秋元真夏も「メンバー内でやってます」オンライン飲み会、今さら聞けない“始め方”

めざましmedia編集部

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新型コロナウイルスの影響で外出を自粛する中、“自宅で楽しめる”と話題になっているのが、PC、タブレット、スマートフォンを使った「オンライン飲み会」だ。

4月25日（土）にはアサヒビールによる「オンライン飲み会」イベント「いいかも！オンライン飲み ASAHI SUPER DRY VIRTUAL BAR」が行われ、乃木坂46の秋元真夏、お笑いコンビ・三四郎の小宮浩信、相田周二、モデルの高田里穂が登場した。

「会えなくたって、乾杯！」をコンセプトに行われた、このイベントには抽選で選ばれた約700人の観客が参加。

相田が乾杯の発声を担当するということで、小宮が「相田、お願いします」と声を掛けると、秋元が「こんなことを自分で言うのはアレですけど、私のほうが華がありませんか？」とストップをかけ、なんと乾杯の発声を奪うことに。

そんな、「オンライン飲み会」について秋元は「メンバー内でもオンライン飲み会をやりました。全然終わらなくて何時間もやっちゃう」とプライベートでも利用していることを話した。

その他、三四郎が参加者からの「やってほしいこと」に応えたり、大喜利を行ったりと大盛況となった今回のイベント。5月4日（月）には第2回目の開催が予定されている。

LINEやZOOMなどアプリを利用する人も

「オンライン飲み会」を行うために準備するのは、自宅のインターネット環境、カメラがついたPC、スマホなどのデジタル機器、そして自分用の食事や飲み物だけ。

身近なものでは、使用者も多い「LINE」を使用して行うことも可能。誘いたいメンバーで「LINEグループ」を作成し、ビデオ通話を起動させるだけと簡単だ。iPhoneでは最大4人、Androidでは最大6人、PCでは最大16人まで画面上に表示させることができ、200人までの接続が可能。

また、自分の顔にエフェクトフィルター（顔を変形させたり、頭に動物の耳をつけたり、美肌加工やキラキラ加工をつける機能）をかけることができ、自分仕様に画面をアレンジして楽しめる。

オンライン会議などで利用される「zoom」を使用した「オンライン飲み会」も人気だ。開催者は「zoom」のホームページにアクセスし、それぞれ端末ごとの操作方法に従いミーティングのURLを発行し、そのURLを参加者に送ることでミーティングを開くことが出来る。

無料会員の場合、3人以上での使用は40分までと時間制限があるが、主催者が有料会員（月額2000円）になることで、24時間まで可能となる。

「zoom」では背景を変えられる「バーチャル背景」という機能があり、自宅内の様子を映さずとも参加することが出来る。「バーチャル背景」には、ディズニー・ピクサー作品や、ちびまる子ちゃんなど、映画、アニメやゲームなどでおなじみの背景素材も提供されているので、自分好みに選んで楽しめる。（他のアプリやソフトでも背景を変えられるサービスが増えている。）

「オンライン飲み会専用」ツールも登場

そんな中、1010株式会社が3月28日（土）にリリースしたのが、「オンライン飲み会」サービスの「たくのむ」だ。

「たくのむ」とは、「オンライン飲み会」専用のサービスで、利用時の登録やダウンロードが不要。主催者がホームページから飲み会ルーム（専用URL）を作成し、そのURLを相手と共有するだけで最大12人までのビデオ通話が可能となる。※現在キャンペーン期間中のため無料。今後、7人以上の利用は少額だが有料になる予定。

今の状況にマッチしたこのサービスはどのように作られたのか？フジテレビュー!!では、1010株式会社の清瀬史社長に話を聞いた。

――「たくのむ」を作ることになったきっかけは？

私は、普段生活する中で「会いたい人に会えない場面って結構あるな」と思っていました。例えば、同窓会や新年会などの集まりに、参加できない人がいたり、遠方に住んでいる家族に会いたいとき会いに行けなかったり。そんなときに「気軽に好きな人と時間が共有できるツールがあったらな」と、今年の1月頃から構想を持っていました。

3月に入ると、新型コロナウイルスの影響で外出自粛を呼びかける声がかかるようになり、今まで以上に“人と会うこと”が難しくなりました。そこで「今こそこのサービスが必要なんじゃないか」と思い、オンライン上でつながれるシステムを急ピッチで完成させ、3月28日（土）よりサービスを開始しました。

――反響はいかがですか？

4月4日（土）には、4万人だったユーザー（サイトを訪れた人数）が、17日（金）には60万人となり、合計で18万件の飲み会が開催されているので、多くの方に利用していただいているなと思います。

利用者からは「作ってくれてありがとう」という感謝の声のほか、「操作が簡単なので、高齢の家族でも使えた」といった喜びの声も寄せられていて、普段あまりインターネットを使用されない方に使っていただいている印象が強くて驚いています。本当に作って良かったし、この仕事をやっていて良かったなと思います。