“武井壮が向井理になるくらい”味変も！かつお節モミモミで絶品「秋の混ぜご飯レシピ」

全ての画像を見る

肉ばかり食べている武井壮が「週2～3回はイケる！」と絶賛した、簡単すぎる混ぜご飯のレシピとは？

フジテレビ『めざまし8』の人気コーナー、食育インストラクター和田明日香さんによる「和田明日香のだれでもおいしいだいたいクッキング」。11月2日の放送では、秋にぴったりの食材を使った栄養たっぷりの2品が紹介された。

料理を教わるのは「百獣の王」を目指す武井壮。陸上競技の中で最も過酷とも言われる十種競技の元日本チャンピオンで、今年6月には日本フェンシング協会の会長に就任した。普段の食生活は｢肉！肉！！肉！！！｣だという、48歳独身の武井の依頼は…「ひとりで簡単にできてしっかりと栄養素のとれるご飯。これを教えてほしいんですよ！」

＜武井壮が明かす岡田准一の倒し方「『WAになっておどろう』みたいな」＞

和田明日香：大事ですね。五大栄養素、全部入れます。五大栄養素とは、糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルじゃないですか。6個目は、食物繊維も入るんじゃないかっていう説があるので、食物繊維もしっかり入れて、“5＋1”の六大栄養素がとれるレシピを紹介します。

まず一品目はこちら！！

武井：のりッコリーって何だ？

和田：のりとブロッコリーなので“のりッコリー”

「のりッコリー」の材料は、のり・ブロッコリー・水・しょうゆ・みりん。実は、ブロッコリーの切り方に、和田明日香流のテクニックが！

和田：（ブロッコリーの芯の真ん中を）切って手で割くんですよ、そうすると…ブロッコリーをきれいに割ることができます！

武井：うわぁ本当だ！え、すごっ！！

和田からのアドバイスを受け、武井も挑戦。順調にブロッコリーを分けていくが、途中から包丁を使わず素手で…。

和田：すごい･･･握力があるから割れちゃうんだ、手で！（普通の人は）包丁を入れてガイドを作らないと割れないんですけどね。

武井壮の握力は80というから、さすがである！

＜材料＞4人前
のり・・・全形2枚（初摘のものがおすすめ）
ブロッコリー・・・1株
（A）水・・・100ml
（A）しょうゆ・・・大さじ1.5
（A）みりん・・・大さじ1.5

＜作り方＞
1.　ブロッコリーは小さめの小房に切り分ける。
2.　フライパンに（A）と、ちぎったのり、1を順に加え、蓋をして火にかける。（蒸すイメージ）
3.　2分30秒たったら蓋をあけ、混ぜながらブロッコリーにのりを絡める。

和田：ゆでるより、これ蒸しゆでしているので、栄養を流れ出たものも凝縮できるんです。

武井：凝縮できる、ゆで汁に逃げちゃうんじゃなくてそれごと食べちゃえばいいってことね。これ簡単すぎて今日にでもすぐできますね。

和田：武井さんは、お米を研ぐ時は片足でとかスクワットしながら、とかはないんですか？

武井:できるだけ広く足を開いて耐えたりしながらやっています（笑）。結構大事です。

米を研いだら、水を入れ、ムラなくふっくら炊き上がるよう30分浸す。ここでだしをとると思いきや…

和田：かつお節は、具と混ぜた時にお米にもほんのり香りと味がついている方が調和しやすいので袋ごとですね、かつお節をモミモミしてもらって。

武井：かつお節を袋ごとモミモミする！？

和田：普通だったら別でだしを取って、それを冷まして入れるのですが、面倒くさいのでそのまま入れちゃって鰹節ごと食べる！

かつお節が大好きだという武井。細かくしたかつお節と塩を入れて、ご飯を炊く。その後の作り方はこちら。

＜材料＞　4人前
米・・・2合
（A）かつお節（袋ごともんで細かくする）・・・（5g）
（A）塩・・・ひとつまみ
塩さばの切り身・・・1枚
米油・・・大さじ1
お好みのキノコ（しいたけ、しめじ、まいたけ）・・・300〜350g　
（B）しょうゆ・・・大さじ1
（B）みりん・・・大さじ1
ショウガ（細切り）・・・1片
小ネギ（小口切り）・・・2本
（お好みで）大根おろし・・・1パック
（お好みで）カボス・・・1個

＜作り方＞
1.　米は洗って炊飯ジャーに入れ、2合の目盛りまで水を入れる。できればそのまま30分浸水させる。（A）を加えて炊飯する。
2.　フライパンにフライパン用ホイルをしき、サバを焼く。しっかりと焼き色がつくまでじっくりと。
3.　サバを皿にあげて、身を大きくほぐしながら骨をとる。
4.　フライパン用ホイルを捨てて、同じフライパンに米油を熱し、食べやすく切ったキノコを炒める。しっかりと焼き色がついたら（B）を加え、汁気がなくなるまで炒める。
5.　炊き上がったご飯にサバ、キノコ、ショウガ、小ネギを加えて混ぜる。お好みで大根おろしやカボスをトッピング。

武井：最高。栄養素豊富ですね。

和田：そうなんですよ。魚の脂はもう脂質最高ですし、タンパク質でもあるし。キノコはビタミンたっぷり。でこれに食物繊維たっぷりだし。

まずは、のりッコリーから試食を。

武井：いい香り。ブロッコリーのジューシーさがそのまんま残っていて、のりのミネラル豊富な感じが口の中でぶわーっと広がって、これはいいな。

和田：のりのね。のりは偉大ですよ。

続いて、「秋の香ばし混ぜごはん」のお味は？

武井：炊き込んでないから、キノコまずシャキシャキなんですよ。もう、シャキシャキってかむごとに音が鳴るぐらいシャキシャキ！

武井：鯖の身も本当に焼き魚感満載の香ばしさが皮面から出ててシナシナになっていないので、これくらいの手間で、こんな感じに栄養がとれるんだったら、週2、3ぐらいでいけるかも。

和田：本当ですか？まあ、季節のお魚に変えてもらえば、バリエーションも違うと思います。

さらに、和田明日香流の味変が！

かぼすをしぼった大根おろしをのせると、まったく違う味わいに！

武井：うわ！まじか。なにこれ。そんな変わる？ってぐらい変わるねえ？こんな、さっぱりする？この状態が武井壮だとしたら、これを乗せたらもう向井理ですよ。

手間がかかってしまう料理でも、“だいたい”でよりおいしく簡単に作ることができる和田明日香のレシピ。旬の素材をたっぷり取り入れながら、五大栄養素も逃さない！今のシーズンにピッタリの献立が完成した。