武田航平＆木村達成が新境地！「この人とキスするんだ…」「初めて嫉妬を経験」

6月13日（月）12時～FODで配信スタート！『オールドファッションカップケーキ』

めざましmedia編集部

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武田航平さんと木村達成さんが、アラフォー癒し系イケメン上司とアラサーツンデレ部下によるサラリーマン純愛オフィスラブストーリーで、キュンキュンな姿を見せます。

6月13日からFODで配信開始のドラマ『オールドファッションカップケーキ』は、佐岸左岸さんの超人気BLコミックを原作に、年の差10歳のふたりが、スイーツ巡りをきっかけに距離を縮めていく様子を丁寧に描いた物語です。

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ほんわか上司・野末を演じる武田さんは「ハマり役にしたい」、野末を密かに慕うクールな部下・外川を演じる木村さんは「でかい壁は当たってぶち壊せなので」と意気込みを語ります。

「BL原作の作品」に挑戦するということ、お互いについて、ドラマの見どころを聞きました。

「きれいだな、この人と僕はキスをするんだって」（武田航平）

武田航平＆木村達成が新境地！「この人とキスするんだ…」「初めて嫉妬を経験」_bodies

――この作品のオファーを受けたときの心境は？

武田：原作が大人気作品で、その原作の主人公に挑戦させていただくチャンスが「いよいよきたな」と。俳優になって長いんですけれども、自分に近くて共感できる部分が多い役をやらせていただくことがなかなかないので、ぜひハマり役にできればいいなと思いました。

木村：実年齢とも近い外川という役のお話をいただいて、とてもうれしかったです。でも台本を読んだときに、膨大なセリフと伝えなければいけないメッセージの多さに、「大丈夫かな」とちょっと頭を抱えました（笑）。僕は台本を全部頭の中に入れていないと、演じるうえでの“遊び”部分が効かなくなってしまう人間なので、タイトなスケジュールの中で、台本がボロボロになるまで読んで必死に頭に詰め込みましたね。

――共演してみてお互いの印象は変わりましたか？

武田：木村くんの第一印象は、「クールでかっこいい」だったんですけれど、実はすごく明るい人なんです。現場でも明るく振る舞ってくれるので、自然と距離は縮んでいったというか…「きれいな容姿だな、この人と僕はキスをするんだ」って思いましたね。いつの間にか彼が頼りになる存在になっていきました…なんかこれ結婚会見みたいですね、恥ずかしくなってきました（笑）。

木村：作品の内容的にもそういう話になっていきますよね（笑）。衣装合わせ、監督さん含めた台本読みからスタートしたんですけれども、そのときに航平さんが軽くボケて笑いが起きて、「これから楽しくなるしかしないな」と確信しました。

「“好きな人との向き合い方”がすごく魅力的に描かれている」（武田航平）

――原作は「BLアワード2021」のBESTコミック部門で1位に輝いた超人気作品です。演じるうえでプレッシャーは感じましたか？

木村：プレッシャーは感じないです。もちろん緊張はしますが、でかい壁は当たってぶち壊せなんで。高い壁であるほど燃えますね。

武田：赤楚衛二くんや犬飼貴丈くんといった、一緒に『仮面ライダービルド』に出演していた仲間がBL原作の作品にチャレンジしていく中で、僕自身も興味を持っていたときにこのお話をいただいたので。

BLに限らず、注目されている作品の実写化は、作品を大切に思っている原作ファンの思いに寄り添うことが大事だと思っています。このチームでしかできないものを作って、ファンの人にもそうでもない人にも届けたいという強い思いがあります。

――役柄との共通点を感じる部分はありますか？

武田：僕はもう結婚はしているんですけれども、一人暮らしが続いていたらこうだったかなというところがあります。野末のように、自分で料理を作って平凡な毎日を過ごしていくことに幸せを感じていたり、「これでいいのかな」なんて考えながらも、「これでいい、これが幸せなんだ」と思う部分はすごくあったので。ちょうど白髪も出てきたし、似ているところが多いですね。

