『個人差あります』より、紺野彩夏さんのコメントが到着しました。
夏菜さん、新川優愛さん、白洲迅さんトリプル主演の土ドラ『個人差あります』(東海テレビ・フジテレビ系)は、突如、性別が変わってしまう「異性化」に翻弄される夫婦の物語。
ある日、夫が女性になったら――突然性別が変わる架空の設定、「異性化」を切り口に、夫婦や恋愛の多様なあり様を描くラブストーリーです。
異性化する夫役を夏菜(女性)さんと白洲迅(男性)さんが二人で一役を演じ、戸惑う妻を新川優愛さんが演じます。
第4話では、リバース(※)することを恐れ、妻・苑子(新川)の誘いに応じることができなかった晶(白洲)が、ついに苑子と一夜をともに…。
(※)異性化した人間が元の性別に戻ること
翌朝、再び女性の姿に戻った晶(夏菜)を前に、苑子は、晶が男性の姿に戻った原因が浮気だったと気づいてしまいます。
そんな『個人差あります』で、紺野さんが演じるのは、晶がよく買い物をするドラッグストアの店員・横山真尋。
美人で、外では無愛想な対応に終始していますが、晶に自分も「異性化」していることを告白し、次第に心を開いていきます。
第5話を前に、晶と同じ「異性化」で悩む真尋役を演じる紺野さんに話を聞きました。
土ドラ『個人差あります』第5話は、9月3日(土)23時40分より、東海テレビ・フジテレビ系で放送されます。
多様性の時代だからこそ、響くものがあると思います
<紺野彩夏 コメント>
――紺野さん演じる、真尋という役をどう捉えていますか?
お話をいただいたときには、端的に言うと、見た目は女性で中身は男性にならなくてはいけないので、もちろん理解はできずに、とても難しいと思いました。
でも今は、抱えているものがたくさんありながらも、必死に生きている真尋が愛おしいと思っています。
――演じるうえで意識していることはありますか?
真尋は、自分のテリトリーに入ると雑になる人です。
知らない人には、女性として生きていますが、家の中や自分を知っている人と話すときは素に戻るので、そのときは喋り方や仕草を変えています。
足を広げて座ってみたり、いい意味で雑な感じが出るように、監督と相談しています。
――実際に演じてみて、難しさは感じていますか?
いい意味で、大変さはありません。
それよりも、今まで演じたことのない役をやれているという充実感があり、とても楽しいです。
私は、何事も挑戦するのが好きなので、真尋をきっかけに、自分の演技の幅を広げられるチャンスをいただけたこと、感謝しています。
――多様性の時代と言われる昨今、このドラマをきっかけに考えることはありましたか?
もともと、私はそれほど性別を気にして生活をしていないかもしれないです。
どのような形でも、対“人”という接し方で、もしかしたら私たち世代はそういう人も多いのでは、と思います。
ただ、今回のお話をきっかけに、葛藤を抱えて生きている方もたくさんいらっしゃるというのを改めて認識しました。
だからこそ、このドラマは、今の時代に刺さる話だと思います。
――印象に残っているシーンは?
真尋の部屋でのシーンが何回かあるのですが、晶に対して強く出ていたり、普段はこういうことを考えて生きているという場面であったり、何話の…というくくりはないのですが、部屋のシーンは、とても印象深いです。
真尋は、サッカー部だったので、そういう感じも出るといいなと演じました。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
毎回大切なシーンがあって、それが真尋のときや晶、苑子さんのときなど、登場人物のいろんな人の思いが交差していて、毎週、本当に見逃せないと思います。
多様性の時代だからこそ、響くものがあると思いますので、性別や年齢問わず多くの方にご覧いただけたら、うれしいです。
<第5話 あらすじ>
妻・苑子(新川優愛)とのセックスで再び「異性化」して女性の姿になった晶(夏菜)。
苑子は以前、晶が出張先で男性に「リバース」したきっかけが浮気だったことに気づき激昂、家を出て行く。
そして、晶の浮気相手が出張で一緒だった雪平(馬場徹)と推測し、会いに行くが…。
一人となった晶は、苑子への思いと、再び女性となった自分の間で気持ちが揺れ続けて…。
そんななか、「自分の気持ちを、晶に伝える勇気が出ない」という苑子に、担当編集者の菊原(鶴田真由)は「考えるヒントになるかも」と、ある人を紹介する。
公式HP:https://www.tokai-tv.com/kojinsa/
公式Twitter:https://twitter.com/tokaitv_dodra