ストレッチーズ『ツギクル芸人グランプリ』で3代目のチャンピオンに!事務所の先輩・上島竜兵さんに感謝
5月21日(土)放送『ツギクル芸人グランプリ2022』
フジテレビでは、『ツギクル芸人グランプリ2022』が放送されました。
『ツギクル芸人グランプリ』とは、漫才・ピン芸・コントなどジャンルを問わず、今後の芸能界を担うであろう“次世代のスター芸人”、すなわち「ツギクル芸人」を発掘するために、日本音楽事業者協会とフジテレビがタッグを組んで開催する、年に一度のお笑いコンテスト。
<爆笑問題・太田光が“ツギクル”芸人に宣戦布告!?「俺はつぶしに行く」>
今回、決勝進出者15組が、5組ずつ3つのグループに分かれバトル。各グループからファイナルステージに進出する3組が決められました。
Aグループは、ママタルト(サンミュージックプロダクション)、TCクラクション(グレープカンパニー)、ストレッチーズ(太田プロダクション)、サスペンダーズ(マセキ芸能社)、ゼンモンキー(ワタナベエンターテインメント)。
Bグループは、Gパンパンダ(ワタナベエンターテインメント)、竹内ズ(プロダクション人力舎)、キュウ(タイタン)、パンプキンポテトフライ(ホリプロコム)、わらふぢなるお(グレープカンパニー)。
Cグループは、ネギゴリラ(プロダクション人力舎)、ハナイチゴ(太田プロダクション)、森本サイダー(松竹芸能)、さんだる(ホリプロコム)、10億円(吉本興業ホールディングス)。
個性的なネタの数々に爆笑問題・太田も「衝撃的」
番組冒頭、MCの爆笑問題・太田光さんは「元気ですかー!」と気合十分。はしゃぐ太田さんに、田中裕二さんは「太田さんが1番危険。もう押してます」とツッコミ。それでも太田さんは「我々も売れるチャンスなので、絶対に負けません」と意気込み(?)、グランプリがスタートしました。
審査員席には、渡辺正行さん、増田英彦さん(ますだおかだ)、井上咲楽さん、放送作家の元祖爆笑王さんに加え、各局で人気番組の演出を務めるスタッフたちが並びました。
Aブロックで勝ち上がったのは、友人間で「怒ってる?」、「怒ってない」とやりとりを繰り返す漫才を披露した、ストレッチーズ。
“まくしたて漫才”に、田中さんも思わず「すごい漫才」、太田さんも「大変だね」と感想を。渡辺さんは「3分間の構成がとっても良かった」と称賛しました。
ファイナルステージに駒を進めたストレッチーズは、「まさか勝ち上がれるとは思ってなかった」、「優勝します!」と意気込みました。
太田さんが「票が割れるぞ」と予想したBブロックから選ばれたのは、映画の記者会見でネタバレをしてしまうコントで見せた、Gパンパンダ。増田さんは「作品感が強いコント。3分間のサイズに向いているコントだったなと思いました」、太田さんは「衝撃的だったね。(ネタバレしてしまう)ボケ(一平)の2枚目な顔つきなのが余計にむかつくから、いいね」と評価しました。
ボケの一平さんが「このうれしい気持ちを宝箱に入れて…」と暴走しかけると、ツッコミの星野光樹さんは「(ファイナルステージが)ちょっとまずいかもしれない」と頭を抱えました。
ラストのCブロックからは、ネギゴリラが進出。10票中5票を獲得した結果に、太田さんは「圧倒的だったね」とリアクション。
渡辺さんは「裏回しという着眼点が良かったかなと思います」と伝えると、太田さんは「(裏回しは)視聴者も知ってるだろうし、今ならって感じだね」と同意。増田さんも「この設定は見たことない。『ゴゴスマ』(CBCテレビ)に出て(裏回しして)る僕みたいだなと思いました」と例えました。
Gパンパンダと同票になるも、視聴者票を得たストレッチーズが優勝
ファイナルステージでは、Gパンパンダ、ストレッチーズ、ネギゴリラの順番でネタを披露。
その結果、3代目のチャンピオンに輝いたのはストレッチーズ。ストレッチーズは、トロフィーと優勝特典として賞金100万円と、今年から民放5局のネタ番組、バラエティー番組、情報番組など計10番組への出演権を得ました。
福島さんは「めちゃめちゃうれしいです」、高木さんは「ファイナリスト3組は、ライブでも一緒になるメンバーで。一回もGパンパンダに負けたことないんですよ」と笑いを誘いました。
渡辺さんは改めて「構成が素晴らしいと思います」と称賛、増田さんは「見事な話術。1本目でハードルが上がってたのに、それを超えてきた」とコメントしました。
太田さんは、惜しくも1票も得られなかったネギゴリラを労い、「全員、ネギゴリラに入れなかった理由を…」とつぶやきました。
「初めて囲み取材を受けて、“芸能界”を実感」(ストレッチーズ・高木)
放送後には、優勝したストレッチーズが記者からの質問に答えました。
――チャンピオンになった感想をお願いします。
福島:これまでのチャンピオンはコントだったので、漫才じゃ難しいかなと思ったのですが、自分たちの中で1番強いネタ2つを持ってきました。『優勝できたんだ!』というびっくりもありますが、本当にうれしいです。
高木:優勝と言われたときは、何のことかよく分かってなくて。今、初めての囲み取材を受けて、『芸能界に入ってるぞ』と実感してます(笑)。
――これまで目標にしてきた芸人さんは?
高木:オードリーさんとかは2人とも好きで、ラジオとか聞いてます。オードリーさんは、漫才で売れたコンビという印象があるので、僕たちもそうなりたいです。
福島:(同じ事務所だと)僕はダチョウ倶楽部の上島竜兵さんに1番お世話になっていて。最後にかわいがってくれた後輩として、すごく飲ませてくれたりしました。僕は太田プロに入って5年くらい、上島さんに憧れて、尊敬して頑張ってきました。
――今、上島さんにどんな言葉を送りたいですか?
福島:上島さんは会うたびに「売れる」と言ってくれていて、「今はネタを頑張れ」と、よく励ましの言葉をいただいていたので、シンプルに「大会で優勝しました」と伝えたいです。賞金で上島さんの好きな黒霧島を買って、乾杯しにいきたいです。
ストレッチーズ、優勝を経て今は「タバコが吸いたいです」
――今年の「M-1グランプリ」への意気込みをお願いします。
高木:『ツギクル芸人』に出れてまずうれしかったので、優勝はしたかったですけど、そこにはあまり現実味がなかったので。今こうして優勝できたので、めちゃめちゃ年末のM-1にも風向きがいいなと思ってます。
――優勝賞金の使い道は?
福島:バイトをやめようかなと思います。一旦休んで、お笑いにするお金にしたいです。
高木:ほぼ右に同じ(笑)。もし余れば、都内で移動するためにカッコいい自転車が欲しいです。
――ネタ作りの際、どんなところに意識してますか?
高木:内容で言うと、日常会話でのあるあるのすれ違い。それだけにならずに、展開を踏めるように動きを加えたり、攻守を変えたりしています。
――家に帰ったら、何がしたいですか?
高木:家に帰ったらというか、まず一旦タバコを吸いたいです(笑)。
福島:家に帰っても吸います。
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