木村：外川の、勢いよく言ってはいけないことを言ってしまうところ、ダメってわかってはいるんだけれど何かしてしまったりするところは自分と似てるかな。

――原作を読んだときの率直な感想を教えてください。

木村：BL作品はあまり見たことがなかったので、どういうものなのかなぁと思いながら読ませていただいたんですけれども、すごくキラキラしている印象を持ちました。胸に突き刺さる恋愛作品だったので、自分が演じるとしたらどうなっていくんだろうって、期待とドキドキする感情がありました。

武田：先ほどからBLというワードが出ていますけれども、男女関係なく恋愛においての「好き」という気持ちや、愛情のあふれ方といった、「好きな人との向き合い方」がすごく魅力的に描かれています。友情や、家族愛にも近いような表現もたくさん詰まっているので、素敵な作品だなと思いました。

「初めて嫉妬という感情を経験した」（木村達成）

――ここはぜひ見てほしい、キュンキュンしたシーンを教えてください。

木村：僕は人生において何かに嫉妬することはなかったんですけれども、オフィスでの同僚たちとのシーンで野末さんが僕以外の部下に接するところを見て「何を見せられているんだ」と、初めて嫉妬の感情を感じました。「これが嫉妬という、思ってもないことを言ってしまうような感情につながるんだ」って知りました。嫉妬を経験させていただきありがとうございます（笑）。

武田：（笑）。僕は結構、頻繁にキュンキュンしましたね。外川くんが「野末さん」って言って近づいてきたときや、普通の会話をしながら野末を見る目線が澄んだまっすぐな瞳なので。「野末さん」てフラッと来るときの外川くんは毎話出てくるキュンポイントなので、見ていただきたいです。

――撮影現場の雰囲気、印象に残ったエピソードは？

木村：本当に笑いが絶えない現場でした。

武田：現場のスタッフさんがものすごく明るくて、盛り上げてくださったので、みんなで仲良くこの撮影に挑んだ印象があります。あとは木村くんが朝から元気よく盛り上げてくれていたのが、作品の明るいところにつながっていったのかなって思います。

木村：もう盛り上げずにはいられなかったというか（笑）。もちろん外川が悩んで考え込むシーンを撮影するときには「今はしゃべりかけないでいて欲しいです」みたいなオーラを出すことは可能だったんですけれども、それは選びたくなかった。どこまで自分が“木村達成”の状態でいて、カメラが回った瞬間に“外川”になれるのかというのを見つけたいと思ったというか。

そういう、点と点をつなぎ合わせるような作業がこれから映像の作品をやらせていただくときに強みになってくるなと思ったので、ある種の挑戦でもありました。それに、やっぱりエンターテインメントの世界なので、現場を楽しんで多くの人を笑わせたかったから、朝からハイテンションでがんばっていました（笑）。

武田：ほかにも木村くんは、「今、こういうお笑いが面白い」ということをメイク中にずっとしゃべっているんですけれども、昼夜問わず面白い動画を用意して楽しませてくれました。

――最後にこの作品を見てくれる方にメッセージをお願いします。

木村：たくさんあるんですが、何かに向かって全力で走っている野末さんがかっこよすぎます。橋の上でのダッシュを見たときに、全力で走る姿に心打たれました。あとは外川の野末さんに対するセリフです。責任感があって、まっすぐで、そんな素敵なセリフがたくさんあるところも魅力です。

野末さんを好きだからこその外川の嫉妬心であったり、やるせない感情だったり。1つのセリフ、1つの表情も見逃せないので、“ながら見”はできないです。ぜひかぶりついて見てほしいです。

武田：男女問わず、全世代の人に「こんな経験あったな、こんな経験したいな」と思ってもらえるような作品になっています。恋愛や友情というところに通ずる日常を描いていますので、一挙手一投足見逃さないで見ていただけたらうれしいです。