葵わかなさんが、お金を通して等身大の自分を語りました。
1月7日(土)からスタートする、葵わかなさん主演の土ドラ『三千円の使いかた』(東海テレビ・フジテレビ系)。姉妹、母、祖母という三世代、4人の女性たちが、お金と人生の悩みに向き合い、乗り越えていくホーム“マネー”ドラマです。
原作は、2022年文庫本の年間ベストセラー1位を獲得した原田ひ香さんの同名小説。実家を出て、一人暮らしを満喫している社会人2年生の御厨美帆(葵)を中心に、4人の女性たちが描かれます。
夫の遺産1000万円を増やし目標を達成したものの、逆に生きがいをなくしてしまった祖母・琴子を中尾ミエさん、定年間際の夫との離婚が脳裏をよぎる中、突然、病気が判明する母・智子を森尾由美さん、夫と娘とともに楽しく節約生活を送っていたものの、その暮らしを見直すきっかけが訪れる姉・真帆を山崎紘菜さんが演じます。
【関連記事】『三千円の使いかた』に山崎紘菜、橋本淳、堀井新太らが出演!
フジテレビュー!!は、主人公・美帆を演じる葵さんにインタビュー。24歳の同い年という美帆との共通点や、お金の使い方、現在の心境などを聞きました。
【アザーカットあり】葵わかなフォトギャラリー
役作りは「能天気でフワフワした感じを目指しています」
<葵わかな インタビュー>
――まず、台本を読んだ感想をお願いします。
原作も読ませていただきましたが、脚本も原作もとてもリアルだと思いました。美帆は、人生やお金に対して何も考えていなくて、今が楽しければいいと思っています。私も美帆と同じ24歳で、周りの友だちや同世代の人と話をしていても、だいたい同じ感じなので、共感しかないです(笑)。
その後、美帆が成長していく様子もすごくリアルだと思いました。将来のことを考え出すきっかけが24歳にあるというのもすごく共感できました。これから美帆がどうなっていくのか、続きが気になる台本だと感じました。
――演じる御厨美帆は、どのような人物としてとらえていますか?
美帆は、大学を卒業して社会人として収入も得られるようになって、憬れのおしゃれエリアで一人暮らしをしています。自分でも、一番充実している時期だと感じているのかな。そういう感じは、私もすごくわかるので、等身大の24歳らしい女性だと思います。
そんな美帆が、あることをきっかけに将来を考え、自分自身を見つめ直すことになります。そこから、節約や貯金などお金を通して、自分の将来設計をしていく、という役どころです。
――そんな美帆を演じる上で意識していることはありますか?
私は、周りからしっかりしていると見られることが多いんです(笑)。だから、気合いを入れすぎず、ナチュラルに演じようかなって。言葉にもあまり責任がない方がいいかなと思うので、能天気でフワフワした感じを目指しています。
――一方で、美帆は家族にはちゃっかりしていたり、会社で正義感を見せたりと、さまざまな一面が描かれます。美帆の多面性をどのようなバランスで演じていますか?
家族のシーンは、テンションを上げすぎないように心がけています。実家にいる時の自分を思い出すと、身近だからこそ家族には素の自分が出るんですよね。だから、「あ~、わかった、わかった」みたいな対応になってしまって(笑)。でも、それってすごくリアルだと思うので、機嫌を取ったりしない感じの空気感を出せたらと思っています。
ちゃっかりした面は、母親の気持ちを考えていない子供みたいな感じで(笑)。ただ、そういう美帆の態度が、次第に家族の関係が変わっていく時にカギになってくるかなと思うので、家族のシーンは特に重きを置いて演じています。
美帆は、何も考えていないけれど、すれているわけじゃない。うがった見方をしないし、がんばることを恥ずかしいと思わないタイプで、本当に純粋。だから、信頼していた会社の先輩が退職した時に心を痛めたり、彼氏の言葉にも敏感に反応してしまったり。
美帆は、出会う人によって変わっていく人間だと理解して、考え過ぎずに演じています。
「高くていいものとわかっていても、分相応でなければ幸せな気持ちにはなれない」
――本作は、節約や貯蓄のノウハウも出てきますが、葵さんがやってみたいと思うものはありますか?
姉の真帆から教えてもらうのですが、固定費を削るというのは、現実的にいい案だと思いました。美帆のセリフに、「固定費って、削れないから固定費っていうんでしょ?」というのがあるのですが、私もまさにそう思っていましたから。そのテクニックは、ぜひドラマをご覧ください(笑)。
1日100円貯金も、実際にやっている方は多そうですね。私自身は、金額目標を設定して貯金をしたことはありませんが、難しく考えずにとにかくやってみることが大切だと思いました。
――本作には4人の女性が出てきます。お手本にしたいと思う女性はいますか?
