合田雅吏＆蕨野友也「究極のコメディエンヌ！」大地真央を語る

10月22日（土）23時40分～『最高のオバハン中島ハルコ』第3話（『SMBC日本シリーズ2022 第1戦ヤクルト×オリックス』延長の場合、放送時間繰り下げ）

めざましmedia編集部

この記事をシェア

『最高のオバハン中島ハルコ』より、合田雅吏さん、蕨野友也さんのコメントが到着しました。

大地真央さん主演、土ドラ『最高のオバハン中島ハルコ』（東海テレビ・フジテレビ系）。

本作は、2021年に放送された、オトナの土ドラ『最高のオバハン中島ハルコ』の第2弾。

大地さん演じる主人公のアラ還名古屋マダム・中島ハルコと、松本まりかさん演じるグルメ雑誌編集者・菊池いづみのコンビが、世の中の悩みを次々と解決していく痛快エンターテインメント。日本のへそ・岐阜を舞台に大暴れします。

第2話では、長良川の鵜匠VSエシカル女子の結婚問題を、“最高の監禁”という奇策で解決。ハルコのつけ髭＆甲冑姿の成敗シーンにハマる人が続出しました。

第3話では、舞台を岐阜から（一瞬）名古屋に移し、由緒ある「名古屋仏壇」にスポットを当てます。

ゲストに、愛知出身の赤座美代子さんが登場。

赤座さんと嫁姑のバトルを繰り広げるのは、東海テレビ制作『名古屋嬢の恋』で、主人公マリエを演じた、上野なつひさん。

名古屋大須の仏壇店を舞台にした、壮絶な女の闘いが繰り広げられます。

また、バッドナイス常田さん演じるイケメンのお坊さんが、いづみ（松本）と恋に…！？と、ハルコを取り巻く面々からも目が離せません。

もちろん、チームハルコの活躍も見逃せません。第1弾から“助さん、格さん”としてハルコの手足として動き、問題解決の手助けをするのが、ハルコクリニックの事務長・大谷役の合田雅吏さんと、ハルコの秘書・若杉役の蕨野友也さん。

『最高のオバハン中島ハルコ』の“助さん、格さん”、合田さん＆蕨野さんに話を聞きました。

“動”の大谷、“静”の若杉「2人の違いを楽しんで」

＜合田雅吏＆蕨野友也コメント＞

――第1弾出演時は、どんな反響がありましたか？

合田：よく自分が出ている番組の話をすると「見ていますよ」と言われますが、この作品は周囲の食いつきが違ったんです。

やっぱり、みなさん勧善懲悪モノが好きなんですね。特に印象的だったのは、本家（※）でご一緒した俳優の照英くんから、久々に連絡が来て「娘がめちゃくちゃハマっていて、何回も繰り返して見ている」と言われたこと。

大人はもちろん、子どもたちまで楽しんでもらえるドラマだと思うと、すごくうれしかったし、自信になりました。

（※）合田さんは『水戸黄門』（2003～2010年／TBS）に、5代目格さん役で出演。風の鬼若役の照英さんと共演（2002～2007年）。

蕨野：僕も同じで、舞台が愛知だったことから、特に東海3県に住んでいる友だちからの熱量がすごかったですね。

ドラマで愛知の特産品を取り上げ、それが全国放送で流れて脚光を浴びるというのがうれしいという声もいただきました。

――第2弾のオファーを受けたときは、どう思いましたか？また、台本を読んだ印象は？

合田：まだ世の中が少し不安ななかで「笑いあり涙ありで、みんなの気持ちを明るくする作品がまたできる！」と、本当にうれしかったですね。

「刀匠の後継者問題」を取り上げた第1話の台本は、想像のはるか上をいっていて、時代劇に長く携わり伝統文化に興味があった自分には、本当に考えさせられましたし「自分も、前作よりパワーアップしていかなきゃ」と身が引き締まる思いでした。

蕨野：第1弾のクランクアップ時、松本（圭右）プロデューサーからデカい文字で一言「また一緒にやりましょう」とお手紙をいただいていたので、特に驚くこともなく「また一緒に頑張るぞ」と思いました。

台本は、どの話も本当に面白くて「みなさんに早く見てほしい」と思いましたし、「今回もみんなの記憶に残る、メッセージ性のあるドラマのために自分も頑張ろう」と気持ちが奮い立ちました。

――第1弾との違いは？

合田：大谷としては、前回からの爺や的な部分を膨らませて、語尾は「〇〇ですな」と明るく柔らかく表現し、ハルコ先生を温かく包みこむような感覚で演じています。

例えば、ハルコ先生が相手をタジタジにさせるところも、前回は「ふむふむ」と真面目に聞いていましたが、今回は「またやっていますね」と楽しみつつ笑顔で見守っています。

今回、三河弁がほぼないのは、助かりました（笑）。若杉とのアドリブ的なところは「2人の阿吽（あうん）の呼吸でやっていこう」と話しましたね。

蕨野：撮影前に監督たちと話したところ「大谷が“動”だとすると、若杉は“静”なので、その対比をお願いします」ということだったので、若杉としてはハルコ先生のサポートというより、秘書としてすべてを理解しているという姿勢に徹しています。

なので、ハルコ先生の突飛な言動も、若杉からしたら「あ、いつも通りです」みたいな感じで冷静に見ている（笑）。そんなふうに、ハルコ先生の受け止め方や、それに対する“2人の反応の違い”なども見てもらえたらうれしいです。

――2人から見た、大地さんのすごさとは？

合田：今回、大地さんのコメディエンヌっぷりがパワーアップしていまして。例えば、相手に「〇〇なのよね？」と言って、相手がタジタジになっているところに「ね？ね？」と念押しするのですが、その言い方が絶妙なんです。

普通の人がそれをやったら嫌味で終わっちゃうけど、大地さんはそうはならない。強さとかわいらしさがあり、結果、ものすごく高圧的に押しているのに笑えちゃう。

「笑わせようと思って笑わせる」のと「真剣にやって面白い」のでは、後者の方が究極のコメディ。大地さんの、そのすごさが見られるシーンは毎話あるので、ぜひ楽しみにしていてください。

蕨野：例えば、第1話の刀匠とのシーンでは、実際に本物の刀を使ったのですが、刀の扱い方など、その道のプロの方が何十年としてきた仕草を撮影中の数時間で身につけて見せるわけです。

プロから教わり、本番を撮りきるという作業は毎話のようにあって、こなすのはすごく大変なこと。そこに真摯に取り組まれる大地さんの姿を毎回一番近くで見られるのは、僕にとっていい経験です。