日本ケロッグ合同会社
8月10日(月)に東京都立小児総合医療センターにて、「ヒーロー集まれ!スマイルきょうだいフェスティバル」実施

 日本ケロッグ合同会社(本社:東京都千代田区、代表職務執行者社長:中村勇司、以下ケロッグ)は、認定NPO法人キープ・スマイリング(本部:東京都中央区、理事長:光原ゆき、以下キープ・スマイリング)、NPO法人しぶたね(本部:大阪府大東市、理事長:清田悠代、以下しぶたね)と連携し、2026年8月10日(月)に、東京都立小児総合医療センターにて、入院中の兄弟姉妹がいる「きょうだいさん」を主役としたイベント「ヒーロー集まれ!スマイルきょうだいフェスティバル」を開催し、「きょうだいさん」をはじめとするご家族約274名にご参加いただきました。



 入院中の兄弟姉妹がいる「きょうだいさん」は、ご家族の状況を思いやりながら日々を過ごす中で、自分の気持ちや希望を後回しにしてしまうことがあるとされています。そうした中、不安や腹痛、夜尿症(おねしょ)など、心身にさまざまなサインが表れる場合があることも研究等で報告されています。また、感染対策等の観点から「きょうだいさん」の面会に制限がある病院もあり、家族が離れて過ごす時間が生じることもあります。
 普段は見えづらい「きょうだいさん」の日々のがんばりに光をあて、きょうだいさん自身が主役となって楽しめる特別な時間をお届けしたい、そんな想いから本イベントを開催しました。夏祭りをイメージした縁日コンテンツや、ケロッグのキャラクター「トニー・ザ・タイガー」(以下トニー)、しぶたねのキャラクター「シブレッド」、都立小児総合医療センターのキャラクター「どんぐりくん」などが登場するオリジナルマジックショー、さらに入院中のごきょうだいへ手紙を通じて想いを届けるプログラムなどを実施。また、「きょうだいさん」と入院中の子どもたちの双方へ、笑顔とエールを届けました。
 その後、トニーとシブレッドが病棟を訪問。さらに、認定NPO法人日本クリニクラウン協会のクリニクラウン「きゃしー」と「ファンキー」も駆けつけ、入院中の子どもたちへプレゼントを届けるなど、きょうだいさんや入院中のお子さん、ご家族に、笑顔あふれるひとときをお届けしました。

-開催背景-
■見過ごされがちな「きょうだいさん」の想い──本イベントに込めた想い
 ケロッグはこれまで、キープ・スマイリングと連携し、手軽で栄養バランス満点のシリアルによる食支援や、季節行事に合わせたオリジナルグッズの寄贈などを通じて、入院中のお子さんだけでなく、付き添いのご家族、医療従事者の方々などへの支援に取り組んできました。活動を続ける中で新たに着目したのが、入院中のお子さんの兄弟姉妹である「きょうだい児」の存在です。
 名古屋大学 新家一輝教授らの研究(2026年)*¹では、きょうだい児の多くが、病気のごきょうだいや親を優先するあまり、自分の気持ちや希望を抑えながら生活していることや、一見「普段どおり」に過ごしているように見えても、不安や葛藤を抱えていることが報告されています*²。
 さらに、キープ・スマイリングの「付き添い白書2025」では、全国242施設のうち137施設が、感染対策や病棟運営を理由に12歳未満のきょうだい児の面会を認めていないことが明らかになっています。また、新家教授らの全国調査(2022年)*³では、日本の小児医療施設207施設のうち、病棟全体で体系的にきょうだい支援を実施している施設は25.1%にとどまりました。このように、きょうだい支援の必要性は広く認識されている一方で、支援体制の整備には依然として課題があることが示されています。



 本イベントは、「きょうだいさん」一人ひとりの思いや笑顔を大切にしながら、主役として思い切り楽しめる特別な時間を届けるとともに、ご家族の心があたたかくつながるきっかけとなることを目指して開催しました。

*¹ Kikudome K, et al. Experiences during childhood and adolescence among siblings of children with childhood-onset chronic illness. Journal of Pediatric Nursing. 2026.
*² Niinomi K, Fukui M. Children's psychosocial and behavioural consequences during their siblings' hospitalisation: A qualitative content analysis from caregivers' perspectives. Journal of Clinical Nursing. 2022.
*³ Niinomi K, et al. Support for siblings of children with illness in Japan's hospitals. Frontiers in Pediatrics. 2022.

