三浦春馬“ハンサム”に凱旋 声援を浴びて「気持ちいい!」
芸能事務所「アミューズ」に所属する若手俳優による恒例のファン感謝祭イベント「15th Anniversary SUPER HANDSOME LIVE『JUMP↑ with YOU』」、通称“ハンサム”が、2月15日(土)、16日(日)の2日間、東京・両国国技館にて開催された。
今年で15周年を迎える“ハンサム”は、役者として活動している出演者たちが、歌やダンスなどを披露し、普段、なかなか見られない姿を見せるとあって、多くのファンから愛されている。
これまでには佐藤健や三浦春馬、賀来賢人、神木隆之介、吉沢亮など、今やドラマ、映画で主演を務める人気俳優たちも参加しており、若手俳優の間では“憧れ”のイベントにもなっている。
今回はアニバーサリーということで、石賀和輝、太田将熙、甲斐翔真、小関裕太、鈴木仁、田川隼嗣、福崎那由他、藤原大祐、細田佳央太、正木郁、松岡広大(16日18:00公演のみ出演)、三船海斗、渡邊圭祐の現役“ハンサム”の“チーム・ハンサム!2020”に加え、ゲストとして先輩“ハンサム”の“チーム・ハンサム!”も参加。
15日には青柳塁斗、猪塚健太、植原卓也、風間由次郎、平間壮一(15日のみ)、水田航生、吉村卓也(19:00公演のみ)、16日はそこに、神木隆之介、桜田通、松島庄汰も加わり、三浦春馬(15日のみ)もサプライズ登場して後輩たちを盛り立てた。
フジテレビュー!!では、全4公演の中から15日(土)19時の公演の模様をレポートする。
若手俳優たちが歌って踊るファン感謝祭が15周年
ハンサム史上最大規模の会場となる両国国技館は、ペンライトと“推し”の名前や、メッセージを書いたうちわなどを持ったファンで埋め尽くされ、その様相はまるでアイドルのコンサートのよう。ステージも背面に大型ビジョンが据えられ、中央には宝塚風の大階段も設けられていて、トークやゲームなどをすることが多い俳優の一般的なファンミーティングと一線を画していることが見た目からもわかる。
19時を過ぎ、場内が暗転すると、客席はファンの持つペンライトの光で彩られる。そこへまずは“チーム・ハンサム!2020”の12人が、黒をベースに金銀赤などの光る素材をポイントにした煌びやかな衣装をまとって登場。昨年11月に発売された“ハンサム”のオリジナルアルバム「SUPER HANDSOMECOLLECTION 15 th Anniversary『JUMP↑』」のリード曲「Beautiful Stranger」で幕を開ける。
アグレッシブなダンスナンバーを華麗に踊る“ハンサム”たち。先輩“ハンサム”の一人、植原が作詞したラップ部分は、「DearDream」のメンバーとしてCDデビューもしている太田が担当。1曲目から“ハンサム”でしか見られない姿を見せてくれる。
続けて、「THIS IS THE TIME (2019 Remix)」「Brand New World」とこれまで先輩たちが歌い継いできた“ハンサム”のオリジナル曲を、“2020”メンバーのバージョンでパフォーマンス。進化している“ハンサム”の姿を見せつける。
MCを挟み、そこからはユニット曲ゾーンに突入。今回が“ハンサム”初出演となったフレッシュな田川、福崎、藤原、細田、三船の5人は、「キミノリズム」を制服を着て若さをアピールしながら歌う。
パステルカラーのスーツを着た甲斐&小関のスタイル抜群の2人は、ファンのペンライトの光が“桜色”になった会場で「桜の街」を2人だけのハーモニーで聴かせる。
「Secret Kiss」では、曲の主人公になりきった太田、小関、三船、渡邊の4人が、見ているファンたちに挑むようなまなざしや、怪しく誘うような微笑みなどを向けながら激しく歌い踊る。他にも俳優であるからこそ見せられる表現力を武器に、バリエーション豊かな楽曲を披露していく。
“ハンサム”恒例ともいえる、メンバーが女装し、自身のファンに扮して自分をアピールする映像で笑いもしっかり取りつつ(今回は鈴木、藤原、細田、渡邊が挑戦。伝説の青柳塁斗が扮する“塁子”まで登場!)、前半戦は新生“ハンサム”の勢いで押すステージが続いたが、中盤からはそこに先輩“ハンサム”たちが力を添える。
三浦春馬と小関裕太が念願のデュエット
「ButterFly」では、白をベースにした衣装を着た先輩“ハンサム”の植原、平間、水田の3人がまずポップアップでステージに登場。3人での歌声を聴かせ、中盤から鈴木と正木も合流する。「君だけのHERO」では猪塚、風間、吉村がコミカルに曲の楽しさを表現すると、そこに乗せられるように田川、藤原、細田も笑顔で参戦した。
