展覧会概要
近代国家へと歩み始めた激動の明治時代は、わが国の職人たちにとっても大きな転換期となりました。江戸幕府のもと、とりわけ刀装具に高度な発展をみせた金工の分野は、明治期においては政府の保護を受け、時代の変化に即した美術工芸品の制作に活躍の場を移します。卓越した技術に裏付けされた明治の金工は、宮内省御用品や海外輸出品として求められ、新たな美を芽吹かせました。
本展覧会では、明治天皇・昭憲皇太后御物を始めとし、皇室にゆかりのある金工品を紹介します。置物や花瓶、文房具、ボンボニエール等、宮廷文化を彩った精緻な品の数々からは、金工家たちの確かな腕前と豊かな発想が窺えます。明治神宮に奉納された近現代の金工品とあわせて、今日まで伝わる技と美をご覧ください。

チラシ表面イメージ

明治天皇御料《朧銀製源氏桐壺夕顔之意御香爐》伊藤正見

明治天皇御料《櫻樹鷹図花瓶》中川義實

明治天皇御料《雀茗荷野菊花瓶》並河靖之

明治天皇御料《除隊兵像御置物》原型:山崎和沾/鋳造:山本鶴三郎
展覧会情報
冴え渡る技と美 ―明治神宮所蔵の金工―
【会期】令和8年7月11日(土)~令和8年9月6日(日)
【開館時間】午前10時~午後4時30分(入館は閉館の30分前まで)
【休館日】木曜日 ※7月30日(木)は開館
【主催】明治神宮
【協力】(一財)明治神宮崇敬会 ※崇敬会会員は無料で入館いただけます
【会場】明治神宮ミュージアム
【入館料】一般 1,000円 高校生以下・団体 900円
※小学生未満無料
※小学生以下の入館は保護者の同伴が必要です
【施設概要】
■施設名 :明治神宮ミュージアム
■開館時間:10:00~16:30(16:00最終入館)
■休館日 :毎週木曜日(但し木曜が祝日の場合は開館)※展示替期間も休館致します。
■所在地 :東京都渋谷区代々木神園町1-1
■アクセス:JR「原宿」駅表参道改札西口から徒歩5分・東京メトロ千代田線・副都心線
「明治神宮前〈原宿〉」駅2出入口より徒歩5分
■電話番号:03-3379-5875
■ホームページ:https://www.meijijingu.or.jp/museum/
■明治神宮ミュージアム公式X:https://twitter.com/Meiji_Jingu_M

明治神宮ミュージアム外観
【明治神宮ミュージアムについて】
明治神宮ミュージアムは、明治神宮の御祭神である明治天皇・昭憲皇太后おゆかりの品々を末永く保存、展示するために建てられた施設です。
鎮座百年祭記念事業の一環として、令和元年10月に開館致しました。ミュージアムの設計を手掛けるのは、日本を代表する建築家の隈研吾氏。
御祭神の御遺愛品及び関係する収蔵品の公開のほか、明治神宮の歴史や日々の営みなどをご紹介しています。
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