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千秋が断言「人生100年、好きなことをやって死ぬほうがいい!」

4月15日(金)放送『ノンストップ!』

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書籍「ライフ シフト」の共著者で、日本の雇用問題にも詳しいリンダ・グラットン教授が、多彩な選択肢のある「マルチステージライフ」について語りました。

女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。

4月15日(金)の放送では、「人生100年時代…どう生きる?」というテーマについて、MCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、横澤夏子さん、『婦人公論』元編集長の三木哲男さんが討論!

ほか、「コロナ禍に広がる新しい働き方」というテーマで、「親子ワーケーション」の現場を横澤さんが取材しました。

終身雇用が常識ではなくなった時代…不安はある?

「人生100年時代…どう生きる?」というテーマで紹介されたのは、「20年間会社員を続けてきたが、転職などを柔軟に考えている若手社員を見ると、1つの場所に留まっていていいのかと焦ってしまう」という40代女性のエピソードです。

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視聴者から意見を募る「せきらら投票」で、「同じところで働き続けることを不安に思う気持ち、理解できる?」と問いかけると、
「理解できる=87%」
「理解できない=13%」
と圧倒的な結果になりました。

竹山さんは「日本では、仕事を変わることに対して悪いイメージがある」と指摘。

千秋さんも「転職を繰り返すと堪(こら)え性がない人だと思われてしまうけれど、キャリアアップのために転職するのは普通という考え方にシフトしていかなければいけないのでは」と同意しました。

「お金がないと転職もできない」という意見も出ましたが、人生100年時代について書いた書籍「ライフ シフト」の共著者で、日本の雇用問題にも詳しいリンダ・グラットン教授は、日本人の老後の金銭問題について、

①65歳で定年して年金で生活する
②若い頃から収入の25%を貯蓄して老後に備える
③長く働く
という3つの選択肢の中から、③を選ぶ人が圧倒的に多いと分析。

そして、これまでは「教育→仕事→引退」の3つのステージしかなかった人生が、「起業」「大学で学び直す」など多彩な選択肢のある「マルチステージライフ」になり、自分の人生は自分で作り出す必要に迫られていると教えてくれました。

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千秋さんは「何を選ぼうかワクワクする。人からどう見られるかを考えると不安になってしまうかも知れないけれど、一度の人生、自分が好きなことをやって死ぬほうがいい」と主張し、竹山さんも同調。

一方、三上アナと横澤さんは「不安しかない」と苦笑し、番組公式SNSにも「老後は不安しかない」「スキルがなければプラスの転職はできないし…」と将来を不安に思う人の声が寄せられました。

視聴者からは、「周りの人が転職したり起業したりして焦っていたが、母から『今の会社が居心地がいいなら、それでいい』と言われて安心。空いている時間を大切に過ごそうと、考え方を変えた」という体験談も届きました。

定年後の時間の過ごし方…決まっている?

「仕事一筋で定年まであと10年だが、友人は会社関係の人ばかり。定年の後、やりたいこともない」という、50代男性のお悩みも登場しました。

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三木さんが「定年後、想像を超えた寂しさが襲ってくるという話をよく聞く」と言うと、竹山さんも「50代で一度シフトチェンジしないと、10年後に楽しめないのかもしれない」とポツリ。

グラットン教授からは、スキル人脈、友人や家族、新しいことにチャレンジする力など、お金に換えられない資産を蓄えることが大切だとアドバイスが届きました。

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やりたいことを始めるタイミングに、遅すぎることはない!

「現在専業主婦。ネイルの資格を取りたいが、不安ばかりで踏み出せない」という30代女性のお悩みでは、起業したい人にPRの方法を教える「PR塾」を開業した笹木郁乃さんと、「PR塾」を受講して専業主婦からフォトグラファーに転身した鬼頭望さんの活動が紹介されました。

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育児をしながら会社員を続けても、会社に貢献できないのではないかというモヤモヤを抱えていたという笹木さんと、子供が自分の手を離れたときに「自分の生きがいとは何か?」と考えて起業したという鬼頭さん。

千秋さんは「不安だからと悩み続けて何もしない人と、一歩踏み出した人はその後の人生が大きく違う」と、2人の「失敗しても次に生かせばいい」という考え方に賛同し、SNSにも「チャレンジするのに遅すぎることはない」「私も挑戦してみようと思っている」などのエールが届きました。

「夫がスキルアップのために休職して大学に行くと言い始めた。収入が減るので子育てが不安」という40代女性に対しては、竹山さんが「休職せずに行ける大学もあるし、学びたいなら学んだほうがいい」と断言。

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グラットン教授も「ITなどが飛躍的に進化する時代になり、生涯に渡って学び続けなければいけない時代になった。夫婦で交互に家計を支えて、学びの機会を作って欲しい」と助言しました。

また、「民俗学に興味があり、週に1回図書館に通って勉強した」と経験談を語った千秋さんは、「夫婦のどちらかが我慢をする必要はない。話し合った上でどうしても折り合いがつかないなら、別れるのも一つの選択肢では?」と語りました。

仕事と休暇、子供の教育を両立する親子ワーケーションとは?

ワーク(仕事)とバケーション(休暇)に加えて、子供のエデュケーション(教育)も叶えられる「親子ワーケーション」の話題では、横澤さんが糸魚川市での取り組みを取材しました。

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糸魚川市が提供しているトライアルプランでは、親がホテルでワーケーションを楽しみながら、子供は地元の学校に通うことができるそうで、和歌山で執筆業を営む女性が小学生の息子さんと1週間の「親子ワーケーション」に参加しました。

親が家事から解放され、温泉などを楽しみながら仕事をする中で、子供と向き合う時間も増えるというこの取り組み。子供も普段とは違う学校生活でたくさんの刺激を受けることができる様子を見て、横澤さんは「仕事の集中力も上がったというし、普通の旅行に比べたら安い」と絶賛していました。

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