＜コラム＞繊細、爆笑、しっとり感、多様性…なんやかやテンション最高潮！最終回はよ見せて！

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＜コラム＞『全ラ飯』第11話

はい、第11話見た人、全員集合ー！！！

見た人はもうおわかりですよね？？？（何が？）

そう！！そうです！！（？）

さーて、今回、誰が一番悪い！！？？（急に！？）

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・日本語は比較的わかってるはずなのに、中国語で“前任”＝“元カレ”と勘違いした劉さん（フィガロ・ツェン）

・そんな“前任”者＝（植村颯太）と再会するやいなや、欧米ばりのハグをかます真尋くん（ゆうたろう）

・二人で最寄り駅向かっただけなのに、「行くなよ！」「好きだ！」と急に告白し出す一条（近藤頌利）

・真っ昼間（おそらく）、田舎駅の真ん前で、公然と、真尋くんと手を繋ぎだす一条

・それを恥ずかしがるどころか、“恋人つなぎ”で握り返す真尋くん

・一緒に掃除するよ！つってんのに真尋くんがテキパキ過ぎて、「掃除するとこなーい♡」ってかわいこぶる一条

・最後の料理旅行に使う“生こしょう”が届かないってんで、「今日は？…♡♡♡」と、“何か”をほのめかす一条

・大根抜いてすってんころりん！…「はい♡（つって真尋くんに起き上がらせてほしい）」な一条

・もー！すってんころりんしちゃって、そうたん、どろんこだおー♡（意訳）な一条

・まだ “確かめ合ってない”はずなのに、「真尋と付き合ってます！」宣言する一条

・一瞬の登場にも関わらず、真尋くんへの“ナチュラルあーん♡”が鮮烈だった里穂ちゃん（第3話／福室莉音）に嫉妬していたという一条

・その“あーん♡”がよっぽど嫉妬だったのか、真尋くんとこれでもか！と“あーん合戦”を繰り広げる一条

・「（真尋くんの口元にごはんが）ついてる♡」（顔を思いっきり近づける）（え？キスしちゃう距離！？）「照れすぎー♡♡♡」つって、真尋くんにツンツンしはじめる一条

・今日の料理完成！…「じゃあ食べよっか…」つって、何のためらいもなくボタンに手をかける（そしていつものBGM）一条

………

………

一条、うぜぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーー！！！！！！！！！

大変申し訳ございません！！

前回やんややんやの大騒動を巻き起こした“劉さんの勘違い”に端を発して、今回はあまりにも各登場人物にイラッとした…その“イラッ”が各所に散りばめられていたもんだから、一つひとつ挙げていったら、結局、案の定、一番悪い＝“イラッ”だったのは…っていうか、その“イラッ”のほぼすべてが、一条でしかなく、一条過ぎて、一条うぜぇぇぇーー！！！って叫ぶ結果となってしまいました。大変申し訳ございません。

いや、うん、だけど、それにしても、一条の“タガ”、急に外れすぎだよね？？急にタガ外しすぎて、はしゃぎすぎてるもんだから、こっちの“イラ度”がマックスまで振りきれちゃったよね？？だからこの感情は必然だよね？？（誰に？）

っとここまで長くなりましたが、なことより（おい！）、このドラマの終着点は、見てる人なら誰しも、真尋くんは一条の“全裸飯”を “どうやって”受け入れるか？だと、想像してたと思うんです。

で、その“どうやって”の過程が重要で、例えば、一条は、衣服着用のままの飲食を強いられることが耐えられないわけだから（言い方！）、どうしても脱ぎたい旨を、脱いで食べたい旨を、真尋くんに意を決して告白してみせるのかな？とか、その“脱ぎたい思い”に対する逡巡（しゅんじゅん）や葛藤を描くことで、その描写が繊細であればあるほど、根本が“裸（ラ）”であることの“マヌケ”が浮かび上がり、それによって“おかしさ”が生まれるのかな？とか、また逆に、真尋くんとの営みの中で“全裸”になることへの欲求が萎えていき（なんか単語に含みあるぞ！）“全裸飯”（＝裸で飯を食らう快感）から“全ラ飯”（全裸に限らず、すべてをさらけ出した相手と食らう飯こそ快感）へと心境の変化が起こっていく…？…うん、言ってる意味全然わかんないけど、なんか、そういうところへ無理矢理持っていく…「全裸で飯食ってたあのときの俺…」的なとこへ持っていって、そこでやっぱり、結局のところ繊細な“おかしさ”を生むのかな…って、そういう“過程”、描かれるのかな？って想像してたらさ…。

今日の料理完成！…「じゃあ食べよっか…」つって、何のためらいもなくボタンに手をかける（そしていつものBGM）一条

という突然の“脱ぎバラシ”！！いや、かなり雑な“脱ぎバラシ”！！！！！！

それが突然で、なおかつ雑であればあるほど、より視聴者に衝撃をもたらして、このドラマは繊細な描写による“おかしさ”を生むのではなく、突き抜けた爆笑の彼方へと持っていく…っていう、そういうドラマ？？そういうドラマ！！！うんうん、このドラマ、わかってる！！俺たちのことわかってる！！！って、こっちのスタンバイ万全！！！ってなってたら、

裸になろうとする一条を理解していた真尋くん

「銭湯行ったときに裸でコーヒー牛乳飲む感じと似てるのかな？」

意味わからんーーーーーーーーーーんん！！！！！どういう解釈やねーーーーーーーーーんん！！！（いや、言ってることはわかる！）って、こちとら、さらにハイテンションモード、スイッチオン！ってなってた！！！ってのに、こっちの気持ちに関係なく、なんでかしっとり感あるBGM流れだして、

真尋「…いいんじゃない？」

え？真尋くん！その「いいんじゃない？」はつまり、男も女も、国籍も、肌の色も、役職も地位も、何にも関係ない！そして誰を好きになろうとも、誰が何を好きだろうとも、例え、裸で、食事をしようとも、「いいんじゃない？」ってこと？？それって、つまり、「いいんじゃない？」＝多様性！！多様性！！！ってことだよね！？？！？！

うぉーーーーーー！！！！社会派ぁぁぁぁぁーーー！！！！（意味わからん！）って、やっぱり、なんやかやテンションが最高潮に達してたら、

一条「真尋の前で…脱いじゃっていいの？？？」

真尋「…うん」

（見つめ合う二人）

きぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！！！（＝興奮が頂点を越えすぎてて言語化不能の意）

（電話のベルが鳴る）

電話をとる一条「ああ（勅使河原）室長（山中聡）、今からですか？」

テ、テ、テシガワラ、ごんにゃろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーーいぃぃぃぃぃ！！！！！！！（＝テッシーへの殺意がマックスの意）

一条と真尋のモノローグ

「俺と真尋が／颯太と俺が、まさか“あんなこと”になるなんて…」

おいぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！（＝“あまりにも”な終わり方だったため、最終回はよ見せろ！こんにゃろう！！！の意）