役所広司主演映画「すばらしき世界」トロント国際映画祭でワールドプレミア上映!
9月10日(カナダ現地時間)、映画「すばらしき世界」のワールドプレミア上映が、第45回トロント国際映画祭で行われ、西川美和監督と主演の役所広司がリモート参加した。
新型コロナウイルス感染症拡大影響により世界中の映画祭が規模縮小を余儀なくされる中、同映画祭ではコロナ禍の試みとして、ソーシャルディスタンスを守った劇場、ドライブインシアター、野外やインターネット上での作品上映をし、レッドカーペットや記者会見はバーチャルで行われている。
出品作品数も例年の1/4程度に絞られる中で非常に狭き門を突破し、正式出品作品として選出された「すばらしき世界」は、英題“Under The Open Sky”としてワールドプレミア上映。
いちはやく本作を鑑賞した現地のメディアからは、「師である是枝裕和を継ぎ、西川美和が脚光を浴びる時が来た」「誰もが語らずにはいられなくなる。まさに“今”が描かれた物語」「長い間観客の心に残り、賞レースにも名を連ねる作品になるだろう」といった称賛の声が次々と上がっている。
西川監督「憧れの役所広司さんにオファー」
西川監督が、初めて、実在の人物をモデルとした原案小説「身分帳」をもとに、その舞台を約35年後の現代に置き換え、徹底した取材を通じて脚本・映画化に臨み、北海道・旭川刑務所で実際にロケ撮影も行われるなど法務省矯正局の協力も得た本作。
本映画祭のリモートインタビューで、西川監督は、「いつか役所広司さんを主役において映画を撮れないかということは、考えてまいりました。原作を読んで1年くらいは取材をしながら、どういうキャラクターにしていくか考えていく中で、憧れの役所広司さんにオファーを入れてみるべきときじゃないかと一念発起しました」とキャスティング理由を明かした。
役所は演じるにあたって、「クランクインまでにこの男はどういう男かつかめなくて…。1シーン1シーン撮っていく、撮影したものが次の撮影するシーンのヒントとなって少しずつ三上(演じた役)という男に近づいていく感じがありました。あとは、ミシンの練習を一生懸命やりました」とのユーモラスな回答に西川監督も笑顔を見せた。
<ストーリー>
下町の片隅で暮らす短気ですぐカッとなる三上(役所)は、強面の見た目に反して、優しくて真っ直ぐすぎる性格の男。しかし彼は、人生の大半を刑務所で暮らした元殺人犯だった――。一度社会のレールを外れるも何とか再生したいと悪戦苦闘する三上に、若手テレビマンがする寄り、ネタにしようと目論むが…。三上の過去と今を追ううちに、逆に思いもよらないものを目撃していく――。
映画「すばらしき世界」は2021年2月11日(木・祝)全国公開。
©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画
最新情報は、映画「すばらしき世界」の公式サイトまで。
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