ニッポン放送とストーリーレーベル「ノーミーツ」が共同で企画する、オールナイトニッポン55周年記念公演 「あの夜を覚えてる」に出演する全キャストが発表されました。
この公演は、配信型の演劇作品で、ニッポン放送の館内を舞台に役者が演じ、その様子が生配信されます。ダブル主演は千葉雄大さんと髙橋ひかるさんの2人。
総合演出はテレビプロデューサーの佐久間宣行さん、プロデューサーはニッポン放送エンターテインメント開発部の石井玄さん、脚本・演出はノーミーツの小御門優一郎さんが務めます。
主題歌は「オールナイトニッポン」のパーソナリティも務めるアーティストCreepy Nutsと、YOASOBIのコンポーザーとしても活動するAyaseさん、ボーカルikuraとしても活動する幾田りらさんがコラボして手掛ける、“ラジオ好き” が集ってつくるラジオを愛する方々に向けた公演です。
主演以外のキャストは、12月に実施したメインキャストオーディションで決定。約1,500人のラジオ好き・演劇好きの中から選ばれたのは、吉田悟郎さん、山口森広さん、工藤遥さん、入江甚儀さん、鳴海唯さん、山川ありそさん。
さらに「三四郎のオールナイトニッポン 0(ZERO) 」のパーソナリティを担当する相田周二さんの特別出演も決まり、 9人のメインキャストで公演されます。
チケットの先行販売に合わせ、この公演のために撮り下ろしたポスタービジュアルも公開されました。チケットの先行販売では、「佐久間宣行と石井玄のOJISANS RADIO」と「あの夜を覚えてるができるまで~スペシャルメイキング~」の2つの映像特典が付いた特別なチケットも用意されているそうです。
全キャスト コメント「なぜ選ばれたのかわからない」
千葉雄大さん
なぜ僕が選ばれたのかわかりませんが、気持ちをちょっぴり知っているような気がします。
緊張しますが、素敵なみなさんとの共同作業、めちゃくちゃワクワクしてます。
髙橋ひかるさん
今回の配信舞台、自分にとって新しい試みでワクワクが止まりません。ドラマとも舞台とは少し違う、臨場感、リアル感。ラジオの魅力、完全濃縮です。ラジオを愛する皆さんと、ニッポン放送から最高の舞台をお届けいたします!
吉田悟郎さん
学生時代からずっと聞いてきたオールナイトニッポン。わけもなくしんどい時、なんだか人とうまくいかない時、ラジオをつければパーソナリティやスタッフさんが当たり前のように仲間に入れてくれている気がしました。
ラジオのおかげで乗り越えられた夜がたくさんあります。ラジオのおかげでたくさんの出会いもありました。今回、この作品の仲間に入れてもらえることになり、夢のようです。
多くの方々のラジオへの思いを感じながら、これからもラジオがリスナーの側にあり続けることを願って、感謝を込めて精一杯務めます。
山口森広さん
「ニッポン放送 × ノーミーツ × 佐久間宣行 」 この夢のような掛け合わせに、胸が高まらずにはいられません。ましてや実際のニッポン放送の社屋を舞台にした生配信演劇だなんて、絶対面白いことになるに決まっています。
今から公演当日のことを考えると、武者震いが止まりません!いや、ごめんなさい。ひょっとすると、ガクガクと緊張で震えているのかもしれません。
生配信、何が起こるかわかりません。きっとトラブルや色々と大変なことも起こるでしょう。しかし、それも含めて全部、思いっきり楽しみたいと思います!ラジオ好きな方も、演劇好きな方も、映画好きな方も、たまたま見てくださった方も、いろいろな方々に楽しんでいただけるよう頑張ります!
