EXITがMCを務める『EXITV~FODの新作・名作をPon!Pon!見せまくり!!~』が、毎週木曜25時25分よりフジテレビで放送中。
ゲストと一緒にFODで配信中のコンテンツについて語りながら、楽しく紹介していくトークバラエティ番組だ。
8月12日(木)放送回のゲストには、“チャラ男の先輩”藤森慎吾が登場した。
家族に会いに行った兼近大樹と、その間1人でイチゴ狩りをしていたりんたろー。
冒頭のフリートークでは、現在開催中の、全国13ヵ所をEXITが盛り上げる「萎えぽよエリアぶちアゲ活性化ツアー」について盛り上がった。
過疎地を盛り上げようというコンセプトの今回のツアー。北海道では2ヵ所(大樹町・比布町)を回り、「“お笑い初めまして”が8割」「赤ちゃんから、おじいちゃん、おばあちゃんまで」というバラエティ豊かな客層に対して、「ほぼ新ネタで挑んだ」という。
兼近は、「お笑い好きしか笑わないようなネタを仕込んで乗り込んだ」と語るも、実際には「おじいちゃんとかが、腕組んだままずっとこう」と、年齢層の高い観客の様子を再現すると、りんたろー。は爆笑。
会場の雰囲気を「ヤバい」と思った2人が、1本目のネタをやり、その後のネタは全部ボツにして「前説をやりました」と臨機応変に対応したと振り返ると、りんたろー。は、「アンケートでは『前説のところが一番よかった』って書かれていた。それネタじゃない」と笑っていた。
北海道ツアーの合間に兼近は家族に会いに行ったそうで、りんたろー。は、「家族がライブに来ればいいのに、『私たちが行ったら他の人が見れなくなる』って(言っていた)。難しい家族」と、気遣いを見せる兼近の“DNA”を感じたと語る。
そして、兼近が家族に会いに行っている間にりんたろー。は、「1人でイチゴ狩りをしたり、スムージーを飲んだり、自治体の人と写真を撮ったり」と北海道を満喫したと語るが、2人を追っていたYouTube用のカメラとスタッフが兼近側について行ってしまい、「1台も俺のところにカメラが来ていなかった」と、ぼやいていた。
EXITの登場に震えた!チャラ男のパイセン・藤森慎吾の本音
続いてゲストの“チャラ男のパイセン”藤森が、「どうもです、ごぶさたでぇ~す!」とノリノリで登場すると、「全開の藤森さんで来てくれるんすね」と、EXITは大喜び。
藤森は、板付き(予め収録場所にいること)ではなく、「チャラ男は裏から出てきて『イェイ、イェイ、イェーイ!』で仕事が終わり」としたかったと語り、チャラ男にとっていかの最初の盛り上げが大事かを熱く語る。「チャラ男は腰据えたら終わり」とアドバイスをして笑いを誘った。
りんたろー。から「僕らが出てきたとき、どんな印象でした?」とぶっちゃけ質問が投げかけられると、藤森は「そりゃあ商売あがったりですよ」と本音を明かし、EXITの登場に「コンビの2人ともチャラい、震えた」と語った。
そして、「逆に新たなチャラ男キャラが登場したらどうしたらいいのか」と、りんたろー。が真剣なトーンで聞くと、「僕が明確にチャラ男キャラを始めたのが28歳のとき」と振り返り、「チャラ男に年齢は関係ない」と名言を繰り出す藤森。「EXITには漫才もあるし、ボキャブラリーもあるし。俺は『かわうぃーね』1本でやってきたから」とりんたろー。と兼近を称賛した。
藤森vsりんたろー。 木村拓哉なりきり対決!
