菊池風磨のMC力をニューヨークが絶賛「すべての番組をこの3人でやりたい」

全ての画像を見る

菊池風磨さん（Sexy Zone）とお笑いコンビ・ニューヨークが、自身の職業病について語りました。

7月6日（水）19時より『超絶限界 ～陸上・海上・航空自衛隊 ソコまで見せる！？大百科～』が放送されます。

この番組は、陸・海・空の自衛官がスタジオに集結し、恋愛、お金、食事情など、一般の人が知らない自衛官の生態や悩みを掘り下げるトークバラエティ。トークの合間には、通常は非公開の基地内部や、菊池さんらが訓練を体験するVTRも紹介するなど、自衛隊について知ることができる番組です。

MCを務めるのは、菊池さんとニューヨーク（嶋佐和也さん、屋敷裕政さん）。収録直後の3人に、自衛隊に対する印象や、収録の内容にちなみ「自身の職業病」について聞きました。

──まずは、収録を終えた感想をお願いします。

嶋佐：いろいろな番組に出させてもらっていますが、初めて知ることが多くて楽しかったです。自衛隊の方々が実際にスタジオにいらっしゃって、自衛隊のすごいVTRをたくさん見て、自衛隊づくしの3時間！あまり見たことない番組だと思うので、ぜひ見ていただきたいです。

菊池：自衛隊のことをかなり深掘りした見ごたえのあるVTRが多く、普段では知りえないことがたくさんあったので、楽しかったです。僕は、実際に航空自衛隊に足を運んで、そのVTRをスタジオで見て、改めて酔うという（笑）。なかなかない経験、そして本当に貴重な経験をさせていただいたなと思っています。

屋敷：自衛隊の方をスタジオに15人呼んで、がっつりトークする部分あったんですけど、最初はどうなるんやろうと思ってました。でも、びっくりするくらい皆さんトークが上手で（笑）。ホンマに驚きました。

──今回、スタジオ収録に参加した皆さんとのトークを通じて感じた、自衛隊に対する印象をお聞かせください。

嶋佐：皆さん、明るくて楽しい方が多かったですね。

菊池：ノリがすごく良くて。

屋敷：上官の方が前列におるから、上官が許可するまでしゃべらへん感じかと思ったら、全然そうじゃなくて。もっと上下関係が厳しい体育会系かと思ってたんやけど。

菊池：オンとオフがハッキリされてるんだなと思いましたね。

──印象に残っているVTRやエピソードはありますか？

菊池：僕は、（F15戦闘機に実際に搭乗するロケをして）まだ首を動かすとほのかに痛みが残ってるんですよね。それくらい体も酷使したので、あのロケVTRは印象深いです。

搭乗するにあたって事前に訓練も受けて大変でしたけど、自衛隊の皆さんはあれだけつらいことを毎日積み重ねていて、ありがたみを感じました。こうやって日本を守ってくれてるんだな、と。

嶋佐：確かにね。

屋敷：陸上自衛隊のレンジャーの訓練もしんどそうやったね。今日、僕らは朝9時から夜遅くまで仕事で、「しんどいな」と思ってたんですけど、レンジャーの訓練VTRを見たら「絶対頑張らな」と思いました。しんどいときは、自衛隊の方々の顔を思い出して頑張ろうと思います（笑）。

菊池：気持ちわかります！

嶋佐：21時間、訓練してるって言ってたよね。僕が印象に残ってるのは、自衛隊の皆さんの職場内結婚率の高さですね。結構な高い割合で驚きましたし、デートのエピソードも面白かった！

