『瑠璃も玻璃も照らせば光る』に、都留拓也(ラパルフェ)さん、青山倫子さん、水橋研二さん、池谷のぶえさん、勝村政信さんが出演します。

第34回「フジテレビヤングシナリオ大賞」受賞作、市東さやか(しとう・さやか)さんの脚本「瑠璃も玻璃も照らせば光る」(読み:るりも・はりも・てらせば・ひかる)が、『瑠璃も玻璃も照らせば光る』(12月27日/フジテレビ)として放送されます。

本作は、豊嶋花さん演じるヤングケアラーの女子高生・木村ひかる(17)が、演劇部の照明係の手伝いをすることになり、真剣に部活に取り組もうとする転校生・立石瑠璃(17/祷キララ)と、家事を担い続けなければならない自分の境遇との間で葛藤する青春ヒューマンドラマ。

豊嶋花 テレビドラマ初主演!ヤングシナリオ大賞受賞作『瑠璃も玻璃も照らせば光る』
『瑠璃も玻璃も照らせば光る』祷キララ、横田真悠が出演!

演劇の手伝いを「少しくらい青春っぽいことをやってみたい」と軽い気持ちで引き受けたひかるが、瑠璃との関わりを通じて、自分が心の奥底に閉じ込めていた本心に気がついていく、暖かな物語が見どころとなっています。

主人公・ひかるを取り巻くキャスト陣

都留拓也さんが演じるのは、ひかるが通う高校の教師・峯田(みねた)。

青山倫子さんが演じるのは、うつ病を抱えるひかるの母・里絵(りえ)。

水橋研二さんが演じるのは、昏睡(こんすい)状態にあり、病院で寝たきりの父・康一(こういち)。

勝村政信さんが演じるのは、康一の担当医である、病院の医師・三隅修二(みすみ・しゅうじ)。三隅は、ひかると一緒に、康一の回復を願うなかで、ひかるが前を向くきっかけを与えようとします。

池谷のぶえさんが演じるのは、看護師・中野敦子(なかの・あつこ)。父の見舞いに足しげく通うひかるを、やさしく見守りながらも心配しているという役どころです。

『瑠璃も玻璃も照らせば光る』は、12月27日(火)13時45分より、フジテレビで放送されます(※関東ローカル)。

<都留拓也 コメント>

――この作品への出演を聞いたときは、どう思いましたか?

はじめは、僕でいいのかなと思いましたね…。タイトルを聞く前は、「ドラマが決まりました」と言われて喜んだんですが、設定が少し重たい、うつ病のお母さんをもつ女子高生の「学校の先生です!」と聞いて「…ちょっと面白くなっちゃわないか?」と心配が勝ちました。「東大行かせなくていいんでしょうか」という気持ちで、いっぱいになりましたね(笑)。

――峯田という教師役を、どのように演じましたか。

監督からは、メイクはしないけど、声は阿部寛さんで、と指示をもらいました。なので、なるべく阿部さんを、声でも出しきらないようにっていう、すごい難しいことしています。

(劇中で)「いいかお前ら!」というセリフがあるんですけど、気を抜くと、そこで阿部さんが出ちゃうので、その“阿部”だけ出さないように一生懸命でした。

――教師役としては、学生のみんなにどこの大学に行ってほしいですか?

(阿部寛さんになって)もちろん東大だ!…ただ、設定上、進学校ではないので、「『東大に行け!』とは言わないで」と、言われています(笑)。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

少し重たい話ではあるのですが、私が出てくるところで少し気持ちを緩めていただければと思います。シナリオはとても現代的で、新しくて面白いですので、そこの部分をまっすぐ見てくれたらと思います!

<あらすじ>

高校2年生の木村ひかる(豊嶋花)は、うつ病を抱える母・里絵の代わりに家事を担い、慌ただしい日々を送っていた。里絵に向かって「頑張らなくていいよ」と口癖のように伝え、自転車で家を飛び出すひかるは、父・康一が入院している病院に立ち寄り、意識のない康一にあいさつをしてから登校するのが日課だった。

ある日、ひかるは親友の美沙(横田真悠)から演劇部の照明係を依頼され、両親のことを気にしつつも、「少しぐらい青春っぽいことをしてみたい」と承諾する。

演劇部の見学で、ひかるは転校生の立石瑠璃(祷キララ)と出会う。やる気がなさそうな部員たちと違い、真剣に練習している瑠璃は明らかに浮いていた。演劇部を手伝うことを里絵に報告したひかるは「頑張って」と応援されるものの、忙しい暮らしは変わらない。

瑠璃からも軽い気持ちで引き受けたことを責められてしまうが、瑠璃が一人で練習している姿を見て圧倒されたひかるは、真剣に取り組もうと決心し…。

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