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坂口健太郎&杏がW主演!7月の月9は『競争の番人』

7月スタート!毎週月曜21時~『競争の番人』

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7月スタートの月9ドラマに、坂口健太郎さんと杏さんがW主演を務める『競争の番人』が決定。

坂口さんは、今作が月9ドラマ初主演。杏さんは『デート~恋とはどんなものかしら~』(2015年)以来、7年ぶりの月9主演となります。

2人の共演は、2016年公開の映画「オケ老人!」以来、6年ぶり。ドラマでの共演は、今作が初となります。

原作は、現在放送中の月9ドラマ『元彼の遺言状』の原作者であり、第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した新進気鋭の作家・新川帆立さんが、「小説現代」(講談社)で連載し、5月9日(月)に発売された待望の最新刊「競争の番人」(講談社)。

同じ原作者の作品を2クール連続で放送するのは、フジテレビ史上初のことです。

画像ギャラリー【全2枚】を見る 『競争の番人』をドラマ化
「競争の番人」書影
©新川帆立/講談社

公正取引委員会が舞台のエンタメ・ミステリー

今作の舞台は、今までドラマとして描かれることがなかった「公正取引委員会」。

坂口さんが演じるのは、天才で理屈っぽくひねくれ者の、小勝負勉(こしょうぶ・つとむ)。杏さんが演じるのは、実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(しろくま・かえで)。

2人は、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる「競争の番人」として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していきます。

誰もが一度は聞いたことがあるものの、その実態についてはあまり知られていない行政機関・公正取引委員会を舞台とした “凸凹バディのエンタメ・ミステリー”となる今作。

実際に公正取引委員会で撮影を行うなど、公正取引委員会全面協力のもと、リアリティあふれる作品に仕上がっています。

凸凹バディが不正の数々を暴く

競争激しい現代では、不正な手段で利益を生もうと画策する企業も。そんな行為を見破り、弱きを助け、強きをくじくフェアな市場を提供する公正取引委員会(以下、公取委)は、まさに、「競争の番人」とも呼べる存在。

企業への立ち入り検査などを行う権利がある一方、警察の捜査令状のような強制的な権力や逮捕権は持っておらず、ほかの官庁からも見下されており、「弱小官庁」とやゆされることも。

小勝負と白熊が所属する“ダイロク”の面々も、自ら公取委のことを「弱小官庁」と卑下しています。

そんな公取委で働く小勝負(坂口)は、20歳で司法試験に合格。東大法学部を首席で卒業後、どの会社・官庁にでも就職できたのに、あえて公取委に就職したことで、まわりからは「もっといいところに入れたはずでは?」と、たびたび疑問を投げかけられます。

小勝負自身は、公取委で働くことにこだわりがあるようで、「弱くても、戦わなきゃいけない」と使命感を燃やす様はどこか狂気じみたものが。その理由は、小勝負の過去に関係が…!?ほかの審査官とは違う独特の視点や洞察力がある一方、人とは違う調査の仕方で、周囲からは変わり者と思われています。

そんな小勝負の身勝手な行動に、いつも振り回されるのが白熊(杏)。理屈っぽい小勝負とは性格や考え方など、なにもかもが正反対。

勝ち気な性格で、警察官の父に憧れ、自らも警察官に。しかし、ある事件で犯人を目前で取り逃がしてしまい、そのことが問題視され公取委への異動を命じられます。

異動して早々、公取委が「弱小官庁」だと説明され驚きながらも、個性豊かな“ダイロク”のメンバーとともに、企業の不正を暴こうと奔走。

企業への立ち入り検査のほか、事情聴取、張り込み・尾行など、真実を突き止めるため、警察のようなことも行う一方、警察のような強力な権力を持たない公取委の捜査には、さまざまな障壁があり、白熊は公取委の実情にがくぜんとします。

頭が良すぎるがあまり、ときに突拍子もない行動を取る小勝負と、実直で感情のままに行動し、頭で考えるよりも先に、気持ちと身体で体当たりしていく白熊は、なかなかわかり合えず対立しますが、白熊は「たとえ弱くても戦う」と、大きな敵にも臆することなく向き合う小勝負の考えや姿勢を次第に理解していきます。

画像ギャラリー【全2枚】を見る 『競争の番人』放送決定!
左から)杏、坂口健太郎

坂口さんのフジテレビ連続ドラマへの出演は『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(2016年)、『シグナル 長期未解決事件捜査班』(2018年/フジテレビ・カンテレ系)に続いて、今作がキャリア3作目にして、月9初主演となります。

