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東京・歌舞伎座で12月2日から始まった舞台「十二月大歌舞伎」。その演目の1つ、グリム童話の「白雪姫」を題材にした「本朝白雪姫譚話」に出演している18歳の中村歌之助が、『めざましテレビ』のインタビューに答えた。

父は歌舞伎俳優の中村芝翫、母は女優の三田寛子で、さらに兄2人も歌舞伎俳優という、俳優一家の三男として生まれ育った歌之助。「襲名の時とか家族で取材していただくことが多かったので、一人で出るのはちょっと緊張します」と、初めての単独インタビューに緊張の様子。

「ご飯を食べていても、歌舞伎、歌舞伎、歌舞伎…みたいな感じ」

やはり、家族の話題の中心は歌舞伎。それに対し、母の三田は「自分も入れて欲しい」と、よく怒っているという。

歌之助は「本朝白雪姫譚話」で、白雪姫を助ける王子様役として、白雪姫役の坂東玉三郎と初共演を果たした。歌舞伎役者として着実に経験を積み重ねている歌之助だが、まだ現役の高校生だ。

「学校が大体4時くらいに終わって、その後お芝居を見る時は、大体4時半開演なので、急いで行って夜の部を観る」

部活は兄たちと同様、ゴルフ部に入っているという。

「よく『大変』って言われるんですけど、歌舞伎を心の底から愛しているから、大変でも楽しく思えるんだなって、最近すごく思います」