工藤遥さん
私の声は特徴的で、かなり低い自覚があります。マイクを通して聞こえてくる自分の声があまり好きではありませんでしたが、ラジオを始めてから「聞き心地がいい」など思いもよらぬ感想をいただくことがありました。
今作のように、私もラジオを通して救われた経験があります。いくつもの夜をオールナイトニッポンと共に越えた皆さまに、精一杯お届けしたいと思います。
入江甚儀さん
ここ数年、日常の生活音が割り込む隙もないほど、ラジオを纏ってすごしておりましたオールデイズニッポンな小生の目に飛び込んで来た企画が、正に「あの夜を覚えてる」でした。
初見は主演お二人だけが舞台に立つ企画だと勘違いし、羨望の目を向けることしか出来なかった自分に、今作のオーディションが舞い込んで衝撃が走りました。
役作りを兼ねて今では着実に?一端のハガキ職人です。役に恥じぬよう、「あの夜を覚えてる」 当日までに電波の波に乗れたらなと思います。兎も角も素敵な作品を皆さまにお届けできるように頑張ります。
鳴海唯さん
オールナイトニッポン55周年記念作品という、素晴らしい作品に参加させていただけること、本当に光栄です。この作品はラジオと共に成長していく人々の人間模様が描かれるので、自分自身もこの作品と共に成長できるよう、そして、ラジオ制作の裏側を覗き見するような、そんなリアルな体験を皆さまにお届けできるよう、精一杯努めたいと思います。
生配信舞台という、全く新しい物作りに、どんな作品になっていくのだろうと、私自身とってもワクワクしています。どうぞよろしくお願いいたします!
山川ありそさん
オールナイトニッポン55周年おめでとうございます。記念すべき公演に関わることができ嬉しいかぎりです。
僕も1人のリスナーです。自室で聞くラジオ。ドライブ中に聞くラジオ。飲食店で何気なく流れるラジオ。ふとした時に近くにあって、作り手と聞き手が共作する。そんなラジオが大好きです。
今回の公演が誰かのラジオとの出会いとなり、またラジオを愛する方々に演劇の楽しさもさらに知っていただければ幸いです。
大きな何かにならなくとも見ていただいた時間がよいモノになるように演じたいと思います。ご観劇お待ちしております。
相田周二(三四郎)さん
今回オールナイトニッポン55周年記念公演というメモリアルな舞台でプロデューサー野々宮役をいただきました。大変嬉しい限りなのですが、スタッフの中に「三四郎のオールナイトニッポン0」のリスナーがおり、猛プッシュの末のブッキングと聞いて震えております。
リスナーの顔に泥を塗らないように頑張るしかないです。僕の知っているラジオ局のプロデューサーはニッポン放送の冨山さんしかいない為、ありのままの冨山さんを演じられたらと思っております。
こいつ嫌な奴だなと思ってもそれは冨山さんを写している結果なのです。ご了承下さい。あと金髪のプロデューサーはラジオ局にはいないと言われたので久しぶりに黒髪にするいい機会だとも思っております。やるしかないです。よろしくお願いします。
作品概要
“君が踊り、僕が歌うとき、新しい時代の夜が生まれるー”
1967年のとある夜に始まった「オールナイトニッポン」。
楽しかった夜、寂しかった夜、不安な夜。
どんな夜もラジオから聴こえてくる声は、すぐ側にあった。
2022年。55年の月日が経ったある夜。
今宵も「オールナイトニッポン」の放送が始まる。
キューが振られ、パーソナリティがカフを上げれば、
真夜中のブースが、ラジオの前のあなたと繋がる。
しかしその番組には、誰にも言えない秘密があったー。
舞台は有楽町、深夜のニッポン放送。
すべてのラジオリスナーに贈る「あの夜」の物語。
公演時間:120 分
主催:ニッポン放送
総合演出:佐久間宣行
プロデューサー:石井玄
脚本・演出:小御門優一郎
配信プラットフォーム:オンライン劇場「ZA」
製作:ノーミーツ
オールナイトニッポン55周年記念公演「あの夜を覚えてる」は、3月20日(日)・3月27日(日)に配信。