10月6日(火)21時より、福士蒼汰主演、フジテレビ系5週連続特別ドラマ『DIVER-特殊潜入班-』第3話が放送される。
福士が演じる主人公の黒沢兵悟が秘密裏に結成された「潜入捜査官チーム」(通称“D班”)の一員として、犯罪組織に潜入して情報や証拠をつかみに行く、ともすれば命を落としかねない特殊な捜査に挑む物語。
第3話では、謎の連続誘拐事件が発生し、D班の班長・伊達(安藤政信)のひとり娘にも魔の手が及ぶ。警察が事件の捜査に動き出すための証拠を見つけるべく、D班に情報を取りに行くよう命じるが、兵悟(福士蒼汰)は、「あんたの個人的な騒動に巻き込まれるなんてごめんだ」と協力を拒否。そんな中、覆面男たちが伊達の家を襲う…。
組織犯罪対策課であり、D班の班長でもある伊達の過去、そしてひとり娘・亜紀との親子関係が描かれる。
安藤政信「普通に考えると、このくらいの年齢の娘がいても当然ですよね」
「高校生の娘がいるという父親役は初めてです」と話す安藤。「普通に考えると、このくらいの年齢の娘がいても当然ですよね。娘役の宮野陽名さんも、すごくかわいらしくて。現場に入って撮影を重ねる中で、芝居も上手になっているような気がしましたね」と、彼女の成長を感じていたという。
「伊達という男は、犯罪をなくすために命をかけている、とまっすぐに言える男です」という安藤は、熱血刑事として全力を注ぐ一方で、“父親として”の伊達に対し「どうして娘と心の距離が離れていったのか。娘のことを本当は大切に思ってはいるけど、うまく言えないタイプだと思う。でも、随所で娘への想いは出ているように思います。『娘に危険な思いをさせられるわけないだろ』とか、娘が寝ている時に、佐根村(野村周平)に漏らす本音の部分とか。そこに伊達の本当の姿が出るだろうなと、撮影前から気合いを入れていました」と、役作りに向けて意識していたことを明かした。
宮野陽名「安藤さんは、とてもやさしくて笑顔が素敵な方」
娘・亜紀を演じるのは、今注目の若手女優・宮野陽名(みやの・ひな)。宮野は、父親役の安藤について「1、2話での伊達は、クールで落ち着いていてすごくかっこいいのですが、3話はお父さんとしての一面が見られるので、これまでとは違う印象になっていると思います。撮影中にぶつかってしまった時にも、安藤さんがすぐに『大丈夫だった?』と気にかけてくださって、とてもやさしくて笑顔が素敵な方でした」と印象を語る。
また「絶叫するシーンが多かったのが大変でした。“怖い”というだけではなく“不安な気持ちも入り混じった怖さ”なので、どう表現すればいいのかとても迷いました。監督にアドバイスをいただきながら、自分なりに演じたので、どんな仕上がりになっているか楽しみです」と撮影を振り返った。
福士蒼汰&野村周平の印象は!?
さらに、安藤は同じD班に所属する兵悟と将を演じる、福士蒼汰と野村周平に対し「蒼汰は、すごく完璧主義者だな、と感じました。すべての言葉や行動を完璧に知り尽くしてやりたい、という意欲を感じました。周平は、正直で人間味があっていいやつだな、可愛らしいやつだなって感じましたね。2人とも同い年で、全然雰囲気は違うけど、気持ちの良い人たちだと思いました」と、コメント。
安藤「全員で神経を注いだ作品です」
『DIVER-特殊潜入班-』は、全編神戸を中心に関西で撮影された。安藤は、「撮影の合間にも、大阪の天王寺や鶴橋を散歩しながら、関西の空気を満喫しました。この土地と合う気がしています」と語る。続けて「コロナで現場が一変して、いろんな制限の中で芝居をやらなければいけない中で、出演者もスタッフも全員で、暑くて、倒れそうになりながら神経を注いで作った作品です。視聴者の方々には、大事に見てもらいたいですね。『ここも素敵だと思った、あれもよかった』と、話しながら何度も見てほしいです」とコメント。
さらに、伊達の娘役を演じた宮野も「第3話は、家族の温かさを感じることができる回だと思います。D班のみなさんのヒヤヒヤする潜入捜査をぜひ楽しんでください」とアピールした。
ドラマ公式Twitterでは、リアルタイム視聴者参加型企画も!
ドラマ公式Twitterでは、リアルタイム視聴者参加型企画として、「#ドラマDIVERに質問」企画を実施する。第3話放送開始から、22時20分までの80分間、第3話に関する質問を募集。
「#ドラマDIVERに質問」のハッシュタグをつけたツイートの中から選ばれた質問に対し、キャストが、公式Twitter上で回答していく(回答は翌日を予定)。
<第3話あらすじ>
神戸の中華街で、男が背後から何者かに刺されて死亡した。被害者の飯島洋介(梅原勇輝)は、8年前、遊ぶ金欲しさに高級住宅街に住む女性と幼い子どもを殺害。
当時、警視庁で捜査の指揮をとっていた伊達(安藤政信)が飯島を逮捕したが、飯島の親族が警察関係者の天下り先企業の重役であることから、警察は殺人の証拠を捏造(ねつぞう)。飯島は減刑されていた。
飯島がなぜ殺されたのか、一抹の不安を抱いている伊達のもとに、「8年前の事件関係者の家族が相次いで誘拐されている」と情報が入る。D班のホワイトハッカー・宮永壮一(浜野謙太)が調べたところ、判決を下した裁判官、減刑に導いた弁護士、そして真実を隠蔽(いんぺい)した警察に対し、闇サイトで高額な懸賞金がかかっていた。そして、ターゲットとして伊達の名前も挙げられていた。
ひとり娘の亜紀(宮野陽名)の身にも危険が迫っていると、伊達が警察による警護を望むも、阿久津(りょう)は、「証拠がない」と非協力的な態度を見せる。警察が事件の捜査に動き出すための証拠を見つけるようD班に命じるが、兵悟(福士蒼汰)は、「あんたの個人的な騒動に巻き込まれるなんてごめんだ」と協力を拒否。そんな中、覆面男たちが伊達の家を襲い…。
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