-イベントレポート-
■「きょうだいさん」が主役となる1日 ── 子どもたちが楽しめる夏祭りの縁日とマジックショー





 イベント前半は、病院内の講堂「フォレスト」を会場に、夏祭りの縁日をテーマとしたさまざまなコンテンツを実施しました。はじめに、日頃から入院中のお子さんやご家族を思いやりながら過ごしている「きょうだいさん」一人ひとりへ、エールを込めたヒーローメダルをプレゼント。“主役”としてメダルを受け取り、キャラクターたちと記念撮影を楽しむ子どもたちの晴れやかな表情が印象的でした。
 会場内には、夏休みの楽しい思い出になればという願いを込めて、「ヨーヨー」、「キャラクター釣り」や「わなげ」のほか、キープ・スマイリング提供の「福笑い」、しぶたね提供の「ごぼぶくロケット」など、子どもたちが自由に楽しめる体験ブースを用意しました。トニーなどのキャラクターがデザインされた便せんを使ったお手紙コーナーでは、入院中のごきょうだいへ向けて、メッセージや絵を心を込めて描く姿が見られました。完成したお手紙は、保護者を通じて後日入院中のごきょうだいへ届けられます。
 さらにステージでは、トニー、シブレッド、どんぐりくんとプロのマジシャンによる、参加型のオリジナルマジックショーを実施しました。「グゥ~レイト!」の掛け声に合わせて会場全員で魔法をかける演出など、子どもたちも保護者も一緒に参加できるプログラムとなり、会場全体が温かな一体感と笑顔に包まれました。

■入院中の子どもたちにも笑顔を届ける、トニー×シブレッド×きゃしー・ファンキーの病棟訪問





 イベント後半には、縁日会場に参加することが難しい入院中の子どもたちにも夏休みの思い出とエールを届けるため、トニーとシブレッド、きゃしー、ファンキーが病棟を訪問する「院内行脚」を実施しました。お子さんの入院に付き添われているご家族を通じ、ケロッグは食支援としてシリアルをはじめ、自由帳やお手紙セットを、キープ・スマイリングから、ボディミルクやウエットシートなどが入った「スペシャルサマーパック」などをお渡ししました。キャラクターとのふれあいを通じて、病棟内にも子どもたちやご家族の笑顔が広がり、温かな交流の時間となりました。
 また、ケロッグは本イベントに加え、院内の「ドナルド・マクドナルド・ファミリールーム」へのシリアルディスペンサーの寄贈など、入院中の子どもたちや付き添いのご家族に向けた、食を通じた支援にも継続して取り組んでいます。今後も病院や各団体と連携しながら、入院中の子どもたちとそのご家族が、少しでも笑顔で過ごせる機会づくりに取り組んでまいります。

ドナルド・マクドナルド・ファミリールームにはシリアルディスペンサーを設置

-関係者・参加者コメント-
■東京都立小児総合医療センター 院長 山岸敬幸様
ご家族の支援は小児医療の現場において重要であり、その中でも「きょうだい児」へのサポートは大切なテーマです。当院では、これまでにも「きょうだい児」向けのイベントを実施してきましたが、病院全体で大規模に取り組んだ企画は、今回、初めての試みでした。日本ケロッグ様、NPO法人の皆様が連携して、このような心温まる機会をつくってくださったことに、心より感謝申し上げます。このイベントを通じて、日頃、病児やご家族を思いやり、時には我慢を強いられてしまうかもしれない「きょうだい児」たちに光があたり、病気と闘うこどもたちとご家族が皆さんで笑顔になって楽しまれたひとときを、とても幸せな気持ちで拝見しました。当院は、今後もご家族の支援を含めた、質の高い小児医療の推進に努めます。そして、同じ思いを持つ企業・団体の皆様と、引き続き連携していきたいと思いま
す。

