6月1日、映画「神は見返りを求める」の完成披露試写会イベントが行われ、ムロツヨシさん、岸井ゆきのさん、若葉竜也さん、吉村界人さん、柳俊太郎さん、吉田恵輔監督が登壇。

本作では、イベント会社に勤める田母神(ムロツヨシ)が、合コンでYouTuber・ゆりちゃん(岸井ゆきの)に出会います。次第に、ゆりちゃんのYouTubeチャンネルの制作を田母神が手伝うようになるも、話は意外な展開に。

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ムロツヨシからのお返しに、若葉竜也「最悪」

人の悪口を言いふらす梅川役を演じた若葉さんは、ムロさんとは10年以上の付き合い。

ムロさんは「今日の若葉くんのシャツはサクランボ柄です。8年くらい前に2人芝居をやっていた仲です。やっとこうやって映画で、喜劇ではないシーンで向き合ってカメラの前で芝居ができるという喜びが強かったです。悪意なき嘘をつける悪魔のような狂った役をこうも体現できる役者がいることに感動しました」と称賛。

また、トークセッションで「最近豹変した話」を振られた若葉さんは、「ムロさんと10数年の付き合いなんですけど、ムロさんの豹変をたくさん見てきました」と告白。

続けて「皆さん、ムロさんは今賑やかに明るくやってますけど、本当はもっと怖いです。お芝居に情熱的で、汗をかきながら目を血走らせて舞台に立っているムロさんは今よりはるかにカッコいいので、ぜひ機会があったら(舞台を)観にきてください」とアピールしました。

「いいやつだ」と拍手を送ると、ムロさんは「僕もお返しのエピソードを言わせてください。彼が10数年前からやっている『4拍子のワルツ』というブログがあるんです」と紹介。若葉さんは「10年言ってるんですよ、この話!」と声を上げました。

笑いながらムロさんは「先ほどそのブログを見たら閉鎖してたんです。アクセスは出来るのでアクセス数を増やしてください」と呼びかけると、イベントの時間が終了に。ムロさんが「『4拍子のワルツ』の話で…」と笑うと、若葉さんは「最悪ですよ、最悪」とつぶやきました。

<作品概要>

主人公・イベント会社に勤める田母神(ムロツヨシ)は、合コンでYouTuber・ゆりちゃん(岸井ゆきの)に出会う。田母神は、再生回数に悩む彼女を不憫に思い、まるで「神」の様に見返りを求めず、ゆりちゃんのYouTubeチャンネルを手伝うようになる。

登録者数がなかなか上がらないながらも、前向きに頑張り、お互い良きパートナーになっていく。そんなある日、ゆりちゃんは、田母神の同僚・梅川(若葉竜也)の紹介で、人気YouTuberチョレイ・カビゴン(吉村界人・淡梨)と知り合い、彼らとの“体当たり系”コラボ動画により、突然バズってしまう。

イケメンデザイナ一・村上アレン(栁俊太郎)とも知り合い、瞬く間に人気YouTuberの仲間入りをしたゆりちゃん。一方、田母神は一生懸命手伝ってくれるが、動画の作りがダサい。良い人だけど、センスがない…。
恋が始まる予感が一転、物語は“豹変”する。

映画「神は見返りを求める」は、6月24日(金)全国公開。

配給:パルコ
©️2022「神は見返りを求める」製作委員会