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2023年01月17日 |

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<試写室>「街」が生命と意思を持ったら?奇怪な世界観も、惹きつけられるモキュメンタリーSFドラマ_site_large

<試写室>「街」が生命と意思を持ったら?奇怪な世界観も、惹きつけられるモキュメンタリーSFドラマ

1月17日(火)24時35分~火曜ACTION!『City Lives』※関東ローカル

めざましmedia編集部

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世界で一番大きな動物はクジラ?ゾウ? 

いや、それは「街」である――。

1月17日(火)24時35分からスタートする火曜ACTION!『City Lives』(フジテレビ/※関東ローカル)は、従来の連続ドラマとはまた違った角度で楽しめ、そして深く考えさせられる、新感覚のモキュメンタリーSFドラマである。

冒頭、車内に無造作に置かれたハンディカメラの映像から始まる本作。どうやら取材に向かう撮影スタッフの車の中のようだが、次の瞬間、目を疑う映像が。突然、地面の底から聞こえてくるような轟音を響かせ、カメラの目の前を横切ったのは、なんと「街」ではないか…!

<試写室>「街」が生命と意思を持ったら?奇怪な世界観も、惹きつけられるモキュメンタリーSFドラマ_bodies

すぐさま画面が切り替わり、「こんばんは、髙嶋政宏です」という落ち着いた挨拶をしながら登場するのは、髙嶋政宏(本人)。彼は『生命のドキュメンタリー LiVES』というドキュメンタリー番組のナビゲーターである。そこから彼の案内で、アメリカ、モロッコ、ベトナム、コスタリカなど、1900年代から現代まで人類の歴史において世界各地で目撃されてきた、さまざまな「街」が貴重な映像とともに紹介されていく。また髙島によれば、「街」はクジラに匹敵する知能と、数平方メートルに及ぶ巨大な身体を持つのだという。

生命と意思を持った「街」が移動しながら生きている――。

とっさに頭で理解しようにもなかなか難しい概念だが、「もしかしたら…」と思い始めている時点で、すでにこのドラマに惹きつけられている自分に気づく。

主人公は「街」を保護し観察する職員

主人公は、この「街」に一人だけ暮らしている本物の人間、高城準(広田亮平)。都市型生物保護機構の職員である彼は、日々、さまざまな場所で「街」の保護と観察をしながら生活をしている。

なんとも奇妙な世界だ。

生き物である「街」には当然ながら、呼吸をするための「呼吸孔」があり、さらには「街」が作り出す、人間そっくりの「器官」である“擬似住民”が存在する。どう見ても人間にしか見えないその姿が、この作品の不気味さをより一層際立たせる。

そんなある日、街の中に黒い謎の物体(※高城いわく「エラー」だというが詳細は不明)を見つけた高城は、それを排除しようとするが、「街」による強烈な妨害に遭う。

<試写室>「街」が生命と意思を持ったら?奇怪な世界観も、惹きつけられるモキュメンタリーSFドラマ_bodies

目を覚ますと、彼の枕元には室外機(※出来たばかりの擬態物なので温かく柔らかい、私たちが思う室外機とは似て非なる物体)が置かれ、黒い物体に近づこうとすると「通行止め」の標識が目の前に突然、何本も立ちふさがる。

さらに高城が向かった、新しく出来た建物の“ある部屋”には、“誰か”が住んでいたような痕跡が残されていた。それを見て、明らかに動揺を隠せない高城。いったい「街」は彼に何をしたのか?「街」は彼に何を伝えようとしているのか?そして、もう一人の職員・辻みさき(片山友希)が「街」で見たものとは?

視聴後に見慣れた「街」の風景が一変するかもしれない

「街」を擬人化するというコンセプトは、藤子・F・不二雄の短編漫画「街がいた!!」などにも通じる、まさにSFの王道とも言える概念だ。また、作品全体に薄く漂うドライで厭世的なムードは、昭和のレジェンド特撮『ウルトラセブン』のような趣きさえ感じさせる。

しかし、このドラマが特別なのは、VFX技術を駆使した、圧倒的なリアリティあふれる“肌ざわり”である。

少子高齢化の影響により、日本の人口がこれから先、減少の一途をたどることはもはや不可避だ。その一方で増え続ける空き家問題、地方都市の過疎化などを見るにつけ、「街」に対して無機質な空気感や、言葉にできない虚無感を抱いている人も少なからずいるのではないだろうか。

だが、もし、そんな「街」が生命と知能を持っていたとしたら?私たち人間に対して「街」はどのような考えを抱き、どのようなアプローチを試みてくるのだろうか?  

<試写室>「街」が生命と意思を持ったら?奇怪な世界観も、惹きつけられるモキュメンタリーSFドラマ_bodies

わかりやすい化け物が襲ってくる、シンプルな「恐怖」とはまた異なる、リアリティが醸し出す怖さ混じりの違和感。たとえるなら日常の感覚そのままに、これまで自分が持っていた常識が通じない異次元の世界に迷い込んだ状態とでも言おうか。ほんの少し視点を変えるだけで、人はこれほどまでに不安に陥ってしまうものなのかを、このドラマは提示している。

このように、通常のドラマを測るスケールでは語ることが難しい『City Lives』。だが、きっとこれを見た後、普段見慣れた「街」の風景が、今までとは違った形であなたの目に映り、深く静かに心をざわつかせることは間違いないだろう。ぜひとも深夜に一人で見て欲しい。

文:中村裕一

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