9月25日、音楽映画「キリエのうた」の公開直前プレミアシアターライブイベントがZeep Shinjukuで行われ、アイナ・ジ・エンドさん、松村北斗さん(SixTONES)、村上虹郎さん、粗品さん(霜降り明星)、石井竜也さん、広瀬すずさんが出席しました。
この作品は、アイナさんが映画初主演を務め、本作の主題歌「キリエ・憐みの賛歌」を歌唱するほか、劇中曲として6曲を制作し、劇中で披露。壮絶な運命と無二の歌声を宿したキリエの音楽がつなぐ、13年におよぶ壮大な愛の物語を描きます。
<【写真23枚】この記事の写真を見る(アザーカットあり)>
松村北斗 初挑戦のギターをZeepで披露!「そうだった!俺めっちゃギター素人だった」
本イベントは、アイナさんが演じた主人公・Kyrie(キリエ)として、劇中で歌唱する楽曲を生演奏で披露しました。
ステージ中央にスポットライトが灯ると、劇中でも着ている葵とのワンピース姿で登場したアイナさん。
「名前のない街」「燃え尽きる月」を立て続けに歌い上げると、「Kyrieです!よろしくお願いします」と自己紹介し、会場から拍手が送られました。
そして、アイナさんの「潮見夏彦役の松村北斗さん、風琴役の村上虹郎さん、どうぞ」との呼びかけで2人は、ギターを持ってステージに登場しました。
劇中以外で3人でセッションするのは初めてとのこと。アイナさんは「多分…最初で最後になると思います」とコメント。
アイナさんが、「松村さんは、本作のため人生初めてギターを練習したそうです」と明かすと、松村さんは、「(ギターを)弾く前にそういう話をされちゃうと、ちょっと緊張します。『そうだった!俺めっちゃギター素人だった』ということを思い出しました」と苦笑い。
アイナさんは、「このメンバーでの演奏が、最初で最後だと思うと、言葉が詰まると言いますか…。1年以上前から撮影をしていたので、やっと人の目に触れると言いますか、初めて聴いていただけるということで、感無量です」と喜びました。
3曲目「ずるいよな」の演奏が終了すると、会場からは盛大な拍手が送られました。
最後は、引き続き村上さんがギター、キーボードとして粗品さんとキリエバンドが加わり、主題歌の「キリエ・憐みの賛歌」を熱唱したアイナさん。
「岩井俊二監督の世界に皆さんで飛び込み始めてもう1年以上が経ちました。やっと歌とか聴いてもらえて…。正直(映画初主演で)何もわからない自分が、とても不安でたまらなかったのですが、今日(観客の人たちが)目をあわせて見てくれて」。
「感慨深い日になりました。今日は時間をもらえてうれしかったです。ありがとうございました」と涙をぬぐいながら語りました。
映画「キリエのうた」は、10月13日(金)より全国公開。
配給:東映
©︎2023 kyrie Film Band