向井理さんと上白石萌歌さんが、出演中のドラマのエピソードを明かしました。
2人が出演する、ドラマ『パリピ孔明』は、中国三国時代の天才軍師・諸葛孔明(向井)が現代の渋谷に転生し、歌手を目指すアマチュアシンガー・月見英子(上白石)を成功に導いていく“音楽青春コメディ”。
本作の中で、上白石さん演じるEIKOが1stアルバム「Dreamer」をリリース。
11月12日、タワーレコード渋谷店にて、発売を記念したリアルイベントが行われ、表題曲「DREAMER」を生歌唱&ドラマについて語るトークショーが行われました。
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上白石萌歌 役衣装じゃない向井理に「見慣れない」
ドラマの反響についての話題になると、向井さんは「結構あります。(役衣装の印象が強過ぎて)逆に『今日、普通ですね』って言われます」とコメント。
上白石さんも、撮影期間の約3ヵ月間、役衣装の姿を見ていたことから「正直、私も向井理さんが見慣れないんですよ(笑)」と笑いました。
フル装備で、約2メートル以上にもなるという孔明の衣装。
向井さんは「いろんな場面でかがんで歩いたり、重かったり、苦労がありました」と振り返り、「(役衣装で)携帯をいじっているだけで笑われる。こんなに真面目にやって笑われた役は初めてです」とコメントしました。
「どのシーンが好き?」という話題になると、上白石さんは「1話の孔明との歩道橋のシーン」とあげ、「4分くらいのワンカットで撮影しているんですよ」と紹介。
「地上波のドラマで、ワンシーンワンカットというのはなかなかないので、こだわって撮影していました」と話しました。
向井さんが好きなシーンにあげたのは、7話のDJ KOOさんとのシーン。
「(菅原)小春ちゃんは、DJ KOOさんがそのシーンに参加することを知らなくて、収録に参加すると知った瞬間に笑いが止まらなくなって、撮影がしばらく止まりました(笑)」と明かしました。
また「DJ KOOさんは、すごくサービス精神旺盛で、自前のヘッドフォンを持ってきてくださった」と話し、「ただ、撮影を始めてからそのヘッドフォンに『DJ KOO』と名前が入っていることがわかって(結局、使えなかった)。すごく面白かったです(笑)」と振り返りました。
これからの作品の見どころについて、「ラストに向けて、壮大なフェスのシーンが待っている」と紹介。
向井さんは「(フェスのシーンの撮影に)僕も行ったんですけど、台風がきて(その場で)『向井さんのシーンなくなりました』って言われたので、ただの見学になった」と裏話を。
「バックヤードで冷たいものを渡したりぐらいしかできませんでしたけど、あれが僕のクランクアップになった」と話し、自身の最後の撮影は「タイトルバックのトラックに乗ってロデオボーイをしている場面」と明かしました。
向井さんの不憫なエピソードトークに、上白石さんは「なんか素晴らしい作品ですね」とにっこり。
「どこがよ!どういう筋道でそうなるの!」ツッコまれると、「私、『パリピ孔明』大好き」と笑みを浮かべました。
最後に、2人は「まだまだ仕掛けがいっぱい」「見逃せないところがたくさん」と期待を持たせ、イベントを締めくくりました。