12月8日、映画「窓ぎわのトットちゃん」初日舞台挨拶が行われ、大野りりあなさん、小栗旬さん、杏さん、滝沢カレンさん、役所広司さん、八鍬新之介監督が登壇しました。
この作品は、黒柳徹子さんが自身の幼少期を自伝的に描いた物語をアニメーションで映画化。
イベントでは、黒柳さんからキャスト一人ひとりに向けた手紙が贈られました。
トットちゃん役を演じた7歳の大野さんには、「トットちゃんの声をやってくださってありがとう。あなたの声の方が、本当の私よりかわいかったのね。ありがとう」と綴られました。
役所さんには、「校長先生(の役)が難しいだろうと、何十年も(映画化を)やらないできました。役所さんがやってくださったので、映画上映の話が進みました。ありがとうございます」と感謝の言葉が読み上げられました。
大野さんは、「本当にずっと5歳の時から(原作を読んで)憧れだった徹子さんの、小さい頃の声ができて幸せです」と涙を流しながらコメント。
役所さんは、「音楽が流れながら、徹子さんのメッセージが読まれると、何か遺言みたいになるんで(笑)。まだまだ生きて、頑張って世界の子供たちのために元気で生きていただきたいと思いました」と語りました。
映画「窓ぎわのトットちゃん」は、全国公開中。
配給:東宝
(c)黒柳徹子/2023映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会