岡田将生&薬丸翔、同級生から義兄弟に!
11月13日(土)、映画「聖地X」の大ヒット祈願イベントが東京・銀座の東映本社屋上で行われ、主演の岡田将生、共演の川口春奈、薬丸翔が出席した。
本作において義兄弟を演じた岡田と薬丸だが、実は2007年に放送されたドラマ『生徒諸君!』(テレビ朝日系)でクラスメートを演じた間柄。
岡田が「17歳のとき、初めての学園ドラマで薬丸くんと共演したのですが、13年ぐらい経ってこうしてまた一緒にお芝居できたことが単純にうれしい。当時のことを思い出しながら、大人になった僕たちが、変わらずいい関係性で一緒に映画を作ることができた」と告白。
薬丸も「衣装合わせで久しぶりに会ってしゃべって、『よかった、何も変わってないね』みたいな話を2人でしたんです。安心して韓国ロケにも臨めそうと思いました」と、再会の感想を語った。
そして、川口と薬丸も、2018年に配信されたWebドラマ『しろときいろ~ハワイと私のパンケーキ物語~』で共演した仲。
薬丸は「その作品では、明言はしていなかったのですが恋仲になっていくみたいな関係だった。今回、初っ端から僕が演じた滋が風俗につぎ込んで、離婚しそうになる夫婦の役でしたので、つながりがしっかりできちゃってるな」と苦笑いを浮かべた。
韓国ロケは語学が堪能な薬丸が通訳として大活躍
また、すべて韓国で撮影された本作に話がおよぶと、岡田は「韓国は、日が暮れると何かが起きそうな空気感が漂ってくる」と明かしつつ、「タクシーに乗ったら運転手さんが『日本のアニメが好きなんだ』などと話をしてくださって、とてもフレンドリーに韓国になじめた」とスマイル。
川口は「ただただ楽しくて、おいしかった。みなさんやさしいし、めちゃくちゃ幸せな1ヵ月で、戸惑ったり、ビックリしたりは何もなかったです」
合間には3人で食事へ出かける機会も多かったそうで、川口が「『これが食べたい』って言うと2人がすぐに調べてくれて。私は道もわからないから、完全に妹キャラでした」と振り返ると、岡田が「薬丸くんは英語が得意なので、向こうの方とコミュニケーションをとってくれた」
川口も「やっくんがいてくれて、本当に助かった」と、楽しそうな韓国ロケの様子を明かした。
そんな作品がいよいよ来週19日に公開・配信となるが、現在の心境を問われると、薬丸が「2年前に撮影した作品ですが、日本でも世界でも状況が変わって、公開すらも心配していました」ともらし、「形容しがたい作品になったと僕は思っているので、いろんな人に観ていただいてその感想を聞かせてもらえたらうれしい」とアピール。
川口は「今はとにかく公開できることがうれしい。いろんな要素がてんこもりで、説明しがたい映画ではあるんですけど、ビックリする、衝撃的、怖い、おもしろい…などいろいろな感想をもっていただける奥深い作品」
岡田は「入江悠監督と僕たちで作った映画をようやく皆さんに観てもらえるということで、日が経つにつれてどんどん緊張とうれしさが入り混じってくるのですが、大いに裏切ってくれる作品になっていると思うので、多くの方に観ていただきたい」と、呼びかけていた。
映画「聖地X」は11月19日(金)劇場・配信/同時公開。
配給:GAGA、朝日新聞社
©︎2021「聖地X」製作委員会
最新情報は、映画「聖地X」公式サイトまで。