国際アート&デザイン大学校グラフィックデザイン科×グリーンケアブリッジ株式会社
NSGグループの国際アート&デザイン大学校(福島県郡山市)グラフィックデザイン科は、地域社会が抱える課題やニーズを学生自身が知り、デザインの力で解決策を考える実践的な学びに取り組んでいます。
その一環として、グリーンケアブリッジ株式会社から依頼を受け、「訪問ステーション亀田」のロゴマーク制作を開始しました。8月5日には、同社関係者と学生によるキックオフミーティングを実施。制作したロゴマークは第一段として、訪問ステーション亀田の新しいユニフォームに使用される予定です。
9月26日(月)9:45~11:30には、学内で学生による作品プレゼンテーションを実施します。

地域のニーズに学生がデザインでこたえる
今回の取り組みは、単に企業から依頼されたロゴを制作する授業ではありません。
学生たちがまず、訪問看護という地域を支える仕事について知り、そこで働く人たちが抱えている想いや、地域社会の中でどのような役割を担っているのかを理解します。そのうえで、「どのようなデザインなら、その仕事の魅力や想いを伝えられるのか」「地域の人にどのように感じてもらえるロゴにするのか」を学生自身が考え、形にしていきます。
人口減少や高齢化が進む福島県において、医療・介護を支える人材や、地域で暮らす高齢者を支える仕組みづくりは重要な課題です。こうした地域社会の課題に対して、学生がデザインという専門分野から向き合い、解決の一端を担うことが今回の取り組みの大きな特徴です。
地域で「自分らしく暮らす」を支える訪問看護ステーション
今回ロゴマーク制作を依頼したグリーンケアブリッジ株式会社の「訪問ステーション亀田」は、看護師やリハビリテーションの専門職などが利用者の自宅を訪問し、健康状態の確認や医療的なケア、療養生活の相談、リハビリテーションなどを行っています。
病院から自宅へ戻る際の生活支援や、住み慣れた自宅で最期まで過ごしたいという希望に寄り添う看取りの支援など、医療と生活の両面から地域の暮らしを支えています。
学生たちは今回、これまで身近に感じる機会が少なかった訪問看護・介護の仕事内容を、実際に現場で働く関係者から直接聞くことから学びをスタートしました。


クリエーティブの本質に気付く機会
8月5日のキックオフミーティングでは、学生たちが新しいユニフォームを実際に手に取りながら、訪問ステーション亀田の仕事内容や、利用者との関わり方について学びました。
中でも学生たちの心を動かしたのが、グリーンケアブリッジ株式会社の双石代表取締役から直接語られた、看護や介護に携わる人たちへの想いと、地域の若者と関わる理由です。
代表からは、看護・介護の仕事は単に医療や介護サービスを提供するだけではなく、利用者一人ひとりの「その人らしい暮らし」に寄り添い、地域での生活を支える仕事であること、そして、地域を支える仕事を担う人たちが誇りを持って働ける環境をつくっていきたいという想いが語られました。
また、地元の学生と関わることについても、地域で働くことや、地域を支える仕事の存在を若い世代に知ってもらいたいという目的が伝えられました。
それまで訪問看護・介護の仕事を身近に感じる機会が少なかった学生たちにとって、現場を知り、そこで働く人の生の声を聞いたことは大きな刺激となりました。
「どんなロゴを作ろうか」と考えていた学生たちの視点は、代表や現場スタッフの話を聞くことで、「この人たちの仕事への想いを、どうすれば地域の人に伝えられるだろう」という視点へと変化。デザインを「きれいなものを作る技術」ではなく、地域や企業が抱える課題や想いを、社会に伝え、解決につなげる手段として捉えるきっかけとなりました。
地域の課題解決を、学生の学びに変える
福島県内でも、企業や地域の情報発信、ブランディングなど、デザイン・クリエイティブの力が求められる場面が増えています。そうした中、本校では地域や企業のリアルな課題を学生の学びにつなげ、**「課題を知る→考える→デザインで解決する→社会で活用される形にする」**実践的な教育を行っています。
今回の取り組みでは、福島で学ぶ学生が地域企業の課題に向き合い、若者ならではの視点でロゴマークを提案。企業との意見交換やプレゼンテーションを通して、デザイン技術だけでなく、地域や企業とともに課題を解決する実践力を身につけます。
本校のグラフィックデザイン科では、教室の中だけでデザイン技術を学ぶのではなく、企業や地域が実際に抱えている課題やニーズを題材に、学生自身が考え、提案し、形にする実践的な教育を行っています。
今後、学生たちは今回のキックオフで得た情報をもとにロゴマーク案を制作し、9月26日(月)にグリーンケアブリッジ株式会社へのプレゼンテーションを行う予定です。
福島の地域社会が抱える課題に、福島で学ぶ学生がデザインで向き合う。
本校では、地域との連携を通して、社会に必要とされるデザイナーを育成していきます。
〈国際アート&デザイン大学校について〉 https://www.art-design.ac.jp/
本校はデザイン、エンタテイメント、ペット産業における知識・技術の習得を基に、実社会に活躍できる人材育成を目標とし、創造的な学びと実践的なスキルを提供する福島県唯一のデザイン・エンタメ・ペット系専門学校です。
法人名:学校法人国際総合学園
代表者:市田 比左浩
所在地:福島県郡山市方八町2-4-1
〈NSGグループについて〉 https://www.nsg.gr.jp/
NSGグループは、教育事業と医療・福祉・介護事業を中核に、健康・スポーツや建設・不動産、食・農、商社、広告代理店、ICT、ホテル、アパレル、美容、人材サービス、エンタテイメント等の幅広い事業を展開する101法人で構成された企業グループです。それぞれの地域を「世界一豊かで幸せなまち」にすることを目指して、「人」「安心」「仕事」「魅力」をキーワードに、地域を活性化する事業の創造に民間の立場から取り組んでいます。
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