さらに初日は、サプライズ登場となった三浦と小関のデュエットも実現(14時公演は三浦&甲斐のコンビ)。三浦や佐藤健が中心となっていた時代から“ハンサム”を見続け、現役時代の三浦とも同じステージに立ったことのある小関は、“ハンサム”に対して強い憧れを抱いていることを公言している。それだけに自分が中心メンバーとして立つことができた今回の“ハンサム”に、三浦を迎え入れる形のコラボレーションは、かなり思い入れも大きかったはず。
三浦と肩を並べ、ときには視線を送り合いながら「White Serenade」を情感たっぷりに歌い上げる。“ハンサム”が15年続いてきた歴史を、改めて感じる瞬間でもあった。
先輩&現役“ハンサム”たちは、一緒にゲームも行い、その絆を深めると、後半は全員で一つとなってさらに会場を盛り上げていく。
お互いにエールを送り合うように“2020”のメンバーだけで、先輩“ハンサム”たちのテッパン曲「So Free!」を歌い、先輩“ハンサム”たちは、今回のための新曲「春の花」を歌唱。この「春の花」はイベントには参加できなかった佐藤健も歌っていて、ビジョンにレコーディング時の場面も映し出しながら、全員の思いがこもった歌として届けた。
そして、「PARTY RIDE」からは怒涛のラストスパート。現役メンバーは白、先輩メンバーは黒を基調とした衣装を着て、新鮮さと貫禄を表しながらも、ともにその視線の先にあるのは観客の笑顔。そんな笑顔を少しでも増やすために、声を張り上げ、汗だくになりながら、歌い踊る“ハンサム”たち。ファンたちも一緒に歌い、身体を動かしながら、客席に降りてきた“ハンサム”たちと特大のジャンプもしたラストの「親孝行!!!」まで、貴重な瞬間を楽しみ尽くした。
「僕にまた一つ特別なものが増えました」 (小関)
アンコールで再びステージに戻ってきた総勢20名の“ハンサム”たちは、この日の思いを一人ずつ口にしていく。
小関は、今回初めて、チーム・ハンサム!のオリジナル曲だけでステージをやりきれた喜びを口にしつつ、三浦との共演を振り返って「初めて出演した2012年のときに憧れだった『White Serenade』を春馬さんと一緒に歌わせていただけて、すごく嬉しかったです」と感慨深げにコメント。「僕にまた一つ特別なものが増えました」と笑顔を見せた。
一方、前半から笑いを取りにいくことに貪欲な姿を見せていた渡邊は、「ハンサムってこんなにも素晴らしいんだなって、アミューズさんって素晴らしい事務所なんだなって」と言って、メンバーから「他人じゃないんだから!」とツッコミを入れられる。さらに「最後に恒例のやつだけやらせてもらっていいですか?」と突然言い出して、周りを混乱に陥れると「1+1と2+3で“ニコ”」とポーズ。“ハンサム”初登場とは思えない、堂々とした振り切りぶりで笑わせてくれた。
また先輩“ハンサム”たちもそれぞれに思いを伝える。最初の挨拶で「8年ぶりにハンサムライブ戻ってきました。ただいま!」と言っていた三浦は、わざとファンに声援を求めるジェスチャーをして、大きな声を受けると「気持ちいい~」と満面の笑顔。「僕も16歳のときに初めて出させてもらって、そのときはお客さんの顔を一人ずつ見るのも恥ずかしくって自分なんかって思ってたのよ。なんだけど、今は一人一人の笑顔をしっかり見ながらやれてる」と若かりし頃の思い出も語る。
そして、今の後輩たちのレベルの高さを褒めつつ「その場を与えてくれているのは皆さまです。今までついてきてくれてありがとう、これからもよろしくお願いします」とファンへの真摯な思いも伝えた。
最後の最後は「With You」を会場の全員で一緒に歌う(16歳の藤原だけが時間の関係でステージ上にはいなかったが、きっと裏で歌っていたはず!)。ステージ、客席の垣根もなく、たくさんの笑顔があふれる中、この日のステージは幕を閉じた。
<セットリスト>
EN1. 君がいれば/チーム・ハンサム!2020
EN2. I Treasure You/チーム・ハンサム!2020
EN3. With You/チーム・ハンサム!2020、チーム・ハンサム!
「チーム・ハンサム!2020」メンバー
石賀和輝、太田将熙、甲斐翔真、小関裕太、鈴木仁、田川隼嗣、福崎那由他、藤原大祐、細田佳央太、正木郁、三船海斗、渡邊圭祐
「チーム・ハンサム!」メンバー
青柳塁斗、猪塚健太、植原卓也、風間由次郎、平間壮一、三浦春馬、水田航生、吉村卓也
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