ゲストの「マジでラブいFOD作品」を紹介するコーナーでは、映画「HERO」(2007年)の魅力を藤森が語った。
「HERO」は、2001年に木村拓哉主演で放送された大ヒットドラマの映画化作品。型破りな検事・久利生公平が、同僚が起訴したある事件の裁判を任されるが、その事件の裏にはある大物政治家の姿があった…。久利生に最大の危機が訪れるという物語。
藤森は、作品のラブみポイントを「木村拓哉がとにかくカッコいい!」と紹介。「木村さんの髪型、ファッション、セリフ、そういう一挙手一投足を絶対に見逃さない」と、木村のビジュアルに影響されまくっていたという藤森は、「木村さんがドラマをやる度に自分もビジュアルを変えていた」と“木村拓哉ファン”としての目線を熱弁。同じく影響を受けていたりんたろー。と盛り上がりを見せる。
ここで突然、「藤森vsりんたろー。 木村拓哉なりきり対決!」を開催。木村拓哉を愛する2人ならどんな場面でも“キムタクのような男前な神対応”ができるはず!ということで、藤森とりんたろー。のどちらの対応が木村拓哉っぽいのかを、同じく木村拓哉ファンの『EXITV』河上チーフディレクターがジャッジをすることに。
対決の設定は「ドラマの撮影で、ロケ場所が押さえられていないことが発覚。監督からミスを責められている助監督の元に行き“男前な一言”」で勝負をする。
まずは、藤森が木村役、りんたろー。が助監督、兼近が監督役で対決スタート。兼近からミスを責められ続けるりんたろー。の前に、「ちょ、待てよ」とサングラスをかけた藤森が登場し、ゆっくりとサングラスを外して近づいてくると、「助監督のミスはチームのミス、だから俺からもあやめりま…謝らせてください」と大事な部分を噛んでしまう。
笑いをこらえながら兼近は、「木村さんに謝ってもらっても意味ないよ」と突っぱねると、藤森は兼近の背後に回って兼近をバックハグ。「俺じゃダメか?」とささやき、『あすなろ白書』(フジテレビ系)で木村が見せた“あすなろ抱き”と名セリフで締めた。
兼近から「ダメでしょ」と指摘されると、木村が出演したドラマ「『グランメゾン東京』(TBS系)の時のサングラス持ってきてたのにさ」と、今回の対決に対する本気度を見せていた。
続いては、りんたろー。が木村役、藤森が助監督を演じる。背後から「なんかモメてる感じ?」とゆっくり近づいてきたりんたろー。は、助監督のミスについて話しを聞くと、遠くを見て「あー、でもいい波きてんじゃん」とつぶやき、「撮影は待ってくれるけど、いい波は待ってくれないよ」と遠方を指して話題を逸らして終了。
「撮影を止めて、みんなでサーフィン行っちゃおうっていう木村さんなりのね」と藤森は理解を示したが、果たして河上ディレクターのジャッジは…?河上ディレクターは「藤森さんです」と勝者を決定し、「あすなろ抱きが良かった」と理由をコメント。
りんたろー。は兼近から、「負けたほうは『キムタク好き』を2度と名乗らないでください」と釘を刺されていた。
アフレコで「EZ DO DANCE」!?
マンガをこよなく愛する兼近が、FODで配信中のマンガにアフレコをつけて世の女子たちを「キュン♡」とさせちゃう「かねちーに“キュンです♡マンガ劇場」のコーナーでは、「悔しいけどキミが好き」(吉永ゆう/小学館)に挑戦することに。
「悔しいけどキミが好き」は、性格が正反対な大学生カップルの莉緒と剛の恋模様を描いたラブコメディ。ワガママ俺様で女好きのチャラい剛は、ウソをついて女友達と遊んだりデートも平気でドタキャン。莉緒は不満ばかり募る最悪の彼氏を結局許してしまう。今回は、あてつけで合コンに参加した莉緒を剛が連れ戻し2人きりになったときの胸キュンシーンをアフレコしていく。
まずは、剛役を兼近、莉緒役をアシスタントの岡本莉音が演じることに。剛に対して文句を言いながらも「それでも剛が好きだからだよ」と告白する莉緒に対して、兼近は「分かってるYO!」「これからもぜってー離すつもりねえし!イエェア!」とチャラい節回しで演じ、りんたろー。から強制終了されると、「DJ KOOです!」と叫んで笑いを誘っていた。
続いては藤森が、ささやくようなイケボで剛を演じ切ると、「これこれ!」とスタジオのりんたろー。と兼近からも大きな拍手が。アフレコを終えた藤森は「EZ DO DANCE!」とその声援に応えてノリノリの笑顔を見せると、隣の岡本に対して「莉音ちゃんも良かったよ」と共演者への気遣いを見せ、さらなる称賛を得ていた。
番組の最後には、EXITから藤森へガチ相談が行われた。チャラ男になりたての頃に藤森から“チャラグッズ”のカバンや服をたくさんもらい、そのカバンをもう4年近く使い続けているという兼近は、「ボロボロすぎてそろそろ捨てたいなって」と、相談ではなく報告をした。藤森はそこまでカバンを大事に使ってもらったことに感激し、「じゃあ買いに行きましょうか?チャラ男の継承は経費で落ちますよね」と喜んでいた。
次回は、8月19日(木)25時25分から放送予定。ゲストには引き続き藤森慎吾が登場する。