杏さんは、今作で元刑事の白熊を演じるにあたり、ロングヘアを約20cmバッサリとカット。作中では、アクションシーンもあるため、さまざまなアプローチで役作りに挑みます。

月9出演は、自身が主演を務め、平均世帯視聴率12.5%を獲得し好評を博したロマンチック・コメディ『デート~恋とはどんなものかしら~』(2015年)以来、7年ぶり(視聴率は、ビデオリサーチ調べ・関東地区)のこと。

新川帆立が2クール連続の月9原作者に

正取引委員会を舞台に、20歳で司法試験に合格、東大法学部卒という天才・小勝負らの活躍を描く今作。

原作者の新川さんも、東大法学部卒で司法試験に合格し、大手法律事務所での勤務経験もあり、さらには企業の法務部での勤務時代に企業が直面する法的問題全般を幅広く担当していたという異色のキャリアの持ち主。

新川さんは今回のドラマ化決定を受けて「主人公の2人はそれぞれに異なる思いを抱え、ときに衝突しながらも、悪に立ち向かいます。坂口健太郎さん、杏さんがどのようなコンビとして活躍してくれるか楽しみにしています」とメッセージを寄せています。

『競争の番人』は、7月スタート!毎週月曜21時より、フジテレビで放送されます。

小勝負の「弱くても、戦わなきゃいけない」というセリフが僕は好き

<坂口健太郎 コメント>

――月9ドラマ初主演となります。

僕は、月9というと『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(2016年)以来の出演になります。

フジテレビ制作の作品も久しぶりですね。身が引き締まるというのは、どの作品も同じなのですが、“月9枠で杏さんとW主演”というのは、もう一段上の気合が入った感じがします。

今回、公正取引委員会の話だと伺ったときは、正直よくわかりませんでした。もちろん、公正取引委員会という名前を聞いたことはありますが、弁護士ものや警察ものとは違いそうですし…。

「一体、どういう話になるんだろう?」と思いましたが、台本をいただいて一読したら、ものすごく面白い話だったので、楽しく撮影に臨めそうだなと思いました。

――小勝負を演じるにあたって、意識していることは?

ストーリーの中で“悪”となる人物がいるんです。小勝負がそんな悪と対峙(たいじ)するとき、そんな悪によって救われている人もいることも考えてしまうんです。

ですので、小勝負としては100%の正義でポジショントークをしてはいけないと、どこかで思っています。そういったシーンを演じるのはすごく難しいですね。

小勝負のパーソナリティについては、すべてが明らかになっていません。小勝負は、過去に何か深いものを抱えていそうなんです。それが何かわかるまでは、捉えどころのない人物でいようと思っていますし、さりげなくポンッと放った言葉が、相手に効くような存在になれたらいいですね。

――杏さんとの共演についてはいかがですか?

小勝負は、杏さんが演じる白熊と一緒に行動することがすごく多いんですが、小勝負と白熊としての、僕と杏さんの空気感は自然とできあがっていきました。

小勝負が所属するダイロク(公正取引委員会 審査局 第六審査)のみなさんとお芝居をするときは、そんな小勝負と白熊の雰囲気が一緒にいるみなさんにも伝わっているからか、現場の空気感がすごく心地良いです。

現場の空気感は、どうしても作品に出てくると思いますので、心地良い空気感のある作品になっているんだろうなと思いますね。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

このドラマで描かれる公正取引委員会というのは、 “弱小官庁”なんです。僕自身、ときには“戦わずに負けてもいい”と思うことがあります。

そんな中で、小勝負の「弱くても、戦わなきゃいけない」というセリフが僕は好きなんです。まだまだうっ屈とした世の中で、小勝負、白熊、そしてダイロクメンバーといろいろな人物が登場しますが、彼らがやっていることを見て、次の日のちょっとした活力やパワーにしていただけたらと思いますし、そんな作品になるのではないかなと思っています。

クワク感をみなさんにも味わっていただけたら

<杏 コメント>

――7年ぶりの月9ドラマ出演&主演となります。

フジテレビのスタジオに帰ってくるのも7年ぶり。社会情勢もこの7年でガラッと変わった中で、また月9というエンターテインメントをみなさまに届ける枠に戻ってくることができたのは、すごくうれしいし、演じる意義みたいなものを感じています。

――台本を読んだ印象は?

