新木宏典さんが地元愛をアピールしました。
「新木宏典フォトブック『〝新〟発見 丹波ガイド』」(東京ニュース通信社刊)を発売した新木宏典さんが、8月5日にSHIBUYA TSUTAYAで行われた記念会見に出席しました。
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本書は、6月14日に40歳の誕生日を迎えたことを機に、「荒木宏文」から「新木宏典」へ改名した新木さんが、生まれ育った兵庫県丹波市をフィーチャーしたもの。
新木さんのフォトブックとして堪能できるほか、飲食店や宿泊施設などのトラベル情報も満載で、“一度で二度おいしい”1冊となっています。
<新木宏典 40歳記念で故郷のガイド本を制作「丹波は恥ずかしがり屋で謙遜する街」>
観光協会の協力で「丹波市をより知ることができた」と手応え
涼し気なライトパープルのセットアップで登壇した新木さんは、完成した本書を手に「フォトブックであることが大前提にある中で、どこまでガイドブックとして成立したものが作れるかというのが今回の課題になっていたのですが、観光協会にも協力していただき、この1冊があればしっかりまわれるものが作れたと思いますし、僕自身も丹波市をより知ることができました」と満足げ。
お気に入りのページに、林の中にたたずむカットをあげたことに、「ガイドブックという特性ゆえ、写真だけでなく説明の文章が入ってくるのでどうしても写真のサイズが小さくなってしまう。ですから、まず、写真が大きく使われている見開きのページから選ぼうと思ったこと。そして、表紙とは違う服を着ているカットから選ぼうと思い、このページになりました」と説明しました。
新木さんがお薦めしたい観光スポットやグルメに話がおよぶと、「このガイドブックは本当に来てほしい場所しかとり上げていないのですが、シーズン的なことも関わってくると思う。4月は『水分れ公園』の桜並木、5月には『百毫寺』さんの藤の花が開花しているので、美しい景色が見られるのではないでしょうか」。
続けて、「食べものでいうと秋口には黒豆や栗が出てきますし、冬は雪が積もるので寒いですが、温かいものをぜひ食べていただきたい。どのシーズンに行っても季節ごとの楽しみ方ができると思います」とPRしました。
「何もない」から「こんなに素敵な街」に丹波市の印象が変化
今回のガイドブックを機に「丹波市の観光大使を目指しては?」とメディアから提案されると、「丹波市が望むのであれば」と前のめりで、「このガイドブックを作るまでは『来ても何もないよ』と言っていましたが、観光協会の方と会ったことで出合った店や観光スポットがたくさんありましたので、これを機に『丹波市ってこんなに素敵なんだよ』と伝えたい。お声がけいただけるのであれば、全力で協力していきたいという思いがあるので、このままいけば『初代観光大使』になるか」と笑顔。
さらに「丹波市が盛り上がることは僕自身、とてもありがたいので、『観光大使』という肩書をいただけるのであれば、ぜひ新木宏典に渡していただきたい」と力を込めました。