北村匠海プロポーズは「ドキドキな瞬間でした」石井杏奈と新CMで夫婦に！

めざましmedia編集部

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日本たばこ産業株式会社（以下：JT）の企業広告「想うた」シリーズの最新作「夫婦を想う」篇が、9月11日（金）より全国で放映が開始。前シリーズで恋人同士だった北村匠海、石井杏奈が演じる男女が結婚し、夫婦となった姿が描かれる。

シリーズ開始から3年目「想うた」シリーズは、「違うから、人は人を想う」をテーマに展開しており、第6弾となる本作で描かれるのは「夫婦」だ。

同シリーズで遠距離恋愛中のカップルだった北村演じる村上優人と石井演じる二宮遙が結婚し、夫婦として新婚生活をスタートさせる。しかし、お互いのことを何でも知っているつもりでも、多くの違いがあることに気づく2人。ぶつかったり、すれ違ったりしながら、認め合い、補い合うことで心豊かな日々を歩んでいけるというストーリー展開となっている。

ささいな習慣の違いが気になりケンカをした2人が、電話で仲直りをするシーンの撮影は、完全にアドリブで撮影されたのだとか。スタッフからの「今までお2人が演じてきたことを思い出して、会話を続けてください」とのお願いに、リアルなお芝居で応えた2人。

さらに、引っ越しのシーンもほぼアドリブだったといい、シリーズを3年続けてきたからこそのコンビネーションで、本当の新婚夫婦のような楽しげに演じていたという。

＜北村匠海・石井杏奈コメント＞

――「想うた」シリーズも本作で第6弾。今回のストーリーを聞いた際の率直な感想を教えてください。

北村：約3年かけて演じてきた1人の青年が幸せに向かっていくストーリーだったので、すごく感慨深さがありました。

石井：幸せな気持ちになりました。一緒にいられること、ケンカができること、思いやりを持てること、生活していくなかで当たり前に芽生えていた一つ一つの感情にさえいとおしさを感じ、たくさんの幸せを受け取りました。

――完成したＣＭを見た感想を教えてください。

北村：改めてとってもステキなシリーズに関われているなと思います。ひとのときを想うなかで感じる、いろんな愛の形や、今回のように身近で一番大きくて愛らしい愛の形に触れることができて良かったです。石井さんとの自然な掛け合いが心地よかったのを思い出しました。

石井：とてもステキで感動し、改めてこの作品への好きという気持ちがあふれました。同じ時を過ごすようになってからのお互いの気持ちと、音楽との重なりが心地良くて何度も見ました。見るたびに想いが強くなる作品です。

――撮影時、特にこだわった部分や意識・工夫したところ、苦労された点を教えてください。

北村：石井さんとは昔共演して以来、気心が知れている仲なので、何気ない自然なアドリブや、当たり前の日常を意識しました。全編アドリブなので、楽しさもありながら難しさも感じました。

石井：その時に作り出される空気感や会話のなかで笑ったり、怒ったり、悲しんだり、一つ一つの感情に我慢をせず思うままに表現することを意識しながら挑みました。2人での会話は本番で初めて繰り広げられるため、その場で感じたことを口に出していくので、ケンカのシーンなどは頭と心が追いつかない時は言葉が紡げず、難しいと感じる箇所もありました。

――「愛する人を想う」篇から約1年半と石井さんとの撮影は久しぶりとなりましたが、撮影現場の雰囲気はいかがでしたか？前作の撮影から変わったことはありましたか？

北村：久しぶりの共演でしたが、特に変化を感じず、安心感のある石井さんとの撮影だったのでリラックスして撮影に臨めました。2人だからこそできる緩やかで温かい物語を描けたかなと思います。

石井：前作は1人でのシーンが多かったですが、本作は2人でのシーンが多かったため、いろんな感情を2人で作っていく過程にとても新鮮さを感じました。北村さんは、いつどんな時にお会いしても変わらず大きな心で受け止めてくださるので、その優しさや穏やかさに甘えさせていただき、とても居心地よくお芝居ができました。

――今回プロポーズをする、受ける演技をしてみての感想はいかがですか？

北村：2人ともドキドキな瞬間でした。自分に置き換えてみると、震えて言葉が詰まるほどでした。結婚という決断がいかにいとおしくて、大きなものか感じられました。

石井：経験したことがなく、想像で感情を生むことしかできないなかで、いざ対面した時に一気に押し寄せる緊張感や受け止める言葉の大きさに、心臓がずっと激しく動き、感じたことのない気持ちになりました。

――今回のストーリーは、一番身近な存在の人との違いを認め、想い合うことの大切さを描いた作品です。人との距離感が変わりつつある昨今ですが、身近にいる人に対して、ご自身で変わったことや気づいたことはありましたか？

北村：物理的な距離が離れている分、心の距離は近くに感じたいなという思いが芽生え、伝えたいことはちゃんと伝えたり、「会えるしいいか」という感情が当たり前ではなくなってしまったので、たとえ携帯端末上でも思いを素直に言葉にすることの大事さをかみ締めています。

石井：人が持つ愛に敏感になりました。1人でいると、そういうことに触れる機会が少なくなるためより敏感になり、今回の現場でもスタッフの皆さんの優しい言葉や行動に温かい気持ちをたくさんいただきました。撮影は短い時間でしたが、濃く大切な時間となり、今でもその時を思い出すと自然とパワーになり前を向く理由になります。この想いを忘れずに過ごしていきたいと強く思えるようになりました。