夢の扉』、『キム秘書はいったい、なぜ?』にスポットライトを当てた「スタジオドラゴン 韓ドラ展」が、東京・渋谷ヒカリエホールAにて、7月9日(金)~8月28日(土)まで開催される。

7月8日(木)に行われた「スタジオドラゴン 韓ドラ展」プレス内覧会を取材。展示の様子を写真たっぷりでお届けする。

韓国のドラマ界に旋風を巻き起こす「スタジオドラゴン」展覧会を世界初開催

『愛の不時着』、『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』、『シグナル』、『知ってるワイフ』、『ボイス』、『サイコだけど大丈夫』など号泣必至のラブストーリーやヒューマンドラマ、壮大なスケールのサスペンスなど、高いクオリティの大ヒット作品を手掛け、新時代を迎えた韓流ドラマブームを牽引するスタジオドラゴン社。

今回の展覧会では、アジアだけに止まらず世界を席巻するスタジオドラゴンの躍進の秘訣を探るべく、近年代表3作品『ヴィンチェンツォ』、『スタートアップ: 夢の扉』、『キム秘書はいったい、なぜ?』の3作品にフォーカス。韓国のドラマ界に旋風を巻き起こしたヒットメーカーの世界初の展覧会となる。

展覧会は、3作品のブロックに分かれており、五感を刺激し、胸キュン連続間違いなしの展示物やフォトスポットなど、各作品の世界観にどっぷりと“浸れる”コンテンツが用意されている。

『ヴィンチェンツォ』名ゼリフがシャワーのように降り注ぐ!?

最初は、『ヴィンチェンツォ』のエリア。

本作は、冷徹で非情なイタリアマフィアの韓国系イタリア人の顧問弁護士が、ばく大な富と利権を握る巨大組織に正義の鉄ついを下す壮絶な戦いを描き、幅広い層から支持を受けたノワールコメディ復讐劇。

まずは、『ヴィンチェンツォ』の名シーンが流れる巨大スクリーンがお出迎え。ハリウッド大作並みのクオリティ高い映像が目の前に広がり、いっきに『ヴィンチェンツォ』の世界観へ。

その巨大スクリーンでは、ヴィンチェンツォ・カサノ役のソン・ジュンギと、ホン・チャヨン役のチョン・ヨビンからの同展覧会用のオリジナルメッセージも流れ、ずっと作品を追ってきたファンならのっけからテンションアップ!

次に進むと、ヴィンチェンツォの名ゼリフがシャワーのように頭上から降り注ぐフォトスポットも登場。その場所に立つと、上からソン・ジュンギの声が聞こえてきて、まるで自分がドラマの世界の中に入ったかのような臨場感を体験できる。

出演者の直筆サイン入りの台本などをはじめ、ドラマ内で使用されたアイテムや、着用衣装の展示物もたっぷり。

劇中の重要なシーンで着用された衣装を近くで見ると、いっきにそのシーンが蘇ってくるもの。

1話の冒頭から登場し、ドラマのメインの舞台として度々登場する「クムガプラザ」を再現したフォトスポットが。

ヴィンチェンツォと一緒に、写真を撮れるなんて!?ドラマの世界観にバッチリハマりたければ、スーツ姿でサングラスを持参してみてはいかがだろうか。

また、新光銀行とバベルの融資協定調停式で、テ・ホ(ヴィンチェンツォ)がファン・ミンソンに送ったLEDメッセージ、“テ・ホは君を信じている。愛している。”を体感できるスポットも。

ヴィンチェンツォの真横に立てば、まるでこちらを見てほほ笑んでいるような気分に。甘い2ショットが撮れる絶好のフォトスポットだ。

他にも、重要キャラクター「インザーギ」のコーナーや、ドラマ制作秘話が流れるムービーなど、見どころたくさん。

『ヴィンチェンツォ』のスポットは、作品のカラーにあわせて、照明が暗めの落ち着いた雰囲気でより作品の世界観に没入できるはず! 隅から隅まで『ヴィンチェンツォ』ワールドを堪能してみてほしい。

『スタートアップ:夢の扉』サンドボックスカフェ・夢を掛けるロビーを再現!

