伊沢拓司「ありとあらゆることに興味が湧く」“興味中毒”で体調不良に?
伊沢拓司さんがやめたくてもやめられない“中毒性”のあることを語りました。
10月31日、国立科学博物館 特別展「毒」のオープニングトークに、オフィシャルサポーターとして登場した伊沢さん。
本展は、総展示“毒”数およそ250点。動物、植物、菌類、鉱物、人工毒など、自然界のあらゆるところに存在する毒について各研究分野のスペシャリストが徹底的に掘り下げ、「毒」とはいったい何なのか?を問いかける展示となっています。
監修統括を担当した国立科学博物館の細矢剛さんは、「みなさんに毒の多様性、多面性を理解してもらいたい。毒と向き合う姿勢は化学そのものである」と、企画意図を語りました。
国立科学博物館には子どもの頃から親しんでいると語る伊沢さんは、毒に対してのイメージを聞かれると、「怖いんだけど、刺激的で魅力的。危ないんだけど知りたくなってしまう、どうしても惹かれてしまう存在」とコメント。
そして、「展示が重厚ですが、ただただ展示しているだけではなく、子どもから大人まで楽しめるような仕掛けがたくさん用意されています。じっくり2時間くらいは時間を取って見てほしい。僕は展示を一周するのに3、4時間はかかるかな」と紹介。
伊沢さんは、国立科学博物館だからこそなしえた、各分野の横断的な展示について称えつつも、細谷さんに「実際は大変だったのでは?」と本音を聞くと、「最初のブレインストーミングでどんどんネタが出て、すべてを並べると会場に収まりきらない。ただ並べても面白くない、じゃあアルファベット順にするか、というともっと面白くない」と、試行錯誤した経緯を明かす一幕も。
今回、「毒」展をさらに楽しんでもらうために、QuizKnock(クイズノック)としても会場各所に展示を見ながら解けるクイズを用意した伊沢さん。
その理由について、「展示を見ていて、子どもだと『文字が多いな』となるところ、『クイズの答えを探してみよう』にしたら、いろいろなところに興味が出てくるのでは」と、クイズという視点をきっかけに展示の面白さを見つけてもらいたいと語りました。
ここで、本展の「この世界は毒だらけ」のキャッチコピーにちなみ、「最近、伊沢さんがハマっている“〇〇中毒”なものは?」との質問が。
伊沢さんは、「最近ではなくずっとなんですが、“興味中毒”というか、ありとあらゆるものに興味が湧いてしまって、調べ物が終わらなくて中途半端になってしまう」と、クイズ王らしい悩みを明かします。
続けて、「ハマっていることで言うと、ワールドカップの前なので、“サッカー中毒”ですかね。週3、4試合は夜中でも見ているので。起きたら試合について調べたりインタビュー読んだり、次の試合のプレビューも見たりしているので」と熱弁。
サッカー観戦に時間をかけていると振り返り、「体調悪くなっちゃうから、ちゃんと“毒”ですね」と笑い、きれいに締めくくっていました。
<開催概要>
特別展「毒」
【開催期間】2022年11月1日(火)~2023年2月19日(日)
【会場】東京・上野公園 国立科学博物館
最新情報は、公式サイトまで
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