捨てられゆく着物に、新しい命を。
『あるべきを破壊し、持続可能な未来を創る。』をミッションに掲げ、事業を展開するブリューエン株式会社(本社:岐阜県大垣市、代表取締役:田中結子)は、着物のラグジュアリーアップサイクルブランド『OMOMUKI(おもむき)』の販売ディレクションを請け負う契約を締結し、地球環境への意識が世界中で高まる「アースデイ(地球の日)」である2025年4月22日より、販売活動を開始します。

▼背景
── 約3,000万点。タンスで眠り、やがてゴミになっていく着物たちの現実現在、日本の家庭のたんすには約3,000万点・約8兆円相当の着物が眠っていると言われています(※1)。その多くは1970~80年代に職人の手で丁寧に仕立てられたものですが、所有者の高齢化とともに次世代へと受け継がれ、取り扱いに困ったまま廃棄されているのが現状です。
衣類廃棄の問題は、着物に限りません。環境省のデータでは年間約50万トンの衣類が焼却・埋め立て処分されており(※2)、国連環境計画(UNEP)は、世界の衣料品と履物の生産が世界全体の温室効果ガス排出量の約8%を占めると報告しています(※3)。ファッションはいま、地球規模の環境問題と切り離せない産業となっています。
技術の粋を集めた職人の手仕事が宿る一枚が、ただゴミになっていく──。この現実を前に、「もったいない」という日本固有の価値観を、今こそ世界に向けて体現すべきだと考えます。地球の日(アースデイ)に、着物のアップサイクルという答えを、世界へ発信します。
※1 きものと宝飾社(呉服マーケティング会社)調査
※2 環境省「令和2年度ファッションと環境に関する調査業務」
※3 国連環境計画(UNEP)
▼OMOMUKIとは
── 着るアートとして、日本の美を再定義する『OMOMUKI』は、「伝統の美をまとい、世界へ羽ばたく」をコンセプトに掲げる、ラグジュアリーアップサイクルブランドです。歴史が宿る着物に新しい命を吹き込み、現代の日常に溶け込む洗練された一着へと再定義します。
エコロジーな取り組みと聞くと「廉価」「素朴」というイメージを持たれることも少なくありません。しかし、『OMOMUKI』が目指すのはその真逆です。厳選した価値ある素材に新たな光を当て、日本の職人が一点ずつ手掛ける「完全メイドインジャパン」の品質で蘇らせる、ラグジュアリーな体験です。サステナビリティとは、豊かさを手放すことではない。この一着が、その証明になります。
単なる衣服の再生にとどまらず、伝統技術の継承と素材の有効活用を通じて、持続可能な文化の形を創造します。時代に左右されない日本の美しさを、着るアートとして届けること──それが、『OMOMUKI』が世界に問いかけるメッセージです。
『OMOMUKI』Webサイト:https://omomuki.online/

▼特徴
1. 完全メイドインジャパンのカスタムメイド使われていた着物の生地は、二つとして同じものがありません。一枚の生地から生まれる作品は必然的に世界に一点だけ。日本の職人が手掛ける仕立ては、大量生産品では決して得られない質感と佇まいを持ちます。
好みや目的に合わせて、既製ドレスから選ぶことも、デザインとサイズを指定するセミオーダーメードも選べます。また、自宅のタンスに眠る着物を持ち込んで、好みのデザインと組み合わせてオーダーすることも可能です。
2. デザイン性と文化性の融合
日本の意匠・文様・染色技術が持つ美しさを最大限に活かしながら、現代のライフスタイルに馴染むシルエットとデザインへと昇華させます。「着物」という枠を超えた、着るアートとして世界市場へ発信します。高いデザイン性と日常での機能性を両立させた、唯一無二の一着です。
3. サステナブルを「ラグジュアリー」で体現
アップサイクルを、コスト削減の手段ではなく付加価値の創造として位置づけます。素材の希少性・職人の技・文化的背景を価値の三本柱とし、持続可能な選択が最上の選択であることを示します。
▼『OMOMUKI』プロデューサーについて
プロデューサー 中原美里Webコンテンツや英語教育関連書籍の校正・編集を経て、フリーランスの英日翻訳者・レビュアーとして活動。現在はブリューエン株式会社でプロジェクトマネージャーを務める。
『OMOMUKI』との出会いは、着物が持つ美しさと力強さへの純粋な感動から始まりました。しかし同時に、その多くが袖を通されることなく姿を消していく現実を知り、胸を痛めました。子育て中の自身も「着物を着たいけれど、着付けの手間が大きなハードルになっている」と感じていたひとり。「もっと気軽に、日常の中で纏えたら」──そんな想いが、アップサイクルという形で着物に新たな命を吹き込む道へと自然につながっていきました。


▼ブリューエンの役割と使命
ブリューエンは、「あるべきを破壊し、持続可能な未来を創る。」をミッションに掲げ、『OMOMUKI』においては総代理店として販売ディレクションを担い、この事業を世界へ届けます。誇るべき日本の伝統工芸や文化を世界へ発信していくことは、私たちが大切にしてきたテーマです。着物は、日本の美意識と職人の技が凝縮された文化遺産でありながら、その価値は今、たんすの奥で静かに失われようとしています。この現実を変えることが、私たちがこの事業に携わる理由です。
▼今後について
『OMOMUKI』が届けるのは、一着の洋服だけではありません。生地の提供または選定から始まり、採寸・デザイン・仕立てを経て、世界にただ一着の特別な一着が手元に届くまで──その全ての過程を、唯一無二の体験として提供していきます。まとう人の人生の一部になるような、そんな特別な時間をつくっていくことが、私たちの目指す姿です。着物が持つ文化的な深みと美しさは、国境を越えて人の心を動かす力があると信じています。国内市場での認知拡大と並行して、世界市場への展開を積極的に進め、海外の目から見た「日本らしさ」のイメージを、OMOMUKIを通じて創り上げていきます。
また、ブリューエンの拠点である岐阜県が誇る伝統工芸・美濃焼とのコラボレーションなど、日本各地の職人文化との融合も視野に入れています。
着物をお持ちの方、素材を提供いただける方、コラボレーションにご関心のある企業・個人の方からのご連絡をお待ちしております。
■ブリューエン株式会社について

ブリューエン株式会社は、「あるべきを破壊し、持続可能な未来を創る。」をミッションに掲げ、地域に眠る価値や、環境により選択肢を狭められている人々の潜在力に光を当てる事業を展開しています。
私たちが目指すのは、未来を「与える」のではなく、誰もが未来を「選べる」社会です。古い常識を変革し、社会のためになることと企業の成長を両立させる持続可能な仕組みを通じて、私たちは社会をより良い方向へ動かす挑戦を続けています。
Webサイト: https://bluhen.org/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