おばあちゃんの琴子さんです。「いいものを買って、長く使う」というセリフがあって、それは理想だなと思います。私も、気に入ったものは長く使っている方だと思いますが、そういうものがもっと増えるといいなと思います。
――最近、印象に残った買い物はありますか?
最近、断捨離をして、それからはあまりものを買わないようにしているんです。でも、ほしいものはたくさんあって、本当にほしいのかどうか、自分に3回くらい問いかけているところで(笑)。
――ちなみに、悩んでいる買い物はなんですか?
1つは、ボディクリームです。ちょっといいボディクリームをお誕生日にいただいて、すごく気に入ったのですが、ちょっぴり高くて。毎日使うのには贅沢しすぎかなと、すっごく迷っているんです。
でも、よく思い出すので、買うべきなのかなと思うのですが、いただいて喜ぶくらいにとどめておいた方が幸せなんじゃないか、と思ったりもしています(笑)。
――お金の使い方に対して、きちんと考えているのですね。
そういうわけではないと思うのですが、高くていいものとわかっていても、自分にとって相応でなければ、幸せな気持ちにはなれないような気がして。きっと、自分の価値観の問題なのだと思います。
――本作に携わったことで、お金や人生について考えたことはありますか?
美帆はこの先、将来について考え出すと同時に、お金や両親のこと、これまでの自分についても考えていくことになります。そういう美帆の姿を見ていると、私も確かに考えるようになるのだろうなと思いました。
ただ、私は将来設計について、まだ何も考えていなくて。自分がこの先、どういうふうに仕事をしていきたいのかもわからないし、決めるのはまだ早いとさえ思っているので。
将来について考えた方がいいなと思いつつ、今自分ががんばっていることや今日明日明後日が大切だと思っているので、美帆を演じながら「そろそろ考えないといけないな」と思っています。
2022年は、この先も続いていくようなご縁をいただけた年
――2022年を振り返っての思いと、来年の抱負をお願いします。
今年は、2本の舞台、ドラマやナレーション、MCなど、本作も含めて撮影が続いていて、すごく忙しかったのですが、その分、すごくいい出会いに恵まれて、いい時間を過ごすことができました。
学ぶこともたくさんあって、作品や監督、役者の方々とこの先も続いていくようなご縁をいただけて、充実した1年だったと思います。
来年は、この『三千円の使いかた』から始まるので、それもきちんと満足のいくようにできたらと思いますし、来年も新しい作品に出合えるよう健康に気をつけてがんばりたいと思います。
――最後に、視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
お金を通して、いろいろな世代の人たちが、自分の人生のこれまでとこれからを考え直すお話です。その中で、お金だけがあっても生きていけないという、もう一歩踏み込んだテーマもあるのではないかと思っています。
どうやったら豊かに幸せに生きていけるのか。このドラマを見て、納得や共感、逆に、自分への問いかけなども感じていただけたらうれしいです。
そして、御厨家のシーンが本当に楽しいです。まるで本当にこういう家族がいるのではないかと思うくらい居心地がよくて。そういう温かさも感じていただけると思います。ぜひご期待ください。
撮影:河井彩美
ヘアメイク:竹下あゆみ
スタイリスト:岡本純子
谷まりあ ミニスカートのゴルフウェア姿を公開!全身白コーデのポニテスタイル披露で「一緒にラウンドしたい!」
2024年09月27日 |
22:32
田中美久 “レベチなすっぴん"でお台場満喫!おへそチラ見せプライベートショットに「かわいすぎて困る!」
2024年09月27日 |
21:48
山之内すず “プロ並み”手編みカーディガンがすごすぎる!細かなデザインに「ブランドの物かと思った!」と驚きの声
2024年09月27日 |
20:22
ギャル芸人ぱーてぃーちゃん・金子きょんちぃ 幼少期から高校時代まで成長ショット披露!「小さい頃からきょんちぃ!」と反響
2024年09月27日 |
19:28
村重杏奈&19歳下の弟・匠真くん 両親顔出しの家族ショット公開!仲良くテーブルを囲む様子が「可愛すぎる」
2024年09月27日 |
18:56
藤田ニコル 左手薬指に光り輝く指輪!ハワイでのハネムーンショット公開に「幸せあふれまくり!」夫は俳優・稲葉友
2024年09月27日 |
17:05