12月4日(土)、猪塚健太がパーソナルブック awesome! Special Edition 猪塚健太「Special Thanks」の発売記念イベントを開催。そのイベント直前に取材会が行われた。
パーソナルブック awesome! Special Edition 猪塚健太「Special Thanks」は、デビュー15周年を迎えた猪塚のさまざまな表情を切り取った撮りおろしグラビアに加え、幼少期から現在までを振り返るロングインタビュー、竹財輝之助をはじめ猪塚とかかわりの深い人物との対談などが盛り込まれた1冊。
猪塚はまず、「パーソナルブックを作ることになり、何を伝えたいか考えたときに、35年間生きてきて、15年間俳優という仕事をさせてもらえたのは、やはり支えてくださる皆さんのおかげだなということ。それが伝わるタイトルにしたくて『Special Thanks』にしました」と、タイトルに込めた思いを説明。
続けて、「ただの『ありがとう』ではなく、一緒にやってきたんだよという気持ちを込めました。一方的に感謝を伝えるだけではなく、『皆さんと一緒に僕は頑張ってます』という思いも込められて、いいなと思っています」と、満足感をにじませた。
お気に入りのカットを聞かれると、セクシーをテーマに撮り下ろされた“黒健太”の中から1枚と、今井隆文との対談の際に撮影された青空をバックにした1枚をセレクト。
“黒健太”のショットに関しては、「これは写真集の最後のほうに見開きで掲載しているのですが、迫力がありますよね。この本の最初の撮影だったので、『始まりましたよ』という意味でも思い出があって気に入っています」と、解説。
青空バックの写真に関しては、「今回、全編を通して天気に恵まれまして。青空がキレイなところと、この写真は奇跡的に僕の肩にちょうちょが止まっているんです。奇跡が重なっていい写真だなと思うので、注目してほしいです」と、笑顔で語った。
幼少期を振り返るロングインタビューでは、当時の写真も多数掲載。その写真は愛知県の実家に戻り、自ら選んだものなのだとか。コロナ禍だったこともあり、2年ぶりの帰省となった猪塚は、「上京してきてから、2年も帰らなかったことがなかったので、(今回久しぶりに帰省して)本当に泣きそうになりました」という。そんな中で、家族とともに写真を選び「ほっこりした気分になった」と笑顔で語った。
また、父は猪塚の芸能活動を応援し、周囲にも自慢をしているのだとか。その父は周囲から「いいね、息子さんはかっこよくて」と言われると、「俺も昔は、かっこよかった」と語るものの信じてもらえずにいたそうで、「今回、父の若かりし頃の写真をどうしても入れたくて、掲載しています。『どや!イケメンでしょ!』ということで、親孝行がちょっとはできたかな(笑)。この写真集を掲げて(また周囲に)自慢してほしいです」と、照れ臭そうに話した。
3年続いた「ポルノグラファー」シリーズで共演した竹財との対談ページに関しては、「今までできなかった話もできましたし、かわいい一面というか、素に近いところも出せたのでは」と、自信の表情。「ドーナツを使った写真は絶対に撮りたかったのですが、暑い日の撮影だったのでチョコがドロドロに溶けてしまって(笑)。それも気にせず笑顔で対応してくださって。本当に素晴らしい先輩、兄貴、戦友というか、これからもお世話になりたいなと改めて思いました」と、裏話を交え、竹財への思いを明かした。
最後に来年の抱負を聞かれると、「舞台が2年ぶりにあるので頑張ろうと思っているのと、来年もまだまだ発表できていない映像作品が控えておりますので、そこを楽しんでいただきつつ、一つでも多くの作品をお届けできるように頑張っていきたいなと思います」と、力強く語った。
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