2020年1月公開の映画「キャッツ」の日本語吹替え版の制作発表が、11月18日、東京都内で行われ、葵わかな、山崎育三郎、大貫勇輔、ロバート秋山らが登壇した。
1981年のロンドン初演以来、今でも世界中で愛され続けるミュージカル「キャッツ」の実写化にあたり、「レ・ミゼラブル」のトム・フーパー監督がメガホンを取る。
本作の吹替え版が制作されたのは日本を含めて2ヵ国のみ。その吹替えに挑んだキャスト陣が、『めざましテレビ』の取材に応じた。
歌が上手な一同、自身の“歌にまつわるルーツ”を聞いたところ、葵は、小学6年生の時に歌のレッスンに通い始めた頃のエピソードを披露。「当時すごくアニメにハマってたんですね。私もキャラクターの声優さんと同じくらい上手く歌えるようになりたいと思って始めたのが、私の歌の最初の原点でした」と、アニメ「けいおん!」が好きだったことを語った。
山崎は、小学3年生の時、全国童謡コンクール ファミリー部門で母と2人で歌い、審査員賞を受賞したのがきっかけ。「歌うっていうことが自分の中で特別なことなんだなと実感した」と話した。
大貫は、山崎の歌声とお芝居にものすごく感動し、「僕もこういうふうに人に感動を与えられるようになりたい」と思い、歌と芝居の世界に足を踏み入れたという。「共演できるの本当にうれしいです」と山崎との共演に感慨もひとしお。それに対して、山崎は喜びの表情を浮かべ「ダンサーとしては(大貫は)日本一だと思っています」と太鼓判を押した。