間宮祥太朗 山田裕貴からの“二つ名”提案に不服「しっくりはきていない」

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2月7日、アニメーション映画「BLUE GIANT」の完成披露舞台挨拶が行われ、山田裕貴さん、間宮祥太朗さん、岡山天音さん、劇中の音楽を担当した上原ひろみさん（ピアノ）、馬場智章さん（テナーサックス）、石若駿さん（ドラム）、立川譲監督が登壇しました。

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この作品は、石塚真一さんによる同名コミックが原作。ジャズに心を打たれ、情熱の限りを音楽に注いだ青年たちの青春を描いた物語。

主人公・宮本大の声を山田さん、沢辺雪祈を間宮さん、玉田俊二を岡山さんが演じます。

山田さんは本作について、「僕らが声を担当させてもらえたこと、たぶん3人とも不安があったと思うんですよ。『プロの声優さんのほうがいいんじゃないか』って思う自分もいて。でも、僕らがやった意味は絶対にあると思っていて」と思いを明かしました。

間宮さんは、「アフレコは本当にわからないことだらけで…。最初は、『えっ、もうセリフ？今ですか？』みたいな」と回想。

岡山さんは、「劇場映画の声優初挑戦なので、恥ずかしいですね」と語りました。

イベント終了後、山田さん、間宮さん、岡山さんに『めざましテレビ』の鈴木唯フジテレビアナウンサーがインタビューしました。

アフレコ現場での様子を岡山さんは、「不安は、共有し合いましたね」と振り返り、山田さんと間宮さんも「目配せはいっぱいしました。不安の目配せ」「ひとりぼっちだったら、できなかった」と同調しました。

山田さん演じる主人公の宮本大が何度も口にする「世界一」という言葉にちなみ、「目指したい世界一の○○」を聞かれると、山田さんは「世界一今を生きる」と回答。

「世界一になれるなんて思っていないから、世界一現実を受け止めながら生きていきたいです」と明かしました。

間宮さんは、「世界一とか考えたことがない…」と言いつつ、「世界一死んだときに後悔しない」と答えました。

岡山さんは、「僕は、世界で一番、心穏やかに生きたいです」と語ると、鈴木アナから「そんなに日々穏やかじゃないんですか？」と質問が。岡山さんが「はい」と頷くと、周囲は笑いました。

また、鈴木アナから「お互いにキャッチフレーズをつけるとしたら、どんな二つ名をつけますか？」と聞かれると、山田さんは、「ギャップ萌えの間宮」と即答。

「一見、ガッシとしてて、オリャって感じじゃないですか。でも、料理するし、洗濯物をキレイにたためるんで」と理由を話すと、間宮さんは、「そんなに生活できなさそう？ん～しっくりはきていない」と不満げな様子。

岡山さんは、山田さんの二つ名について、「本当に少年漫画の主人公みたいで、『まっすぐお化け』」と答えると、山田さんは「イヤじゃないな」とニヤリ。

そして、岡山さんは「理想像みたいなものがすごくあるし、妥協しないでまっすぐなんです」と付け加えました。

これに対し、間宮さんは「なんか理由がちゃんとしてるね。俺のとき、料理つくれて、洗濯たためるで終わったじゃん！」とツッコミ、笑いを誘いました。

最後に山田さんは、岡山さんの二つ名を「照明改造マシン」と回答。

鈴木アナが、「えっ。なんですかそれ？」と聞き返すと、岡山さんは「人形の腕をライトにつけたりとかしています」と説明。

鈴木アナが、「その響きだけ聞くとちょっと怖い」と反応すると、岡山さんは、「（周囲が引いた感じがして）全員、帰ったかと思った」と苦笑いしました。

ジャズに魅了され、テナーサックスを始めた仙台の高校生・宮本大（ミヤモトダイ）。
雨の日も風の日も、毎日たったひとりで何年も、河原でテナーサックスを吹き続けてきた。

卒業を機にジャズのため、上京。高校の同級生・玉田俊二（タマダシュンジ）のアパートに転がり込んだ大は、ある日訪れたライブハウスで同世代の凄腕ピアニスト・沢辺雪祈（サワベユキノリ）と出会う。

大は雪祈をバンドに誘う。はじめは本気で取り合わない雪祈だったが、聴く者を圧倒する大のサックスに胸を打たれ、二人はバンドを組むことに。そこへ大の熱さに感化されドラムを始めた玉田が加わり、三人は“JASS”を結成する。

楽譜も読めず、ジャズの知識もなかったが、ひたすらに、全力で吹いてきた大。幼い頃からジャズに全てを捧げてきた雪祈。初心者の玉田。

トリオの目標は、日本最高のジャズクラブ「So Blue」に出演し、日本のジャズシーンを変えること。 無謀と思われる目標に、必死に挑みながら成長していく “JASS”は、次第に注目を集めるようになる。「So Blue」でのライブ出演にも可能性が見え始め、目まぐるしい躍進がこのまま続いていくかに思えたが、ある思いもよらない出来事が起こり…。

アニメーション映画「BLUE GIANT」は、2月17日（金）より、全国公開。
©2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会
©2013 石塚真一／小学館
配給：東宝映像事業部