ニトリの低価格・高品質の商品を生み出す秘密と、職人技を極めた高価な逸品を比較、紹介しました。
4月26日(火)放送の『所JAPAN』(カンテレ・フジテレビ系)は、「お、ねだん以上。」でおなじみ、低価格・高品質の商品を取りそろえるニトリと、買えば一生モノの「お、ねだん異常。」な高額商品を勝手に比較。
スタジオには、所ジョージさん、佐々木希さん、カズレーザー(メイプル超合金)さん、若槻千夏さん、田中直樹(ココリコ)さんが登場しました。
低価格ながら、お値段以上の品質を守り続けるニトリグループは、国内外に800店舗以上を展開し、35年連続で業績は右肩上がり、年間の来訪者数は2億人以上と家具インテリア業界トップを走り続けています。
長年愛される理由のひとつである、低価格販売の秘密を調査するために、ニトリ商品のヘビーユーザーだという井上咲楽さんが、都内最大級の広さを誇る「ニトリ赤羽店」に向かいました。
ニトリ「お、ねだん以上。」の秘密
ニトリでは、商品の企画、原材料の調達、製造、販売、物流までをすべて自社で行っています。
安さを売りにしているほかの企業でも、物流は他社に依頼しており、物流まで自社で行う企業はなかなかないのだとか。
物流までを自社で行うことで、現在の価格を実現しています。
さらに、この物流に、安さを実現する秘密がありました。番組が向かったのは、川崎市にあるオートストアという商品保管する倉庫。
倉庫の中には、走り回るロボットが60台。ロボットが走り回る下には、12段に積まれた在庫商品の入った箱があり、注文が入ると該当の箱を引き上げて、ピッキングステーションという作業者のもとまで運びます。
中段にある箱を取り出す際には、ロボットが空いている場所にほかの箱を移動させるなどして取り出します。
作業者は、モニターに表示された商品名を見て取り出すだけで済み、人件費を削減する工夫がされていました。
さらに、ニトリのロボット倉庫は、箱の上のレーンをロボットが走行するため、通路スペースが削減でき、その分が倉庫の保管場所に。
それにより倉庫内の保存率は、3倍にもなります。
日本で唯一の家具配送のドライバーのためのトラック
ニトリグループでは、2021年に、運送専門の会社「ホームカーゴ」を設立。
トラックでの運送など、物流網を拡大させました。その中で、家具配送のドライバーのために作られた、日本で唯一のトラックがあります。
「モバイルトレーニングユニット」と呼ばれるそのトラックは、通常時は普通のトラックと変わらない見た目ですが、縦横に空間が広がり、不思議な形に変化。
トラックの中では、リビングや寝室など家が再現されていました。
これは、配送員が必ず現場に出る前に研修を受けるための施設。
ドライバーたちは、この「モバイルトレーニングユニット」で、家具の運搬技術だけでなく、設置、組み立て、窓からの吊り上げ訓練など、家を傷つけないようにするための訓練を受けます。
わざわざ訓練施設に来てもらうのではなく、「モバイルトレーニングユニット」で各地に向かい、訓練を受けてもらえることができるのです。
「3wayブラシ」vs「南部箒(なんぶほうき)」
番組では、ニトリの「お、ねだん以上。」の商品と、買えば一生モノの「お、ねだん異常。」な高額商品を勝手に比較しました。
ニトリの便利グッズ。用途に合わせて分解できる「3wayブラシ」。値段は、399円です。
買えば一生モノの職人技のほうきは、南部箒(なんぶほうき)。
岩手県「高倉工芸」の職人が、一本一本手作業で作っており、値段は11万円。
最大の特徴は、掃除機でも取りにくい小さなゴミを逃さない掃除力。
その秘密は、ほうきの素材「ホウキモロコシ」にあります。「高倉工芸」では、ホウキモロコシを自家栽培。田植えから収穫、乾燥にいたるまで、すべて手作業で行われます。
ホウキモロコシが栽培される九戸村(くのへむら)では、夏は涼しく、オホーツク海から吹き込む冷たい風が穂の成長を遅め、強烈な縮れをもたらします。
中でも、南部箒には、わずかしか入手できない最も縮れが強い部分を使用しており、それをほうき1本あたり約150本を手作業で編んでいます。
「衣類が乾きやすいハンガー」vs「輪島塗ハンガー」
ニトリユーザーから人気の高い「衣類が乾きやすいハンガー」。値段は、3本組407円です。
買えば一生モノの職人技からなる逸品は、石川県輪島市にある、創業80年の漆器店「千舟堂」が販売している「輪島塗ハンガー」。値段は、一本16万5000円。
このハンガーは、2つの企業の共同製作で作られており、ベースを作るのは、国内唯一の木製ハンガー専門メーカー「中田工芸」。
1枚の板から手作業で削り出す、通称「一本物」で、つなぎ目がなく、美しい湾曲を作ります。
その後、輪島塗で塗装。初めに下地を塗る作業で、珪藻土(けいそうど)を混ぜた漆「一辺地」を塗り、強度を高めます。
塗り終えたら、塗師風呂(ぬしぶろ)という押入れのような木箱で丸一日乾燥させます。この作業を繰り返し行い、最短でも1ヵ月をかけます。
続いて、ハケで塗った跡や小さなほこりの凹凸を平らにするための拭き上げ、最高純度の漆を上塗りする作業、金粉を蒔いて絵を描く蒔絵(まきえ)、粉末状の金属を手で擦って磨く呂色(ろいろ)の作業過程をへて完成させます。
それぞれの過程を専門の職人が担当し、総力で作り上げられたハンガーは、年間に50本以上を売り上げます。
「靴べら ティアーズ2」vs日本刀のような「靴べら」
手のひらサイズで持ち運び可能な靴べら。ニトリの「靴べら ティアーズ2」。値段は、499円。
買えば一生モノの職人技からなる逸品は、新潟県三条市にある、創業90年を誇る「諏訪田製作所」が作る、日本刀のような見た目の靴べら。値段は、50万円。
デザインから製造までたった1人で作業しており、作ることができるのも1人だけという貴重なものです。
初めに、素材を1000度の窯で加熱し、たたいて述べて成形する鍛造(たんぞう)を行います。作業を繰り返すこと4時間。
続いて行うのが、ねじり。独特な木目模様をここで生み出しています。
靴べらの素材には、2種類の金属を何層にも重ねたダマスカス鋼を使用。変形させることで木目模様ができるようになっています。
ベースが完成すると、10種以上の道具を使い分け、荒い資材を使って削り、何度も細かく成形していきます。
最後に、特殊な液体に浸し、模様を出す仕上げを行い完成。
靴べら本来の用途だけではなく、その見た目から、日本好きの海外セレブたちに大人気でオブジェとして飾られることもあるそうです。
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