船越、かっくぃぃぃぃぃーーーーーーーーーー(ため息)

そんなドラマです!!以上!!

(とか言いながら、こっから長いです。)

うん、ホントにもう、マジで、船越、かっこよすぎ!!!(呼び捨てやめろ!)

よく、アイドル主演のドラマとかで、その容姿やキャラクターの魅力を余すことなく伝える作品を“PVドラマ”って表現することがあると思うんですが、今作は、まさにそれ!!!船越の魅力を(船越言うな!)、これでもかとギュウギュウに詰め込んだ、船越史上最高の、“船越PVドラマ”になってますッ!!!(鼻息)(マジで呼び捨てやめろ!)

見終わったあと、船越!と言わずにはいられない!船越って叫びたい!!

いやだって、ですよ?例えば、こんな船越を見ることができます…。

休日なのに蝶ネクタイの船越、ライバル俳優に主演を奪われる船越、グラサン姿ですごむ船越、嫌いと言いながら子どもたちと戯れる船越、そんな子どもたちにタメ口きかれる船越、手がかりを“察知する”船越、ナチュラルに現場検証する船越、勝手に“2サス(2時間サスペンス)”はじめる船越、問題を解決させちゃう船越、トレンチ姿でドラマをしめる船越…善(ぜん)船越、悪(わる)船越、あんな船越、こんな船越、選り取り見取りのあぁ船越……。って、もう、僕が、“船越”って言いたいだけになってますが(“船越”連発してしまい、まことに申し訳ございません)、決して、断じて、そんなことは、ありませんよ!!??!!!(嘘つけ)

だってだって、なぜなら、このドラマ、マジで、超、楽しいんですもの!!!きっと、あなたが想像する、何十倍も、何百倍も、楽しいドラマに仕上がっています。僕と、船越が、約束します!!(だから船越言うな!)船越!船越!言いたくなる僕のこの興奮!!見終わったあと、船越!と言わずにはいられない!船越って叫びたい!!船越って叫びながら駆け出したい!!!そんなドラマ!そんな!!ドラマに!!!仕上がっているのです!!!(どんなドラマだよ)

で、薄々気づいてる方もいると思うんですが、さっきの“PVドラマ”って表現。その表現には、その人の魅力を余すことなく伝える…ってのはもちろんそうなんですが、その一方で、ファンしか喜ばない=中身がない、そんな作品のことを“PV(プロモーションビデオ)”と揶揄、ちょっとだけバカにして言っちゃうことの方が多いわけですが、今作はそんなことはありません!!中身が詰まりまくり!内容ありすぎ!!てんこ盛り!!!の“船越PV”!!いや、中身が濃すぎて濃すぎるからこその、最上級の“船越PV”なのです!!!

いわゆる“自虐”、そういう路線で延々パロディしていくのかなと想像していたら…

っということで、ようやく今作のあらすじ…。

元2時間サスペンス(=2サス)の“テイオー” 熱護大五郎(船越英一郎)は、かれこれ1年以上仕事がなく“長い休日”の最中。そんな熱護が、3人の子持ちでかつて芸能事務所のマネジャーだったゆかり(戸田菜穂)とともに、スターへ返り咲くため奮闘する!!というお話…。

なんだけど、これだけだと、元2サスのテイオー=熱護大五郎=船越英一郎、ってのがリンクし過ぎちゃって、いわゆる“自虐”ってのを見せられるのかな…と、そういう路線で延々パロディしていくのかな…と想像してしまいますが(僕はそう思ってた)、まったく違います!!

もちろん自虐もパロディも満載ではあるんだけど、その自虐とパロディを、圧倒的な俳優=熱護大五郎=船越英一郎によって凌駕(りょうが)していく…表現が難しいんだけど…2サスが今廃(すた)れてるだって?そんなことは俺がさせねぇ!!!という、熱量がほとばしりまくりで、とてつもないエネルギーに満ち満ちた作品…自虐=哀しさ、とは無縁のとてつもなくエネルギッシュな作品、希望のドラマに仕上がっているのです!

うん、とはいえ、このドラマ、元スター俳優が再起を図るっていう大まかなあらすじだけど、そこに“元2時間サスペンスの帝王”だったり、“それを船越英一郎さん自らが演じる”っていう、その、意味はちゃんとあるのか?って、ちょっと心配になってしまいますよね…。だって、それらの要素にちゃんと意味がなければ、ただただ“船越さんの現状”をパロったドラマにしかならなくて、なんだか哀しくなってしまうじゃないですか…。

なんだけど、このドラマのすごいところは、ちゃーんとその要素にも意味があって、それこそがこのドラマのエンタテインメントになっているところ。

例えば、主人公は元2サスのテイオーなもんだから、そこで培った“2サスノウハウ”を駆使して、劇中で起こるちょっとした事件まで解決させてしまうんです。それが、またおかしすぎて、なんてことない“事件”も、“反応”も、“勘”も、“行動”も、“ひらめき”も、なんなら“発声”までも、そのどれもが“船越イズムの2サス感”。

シーンの一つひとつに、船越さん演じる熱護の、一挙手一投足に目を奪われ、釘づけになってしまうのです。

船越英一郎の2時間サスペンスが見たい!!!と思わせる

とはいえだけど、もちろん、2時間サスペンスの、そのパロディ元を知らない視聴者でもきっとわかる、はず(だって僕もそこまでわかってないもの)。そんな、知らない人にでも絶対に伝わってしまう、わかる気にさせてしまう、圧倒的な“船越イズムの2サス感”!!ぜひ、ご覧あれ!!

で、なんやかんや、ゴチャゴチャ言いましたが、最終的には、船越、かっくぃいーー(ため息)へ帰着するこのドラマ。

それによって今作のファンになっちゃう…のはもちろんのこと、船越さんの新たなファン、船越英一郎さんの2時間サスペンスが見たい!!!と思わせること、間違いありません!!だってだって、『テイオーの長い休日』は、良質かつ良質な、船越史上最高の、最上級“船越PV”なのですから!!!(結局これ言いたいだけ)