新木優子と高良健吾が主演を務める10月17日(木)スタートの木曜劇場『モトカレマニア』(フジテレビ系)。

すでに発表されているように“地上波ドラマ初”となる試みとして、放送連動AR企画が実施される。ARとは、「実在する風景にバーチャルの映像(視覚情報)を重ねて表示する技術」のこと。

第1話から第4話までのドラマ放送中、新木演じるユリカと高良演じるマコチが“脳内会議”を行うシーンに合わせて、スマホアプリ「FOD VR」(iOS/Android)で視聴すると、自分が今いる場所に、ユリカとマコチが飛び出してくるような体験ができるのだ。

そこに現れるユリカとマコチは、それぞれの“脳内会議”に登場するキャラクターのため、衣装も人格も普段のふたりとは違うのだ。

先日、そのAR用撮影が行われると聞き、フジテレビュー!!は密着取材。それぞれ7パターンあるうちの、ユリカの3パターン(癒し系、スポーティ、ボーイッシュ)を取材できた。

撮影前、スタジオに向かう途中、新木の楽屋の前には、AR用の衣装がかかっているのを発見!スタイリストさんから、「ボーイッシュや“食いしん坊”の衣装は古着を取り入れていて、特に “食いしん坊”の衣装は全体的に大きめサイズで、お腹周りがゆったり。 “癒し系”は、劇中のユリカより女の子っぽいテイストになっています」との情報をゲットした。

新木の楽屋の前で、AR用の衣装ラックを発見!

そして、スタジオで撮影が始まるのを待っていると、確かに女の子っぽく、部屋で笑いかけてくれるイメージだという“癒やし系”の衣装を着た新木が登場。眠そうな顔でアイマスクを着脱したり、 マグカップを持ってリラックスした表情をしたり、といかにも「部屋でくつろいでいる」といった雰囲気を演出。

そんな時、スタッフから「寝っ転がってみましょうか?」とリクエストが。新木は、うつぶせになると、足を曲げたり伸ばしたり、ぶらぶらしたり。ちょっと無防備な表情も見せていた。

この時着用した衣装について新木は、「(7パターンの中で)一番、ナチュラルですね。みなさんが一緒にいたくなるような部屋着っぽい感じ」と話した。

チアの衣装がお気に入りも「マコチの方が楽しみ(笑)」

続いて、スポーティな格好で登場した新木は、縄跳びに挑戦。普段からやっているのか、軽々と二重跳びを始め、スタッフから驚きの声が。さらに、ウォーターダンベルを持っての筋トレや、「エクササイズしている感じで!」との指示には、少し考えてからヨガのポーズを。バランスが取りにくかったのか、ふらふらしてしまうと照れ笑いを浮かべていた。

最後に、ボーイッシュなスタイルで撮影に挑んだ新木は、ノリノリな様子でスケボーやインラインスケートにもチャレンジ。

特に、スケートでは、慣れた様子で装着すると、スタッフの心配をよそにスイスイと滑り始めた。実は学生時代、スケートにハマっていたという新木。今回の撮影でも、自身で「スケートを取り入れたら?」提案したそうだ。

手慣れた様子でスケートを履く

しかし、実際に滑るのは久しぶりで最初は緊張したというが、「昔の記憶が蘇って、足がちゃんと動きました。本当はもう少しスイスイ、大きいフロアで滑りたかったです」と笑顔で話した。

さらにボーイッシュな格好の新木は、警察官の姿をした自身と対話するシーンもあり、警察官ユリカとボーイッシュユリカがどんなやりとりを見せるのかも注目だ!

ほか、“食いしん坊”をイメージした姿や初体験だという男装、チアリーダーの衣装と、ユリカの七変化を楽しむことができる。

撮影終了後、お気に入りの衣装について聞くと、「チアの衣装。MKM(=モトカレマニア)のロゴが入っていてすごくカワイイ!」と話すも、「でも、マコチの方が楽しみ。(“応援団長”“ネガティブ”“成金”など)イメージのできないマコチをたくさんやっているので」と、モトカレのマコチのアピールも忘れなかった。

ユリカとマコチがどんなファッションで、どんなアクションをするのか、この“脳内会議”は、オンエアではなくARでのみ視聴可能。ドラマ放送前に「FOD VR」アプリ、および、ARコンテンツをスマホにダウンロードし、放送中にアプリを立ち上げ、該当シーンの時間が来るまで待機することで無料視聴できる。詳細は、10月10日(木)以降、アプリトップ画面に表示される特設バナーから確認できる予定だ。