■きょうだいさん(参加者)
・「トニーやシブレンジャーに会えて、写真が撮れて嬉しかったです!トニーが大きくて迫力があってかっこよかったです。」
・「縁日の一つひとつがとても楽しかったです。中でもわなげとキャラクター釣りがとても楽しかった!磁石でくっ付いて不思議でした。夏の思い出になりました!」
・「ペットボトルマジックと、会場のお友達の浮遊のマジックが面白かったです!マジックを実際に体験できて、嬉しかったです!」

■保護者(参加したきょうだいさんの親御さん)の声
・「これまで長い間、ひとりでお留守番をさせてきて、申し訳ない気持ちもあって…本人は成長につれ、色々と我慢はしてきていると思います。そんな中で、こういったイベントで一緒に遊べてとても嬉しかったです。」
・「これまでの院内イベントを含めても、『きょうだいさん』を対象としたイベントは初だと思うし、とてもポジティブな印象です。家族の大切な時間が増えたと思います。」
・「子どもがマジックショーを楽しんでいる姿が印象的でした。普段は家の中でも我慢させてしまっていることもたくさんあったと思います。そんな中、心から楽しんでいる姿を隣で見れて、嬉しい気持ちになりました。」

-共催団体-
■認定NPO法人キープ・スマイリングについて
認定NPO法人キープ・スマイリングは、「Keep Smiling~子どもが入院しても、子どもと家族のみんなが笑顔を失わないでいられる社会のために。」をビジョンに掲げ、子どもの入院に付き添うご家族を支援する活動を全国で展開しています。
主な活動として、長期入院に付き添うご家族へ食品や生活用品を無償で届ける「付き添い生活応援パック」を提供しており、2020年の開始以来、これまでに約14,000件を届けてきました。現在も毎月約250~300件の申請が寄せられています。
また、私たちの活動の原点である、付き添いのご家族をおいしい食事で応援する「ミールdeスマイリング事業」では、これまでに累計10,000食以上の食事を届けています。
さらに、実態調査や政策提言などを通じて、子どもの入院時に、家族が付き添うかどうかを安心して選択できる社会の実現を目指しています。

■NPO法人しぶたねについて
NPO法人しぶたねは、小児がんや心臓病など重い病気のある子どもの「きょうだい」のための団体です。不安や孤立感など複雑な気持ちを抱えながら頑張るきょうだいたちが、子ども時代を“子ども”として過ごせる社会を目指し、2003年に設立、2016年にNPO法人化しました。きょうだいの安心を増やすため、きょうだいが仲間と過ごせるイベントや、病院内での活動、周りの大人の思いを伝える冊子の制作、支援者向けの「シブリングサポーター研修」、啓発活動などを通して、きょうだいを支える人の輪を広げています。

【マース インコーポレイテッドについて】 
マース インコーポレイテッドは、「私たちが望む明日の世界は、今日の私たちのビジネスへの取り組み方から始まる」という使命(Purpose)の下、事業を展開しています。
マースとケラノバの2025年の売上高を合算すると、売上高650億ドル超の家族経営の企業で、17万人の従業員(アソシエイト)を擁しています。多様なポートフォリオには、世界中のペットに提供されるペットケア製品や獣医療サービスが含まれ、また高品質なスナック(菓子)および食品は、毎日何百万人もの人々に喜びを届けています。

ロイヤルカナン(R)、ペディグリー(R)、カルカン(R)/WHISKAS(R)、シーザー(R)、M&M’S(R)、スニッカーズ(R)、EXTRA(R)、プリングルズ(R)、Cheez-It(R)、BEN’S ORIGINAL(TM)など、世界で愛される数々のブランドを展開しています。
さらに、BANFIELD(TM)、BLUEPEARL(TM)、VCA(TM)、ANICURA(TM)を含む国際的な動物病院ネットワークを通じて高品質な獣医療サービスを提供しており、ANTECH(TM)はペットの診断分野で画期的なソリューションを提供しています。

マースの詳細は、www.mars.com(英語)をご覧ください。また、FacebookInstagramLinkedInYouTubeをフォローしてください。

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2025年12月11日に、マース インコーポレイテッドによるKellanova社の買収が完了したことに伴い、日本ケロッグ合同会社(Kellanovaグループの一員)は、現在マースグループの一員となっています。
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