111年ぶりの「曳戻し」。弘前城天守がふたたび動く歴史的瞬間

H27天守曳家の様子
青森県弘前市では、2026年8月21日(金)から28日(金)まで、弘前城天守曳戻しイベント「ひっぱれ!けっぱれ!弘前城」を開催します。
弘前城本丸の石垣修理に伴い、2015年に曳家により約70メートル移動していた弘前城天守が、いよいよ元の位置へ帰還します。天守が曳戻しされるのは、1915年以来実に111年ぶり。現存12天守の一つである弘前城天守が再び動く、歴史的な瞬間を迎えます。
期間中は、弘前城天守の曳戻しを間近で見学できるほか、内濠内覧など、歴史と文化を身近に感じられるさまざまな催しを予定しています。
【WEB】https://www.city.hirosaki.aomori.jp/ishigaki/2025-1209-1422-48.html
イベント概要
【オープニングセレモニー】8月21日(金)会場:本丸〇セレモニー
時間 17:00~17:50
〇夜の本丸特別ショー
時間 19:30~22:00
プロジェクションマッピング、本丸ライトアップ、ドローンショー、花火

天守曳戻しイベント
【祭り】8月22日(土)・23日(日)会場:本丸・北の郭他
天守曳戻し体験のほか、内濠特別内覧会や和舟運航、謎解きクイズラリー、ウォーターパークなど、弘前公園全域でイベントを開催

イベントスケジュール
【撮影スポット開放等】8月24日(月)~8月28日(金)
会場:本丸・北の郭他
天守曳戻し体験のほか、弘前城天守の前で綱を曳く写真撮影ができるスポットを開放。
※天候等により内容や時間は変更または休止する場合があります。
弘前城石垣修理
弘前城(ひろさきじょう)弘前城は、弘前藩初代藩主・津軽為信(つがる ためのぶ)により築城が計画され、2代藩主信枚(のぶひら)の時代、慶長16年(1611年)に完成しました。本丸の南東隅にある現在の天守は、文化7年(1810年)に9代藩主寧親(やすちか)が櫓造営の名目で再建したものです。
日本で現存している12天守のうちのひとつに数えられ、3棟の二の丸隅櫓・5棟の城門とともに重要文化財に指定されています。

石垣修理前の弘前城天守
平成から令和の石垣修理昭和58年(1983)5月の日本海中部地震をきっかけに、本丸東面石垣の定点観測を開始、石垣の膨らみが明確となり、このまま進行すると石垣が崩落する危険性があることがわかり、平成23年(2011)に解体修理が決定しました。

石垣の膨らみ
石垣修理スケジュール平成26年度 内濠の埋め立て工事
平成27年度 天守曳家工事
天守を約70m本丸中央側に曳家
平成28年度 石垣解体工事着手
平成29年度 石垣解体工事 1,233石を解体
本丸の発掘調査
平成30年度 石垣解体工事完了(延べ2,172石)
本丸の発掘調査
令和元年度 内濠の発掘調査(令和2年度まで)
令和3年度 石垣積直し工事(北側工区)開始
石垣修理範囲北端の13石を追加解体
令和5年度 石垣積直し工事(南側工区)開始
天守基礎耐震補強工事開始
令和6年度 石垣積直し工事完了
令和8年度 天守基礎耐震補強工事完了予定
天守曳戻し
令和9年度 本丸外構整備予定
令和10年度 天守耐震・保存修理工事着手予定

元の天守台へ移動
弘前城天守曳戻しの様子
2026年6月12日~7月3日の間に行われた「揚家・1次移動」の様子
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