『パリピ孔明』第4話完全版
ついに始まった孔明 vs KABEのラップバトル!
ラップバトル会場の客席にいたKABE太人(宮世琉弥)は、諸葛孔明(向井理)の「MCバトルなんて単なる口喧嘩」という挑発で顔色が変わり、マイクを握ってステージへ。
「KABE!」コールの中、孔明 vs KABEのバトルが始まった!
<【写真18枚】『パリピ孔明』第4話を写真で振り返り!>
KABEのテクニックに、まるでお経のような独特のラップで応戦する孔明。そのバイブスで、孔明の背後には何人もの文官がいるように見える。
判定はドロー。白熱する勝負は延長戦に突入した。
KABEが覚醒!孔明とのバトルのゆくえ
「もう一度自分を見つめればやり直せる」とお経ラップで説く孔明に「お前に分かってたまるか」と返すKABE。
孔明が「思い出すのです、あの文化祭を」と語ると、KABEは何も返せなくなってしまう。その時、客席から声をかけたのは、高校時代の同級生・佐々木(村田凪)だった。
「KABE、ぶちかませ!」の声に何かを決意したKABEは、独白のようなラップで語りだす。
「あんたに感謝 日々中途半端 ここで気付けなきゃ一生暗夜」「これからもやり続ける それが俺の嘘偽りないクラシック!」観客は熱烈なコールで、勝者・KABE太人を迎え入れた。
そのフロアの一角では、スーパーアーティスト・前園ケイジ(関口メンディー)が高らかに笑っていた…。
KABEは、因縁のラッパー・赤兎馬カンフー(ELLY)と和解。
勝負に負けた孔明は約束通りKABEの願いを尋ねるが、ラッパーとして復帰できたKABEは「願いはもう叶えてもらった」と言う。「我々と共に、音楽にて天下泰平を実現いたしましょう」という孔明の言葉に、戸惑いながらも快諾するKABE。
こうしてKABEは晴れて孔明たちの仲間になった。
孔明が画策する「天下泰平の計VOL.1」とは?
改めて、孔明たちは超大型音楽イベント・サマーソニア出場権をかけた「10万イイネ」獲得のための対策を始める。そのルールはただ一つ、候補者本人による一つの投稿で10万イイネを獲得すること。
期限まで残り20日。最初に10万イイネを獲得したアーティストがサマーソニアに出場できる。
現在のイイネ獲得数上位のアーティストのうち、孔明は3位のAZALEA(アザリエ)に焦点を当てた。巨大レーベル・KEY TIMEに所属する3人組の女性ユニットだが、仮面を付けていてその素顔は分からない。
孔明は、10万イイネを集めるXデーを期限の3日前と定めた。
この日までに、うどん屋で歌ったオリジナルソングを完ぺきに仕上げてほしい、と月見英子(上白石萌歌)に伝える孔明。10万イイネ獲得のための計略「天下泰平の計VOL.1」が始まった。
レコーディングに向かう英子を待っていたのは…
英子はレコーディングのためにスタジオに向かうが、不安になり孔明に電話をかける。
孔明は「不安になったり困った時は、バッグの中にある巾着を番号順に開けてください」と伝える。これは趙雲が劉備の護衛をした時に使った「錦嚢(きんのう)の計」のアレンジだった。
さっそく①の巾着袋を開ける英子。そこには「特大お得プリプリンを2つ買うべし」と書いてあった。英子は指示に従い、コンビニ袋を下げてスタジオに入る。
中にいたのは、世界的音楽プロデューサーのスティーブ・キド(長岡亮介)。
キドは孔明と賭けをしていた。英子の曲が、キドの納得できるものになったらこの仕事は無料でいい。できなかったら孔明は英子ではなくキドの軍師になってしまう…。
それを聞いて覚悟を決めた英子。しかし、キドは気分が乗らずなかなか作業を始めない。
その時、キドが英子のコンビニ袋に気づく。プリプリンはキドの大好物だったのだ。メンマを乗せたプリプリンを食べたキドは機嫌が良くなり、唐突に「一番自信のある曲を歌ってみて」と言いだす。
キドの伴奏でマリア・ディーゼル(アヴちゃん/女王蜂)の「I’m still alive today」を歌う英子。
それを聴いたキドは「君の歌から君が見えてこない」「その意味が分かるまで来なくていい」と英子に言い放つ。
英子は路上ライブをする七海と出会い、意気投合
どうすればいいのか分からない英子は、②の巾着袋を開けた。そこにあったのは道路使用許可申請書。
英子が指定の場所に向かうと、そこでは久遠七海(八木莉可子)が弾き語りで「I’m still alive today」を歌っていた。
警察官に声をかけられて困る七海を見て、とっさに友達のフリをする英子。2人はそのまま路上ライブをすることに。
「I’m still alive today」を演奏し、すっかり意気投合する2人。その背後には、AZALEAの広告が…。