独立行政法人国立公文書館
 独立行政法人国立公文書館(所在地:東京都千代田区、館長:鎌田 薫)は、7月17日(金)から9月23日(水・祝)の間、令和8年夏の特別展「旅人は東を目指す - 古典文学が描いた魅惑の東日本 -」を開催します。
 また、開催期間中の金曜は、午後8時まで開館します。お仕事やお出かけの後に、ぜひお立ち寄りください。






特別展「旅人は東を目指す」の見どころ
 古代から中世にかけて、都の人々にとって東日本は長らく未知の世界でした。『伊勢物語』の「東下り」の章段にその風景が描かれたとき、それは衝撃と感動をもって受け止められたことでしょう。以降、旅人たちは『伊勢物語』に想いを馳せながら、東を目指しました。その憧れは時代を超え、旅人たちによってわが国の古典文学の一角が形作られていったのです。
 本展では、東日本を旅した人々の足跡を追い、彼らがのこした和歌・漢詩・物語・紀行文などをご紹介します。




『伊勢物語(いせものがたり)』
 平安時代前期に成立したと考えられる物語で、在原業平(ありわらのなりひら、825~880)をモデルとする主人公「昔男(むかしおとこ)」の人生と恋の遍歴を、和歌を中心におよそ125段の章段で描いています。「東下り」の章段では、「昔男」は我が身を都では必要のないものと思い嘆き、新天地を求めて東へと下ります。




『山家心中集(さんかしんちゅうしゅう)』
 晩年の西行(1118~1190)の手による自撰の秀歌集です。西行は陸奥(みちのく)の玄関口である白河の関(現在の福島県白河市)に辿り着いたとき、かつてこの地を訪れたという能因を想起して、和歌を詠んでいます。




『芭蕉翁絵詞伝(ばしょうおうえことばでん)』
 松尾芭蕉(1644~1694)の100回忌追遠(ついえん)のため義仲寺(ぎちゅうじ)に奉納された絵巻で、その生涯を絵画化したもの。挿絵は、芭蕉が一時期暮らしていた「芭蕉庵」。小名木川(おなぎがわ)にかかる万年橋(まんねんばし)の北詰(現在の東京都江東区常盤1丁目)にあったといわれています。


展示解説会を開催
 展示企画者が展示の見どころを解説する展示解説会を開催いたします。




夜間ギャラリートークを開催
 展示企画者が展示の見どころを解説するギャラリートークを夜間開催いたします。



各イベントの詳細は、国立公文書館HP(https://www.archives.go.jp/exhibition/)をご覧ください。


【開催概要】
令和8年夏の特別展「旅人は東を目指す - 古典文学が描いた魅惑の東日本 -」
期  間   :令和8年7月17日(金)~9月23日(水・祝)
        ※土日祝開館(7月20日(月・祝)及び9月21日(月・祝)は開館)
        ※月曜及び7月21日(火)は休館
        入場無料、予約不要
開催場所   :国立公文書館 東京本館 1階展示ホール
        (〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園3-2)
アクセス   :東京メトロ東西線 竹橋駅下車 1b出口 徒歩5分
開館時間   :午前9時15分~午後5時 ※開催期間中の金曜及び7月22日(水)、23日(木)は午後8時まで開館





国立公文書館HP:
https://www.archives.go.jp/exhibition/

<報道関係の方からのお問い合わせ先>
独立行政法人国立公文書館 展示担当 永江・淺井・鈴木 TEL:03-6680-7206
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