公正取引委員会という組織には、なじみがありませんし、セリフの専門用語も口にしたことがなさすぎて、難しいんです。

でも、白熊として演じていると、実は、私たちの身近な世界を扱っていることがわかってきました。私たちが普段触れる商品が、いろいろな競争を経て価格が決められて世に出されているんだということですね。

企業間の正当な競争がないと、資本主義世界は回っていきません。そんな“競争の番人”、不正が起きないように審判として目を配る方として公正取引委員会があるということは新鮮でした。

一方で、弱小官庁で…というエピソードもあるのが面白いですよね(笑)。実際に、公正取引委員会の方に監修に入っていただいていますので、リアリティがありつつ楽しい作品になっていると思います。

――白熊を演じるにあたって、意識していることは?

まずは、新しいことを始めるのに、今までにお見せしてきた私へのイメージを一度なくして、新しい役として見ていただくために髪をカットしました。

白熊はもともと警察官だったのですが、いろいろとあって公正取引委員会に飛ばされた人物です。ですので、最初は不本意な気持ちでいますし、「なんなのここ?」という感じは、視聴者のみなさんと同じ目線で、寄り添いながら物語を進めていく存在になると思います。

最初のうちは白熊は戸惑ったり、疑問を感じたりしています。ストーリーがどんどん進むにつれて、白熊が公正取引委員会で働く意義を見出していきます。

社会人としてある程度経験を積んだ上で、まるっきり違う職場に移る白熊ですが、そんな白熊のように、30代半ばで転職される方も多いと思うので、まるっきり違う環境で仕事を始めるという白熊の気持ちは、多くの方々に寄り添っていただけて、応援していただけるのではないかなと思います。

――坂口さんとの共演はいかがですか?

映画での共演はありましたが、タッグを組むようなお芝居をするという意味では初めてです。小勝負と白熊の関係も自分たちとかけ離れたイメージを持ち込むことなく、自然な感じでできていますし、年齢も近いので、考え方などにギャップを感じることもなく、一緒に演じるのは楽しいですね。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

この作品をきっかけに、公正取引委員会の歴史はまだそんなに古くないことを知りました。商売の歴史はずっと続いているのですが、そこに“競争を守る”という概念を取り入れたのは、戦後からということなんです。

今の生活で販売されている水は、何百、何千種類とあり、デザインなどすべてが競争の中で取り扱われているんだと知って、スーパーに買い物に行ったときのちょっとした目線が変わった気がします。

そんな競争をジャッジするのが小勝負や白熊なのですが、その中でいろいろな人の人生と社会が混ざり合っていく様子が、上手(うま)く表現されていると思うのでワクワクしています。

このワクワク感をみなさんにも味わっていただけたらと思います。

<新川帆立 コメント>

原作は“令和版『HERO』”のイメージで、「Can You Keep A Secret?」(宇多田ヒカル)を聴きながら書いたため、月9ドラマ化が実現してとてもうれしいです。

公正な競争は社会にとって非常に重要なインフラです。競争を守り支える公正取引委員会の取り組みが、より広く知られるきっかけになればいいなと思います。

主人公の2人は、それぞれに異なる思いを抱え、ときに衝突しながらも、悪に立ち向かいます。坂口健太郎さん、杏さんがどのようなコンビとして活躍してくれるか楽しみにしています。

<第1話あらすじ>

刑事として、とある事件の犯人を追う白熊楓(杏)は、犯人を目前で取り逃がしてしまう。白熊は犯人を取り逃がしたことを問題視され、公正取引委員会への異動を命じられる。

突然のことに動揺したまま、公正取引委員会・第六審査へと赴いた白熊。そこで、小勝負勉(坂口健太郎)ら、第六審査・通称“ダイロク”の面々と出会う。

刑事から公正取引委員会という右も左も分からない場所へとやってきた白熊の教育係を任せられた小勝負だが、白熊に手取り足取り、公取委の仕事を教える気など一切ない様子。

2人が調査することになったのは、複数のホテルで行われているウエディング費用のカルテル問題。白熊は、自由奔放に行動する小勝負と、刑事と公取委での世間の認知度や扱いの違いに苦しむ。

そんな中、2人は、なぜか調査中に警察に追われる立場に。

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/kyosonobannin/

公式Twitter:@kyoso_fujitv

公式Instagram:@kyoso_fujitv

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