──もし自分が入るなら、陸、空、海、どの自衛隊がいいですか？

菊池：いや、全部大変だな…きつい。

屋敷：航空自衛隊がモテるって話してたけど、菊池さんのロケを見たらきつそうやったし…。

菊池：あれはムリ！

屋敷：あと、閉所恐怖症だから船は乗れないし。（レンジャーの訓練などがある）陸上自衛隊はもってのほかでしょ（笑）。

菊池：無理ですね（笑）。

屋敷：すべての自衛隊の皆さんをリスペクトですね。

嶋佐：改めて、「自分の仕事を頑張ろう」って思いました。

──初めて3人でMCをやった感想をお聞かせください。

屋敷：信じられないくらいうまいことイケたんで、すべての番組をこの3人でやりたいです（笑）。

菊池：ははは（笑）。

屋敷：菊池さんと初めてがっつり一緒にお仕事をさせていただいたんですけど、すごくやりやすかったです。

菊池：うれしい！

嶋佐：めちゃくちゃ達者で、面白くてね。

菊池：いや、お2人に支えられて…。

嶋佐：初めましてなのに、いい具合に僕らのことを受け止めてくださって。

屋敷：同期の芸人とやってくるくらい、やりやすかったです。

嶋佐：なんでこんなやりやすいのか、不思議でした。

菊池：僕、そんなに番組MCの経験がないので…。

嶋佐：えぇ！？

屋敷：そうなんですか！？

菊池：だから、お2人に支えていただいて、心強いばかりでした。

屋敷：とんでもない、バケモンMCの誕生に出会ったんかもしれない！

菊池：いやいや（笑）。楽しく収録させていただきました。

──収録中、自衛隊の皆さんの職業病が話題になりましたが、皆さんに職業病はありますか？

屋敷：奥さんとご飯を食べとったら、すごく（口に人差し指をたてて）こうされます。声がでかいって。僕はだいぶちっさめの感じでしゃべってるんですけど、「めっちゃ周りに聞こえるから、やめて！」って。それは、芸人になってから言われるようになりましたね。

嶋佐：職業病というか…スーツ入れを持って歩いてる私服の人を見ると、「漫才師かな？」って思います（笑）。

屋敷：確かに、スーツを運ぶやつはだいたい漫才師ですね（笑）。

菊池：僕は、もともと銭湯では前を隠すタイプだったんですよ。それなのに、フジテレビというテレビ局さんに裸にさせられてから（※）、銭湯で前を隠さなくなりました（笑）。

※『芸能人が本気で考えた！ドッキリGP』で、「シャワー中に上からオバケ」のドッキリにかけられ、全裸のまま「許せない！」と叫んだことが話題となりました

屋敷：それ、職業病かな（笑）？

──まだ放送前で気が早いかもしれませんが、次回への期待度は…？

菊池：VTRがどれも面白かったですし、これだけ一つのことを深掘りできるなら、次も…という期待はありますね。ニューヨークのお2人も、先ほど「相性が良かった」と言ってくださったので、またぜひ3人で！

屋敷：正直なところ、「1回で終わらせて大丈夫なんか？」っていうくらい、セットとかにお金がかかってるから、1回で終わったらまずいんやろうなと思ってます（笑）。

嶋佐：でも、こればっかりは視聴率でしょ…？特にフジテレビさんは（笑）。

菊池：ははは（笑）。

屋敷：じゃあ、大幅にテコ入れして「自衛隊ばかりの恋愛リアリティショー」をやりますよ。MCも変えて（笑）。

嶋佐：あとは（自衛隊は体力自慢が多いので）『SASUKE』（TBS系）みたいになってるかもしれない！

屋敷：それか、（各自衛隊に名物料理があるため）料理番組か（笑）。

菊池：それだけで3、4本の番組がつくれますね（笑）。また、いろいろ深掘りしていきたいです！

──自衛隊以外だったら、何を深掘りしてほしいですか？

屋敷：なんやろうな…僕、芸人になる前はADをやってたので、ディレクターを集めたらもおもろいかも。

菊池：面白そう！

屋敷：働き方改革の前にADをやっていた方の話を聞きたいな。

菊池：その流れで言うと、マネージャーさんとかも深掘りしてみたい！

嶋佐：ピアノの先生とかね！

屋敷：全然ちゃうな！

菊池：ははは（笑）。

屋敷：いろいろ気になることはあるけど、今回の自衛隊はホンマにすごかったなと思う。

菊池：探ろうと思って探れる場所じゃないですしね。

嶋佐：収録の合間に、隊員の方が「自衛隊、毎日めっちゃ楽しいです！」って言っていて、「いいな」と思いました。

菊池：それ、もしかしたら訓練が大変すぎて限界突破してるかもしれませんよ（笑）。