次は、『スタートアップ:夢の扉』スポットへ。

『スタートアップ:夢の扉』は、韓国のシリコンバレーで成功を夢見る若者たちの成長を描いたハートウォーミング作品ということで、『ヴィンチェンツォ』のスポットとは一変、黄色を基調としたポップなエリアに。

まずは、ソ・ダルミ役のペ・スジ、ナム・ドサン役のナム・ジュヒョク、ハン・ジピョン役のキム・ソンホのオフショットがお出迎え。

そして、中央には、若者たちの青春の夢と甘くて切ない恋を育てた場所、韓国のシリコンバレーことサンドボックスのカフェを再現したコーナーが。

ここでは、『スタートアップ:夢の扉』の名シーン映像や、ペ・スジら3人からの展示会のためだけのオリジナルメッセージが楽しめ、まるで自分もドラマの一キャストになった感覚に。

また、桜の木とダルミとハンチーム長が手紙をやり取りした「巣箱」をはじめ、ドラマ内のアイテム、衣装の展示もたっぷり。

一つ一つを眺めていると、思い出のシーンが蘇えっていき、なかなか次に進めないはず。

夢を掲げるメッシュパネルもあり、ここには、来場者がメッセージを書き込めるそう。その隣には、ラブシーンが写された内照式の巨大なパネルもあり、一緒に写真も撮れる。

このエリアで体験してほしいのが、来場者が自分の“夢”を、ドラマと同じサンドボックス特製メモに書いて貼り付けることができるスポット。

ここに願いを書いて飾ると、成功もロマンスもすべてを手に入れるため前進した『スタートアップ:夢の扉』のキャラクターたちと同様、パワーがみなぎってくるようだ。

『キム秘書はいったい、なぜ?』で胸キュン体験!

最後は、『キム秘書はいったい、なぜ?』のスポットへ。

パク・ソジュンとパク・ミニョンという韓国2大スターが豪華初共演した『キム秘書はいったい、なぜ?』は、ツンデレ御曹司と敏腕秘書の甘い恋の“駆け引き”を描いた胸キュンラブコメディ。

ラブコメということで、ピンクを基調にした同作品のエリアに入ると、早々にユミョングループ副会長のイ・ヨンジュン(パク・ソジュン)と、秘書を務めるキム・ミソ(パク・ミニョン)のラブシーンが目に飛び込んできて、気持ちはいっきに胸キュンモードに!

巨大スクリーンには、『キム秘書はいったい、なぜ?』の名シーンやパク・ソジュンとパク・ミニョンからの展示会のためだけのオリジナルメッセージが。

エリア内には、オッパ日記やキム秘書のデスクコーナー(ポストイット)、ぬいぐるみなども飾られたキム秘書の一人暮らしのお部屋など、ドラマで実際に使用されたアイテムの展示がズラリ。

そんな中で、一番のポイントは、なんといってもフォトスポット。

御曹司のイ・ヨンジュンにクローゼットで膝抱っこをされ、まるでキム秘書になったかのような体験を出来る胸キュンフォトスポットは、胸キュン必至!

また、ラブシーンに沿ったフォトスポットも充実。キム秘書の代わりにイ・ヨンジュンのネクタイをつけてあげたり、結婚式を体験できやりと、撮り方次第で、さまざまな胸キュン写真が撮れるはず!ドラマファンなら、ついついニヤケてしまうコーナーに違いない。

韓ドラOSTの名手・Gaho会場限定音楽ライブも上映!

さらに、圧倒的歌唱力で、数々の韓国ドラマを彩るOST(オリジナルサウンドトラック)アーティスト・Gaho(ガホ)よる、韓ドラ展会場限定音楽ライブ上映も。

Gaho自身が歌う「スタートアップ」の主題歌を始め、スタジオドラゴンの人気ドラマから選りすぐりの名曲が楽しめる。

【セットリスト】
・「Running」(Gaho『スタートアップ:夢の扉』主題歌)
・「Here I am again」(ペク・イェリン『愛の不時着』OSTより)
・「You’re Cold」(Heize『サイコだけど大丈夫』OSTより)
・「I’m always by your side」(ジョン・パク『ヴィンチェンツォ』OSTより)
・「It’s you」(チョン・セウン『キム秘書はいったい、なぜ?』OSTより)
・「Start over」(Gaho)

韓国ドラマファンなら一度は聞いたことのある名曲揃いで、いっきにドラマの世界にワープできるはず。

韓国で流行しているお土産スイーツや、作品のグッズも。ぜひ、韓国の雰囲気に触れつつ、どっぷりと韓国ドラマの世界につかってみて。

最新情報は公式サイトにて。