「3時のヒロイン」(左から)ゆめっち・福田麻貴・かなで

300組超の若手芸人の中から選ばれた6組13人がネタやコント、新企画に挑戦するバラエティ番組『ウケメン』。外国人に扮した6人のウケメンが和製英語(ジャパングリッシュ)を見破るゲーム企画『ジャパングリッシュに気をつけろ!』や、平成の名作ドラマを、低周波装置を装着し電流を受けながらも、平静を保って演じ切らなければいけないパロディコント『ヘイセイドラマシリーズ』など、どこか懐かしさも感じられる日本一フレッシュなお笑い番組だ。

そんな中、フジテレビュー!!では『ウケメン』に出演している芸人たちを”1分間PR動画”と共にリレー形式で紹介!第2弾は、吉本興業所属の「3時のヒロイン」。

福田麻貴(31)、かなで(27)、ゆめっち(24)と見た目のインパクトも抜群な女性トリオ。それぞれがコンビを解散し、ピンで活動している時に、福田が声をかけ結成。福田が演じる、歌手・あいみょんをモチーフにしたキャラクター「まいみょん」は今年8月に無料ライブを行うと、多くのファンを集めた。

左から)ゆめっち、福田麻貴、かなで

<3時のヒロイン インタビュー>

――『ウケメン』の出演はいかがですか?

福田:2週間に一度の収録なんですけど、その収録日までに6本くらいのコントが上がってくるんです。作家さん、ディレクターさんがコントを書いてくれて、その後、美術さんも「こんなセットでテレビに出たことない」っていうくらいのすごいセットを作ってくれるんです。

それなのに私たち演者がショボかったら、もう最悪じゃないですか。まだ「つり合っていないな」って思います。ベテランの制作さん、技術さん、美術さん、他多くのスタッフがいる番組で私たちだけが若手なので、そこは必死に「追いつかないと」みたいな感じで今はやっています。 私たちはとにかく台本を覚えて、出来る限りの全力を出すだけです。

――役作りはいつからどうやってするのですか?

福田:収録の3日か4日前にディレクターさんから「(ごくせんの)ヤンクミをやるから研究しておいて」だとか、「あいみょんの歌を研究しておいて」みたいな連絡が来て、そこから映像を見たりとかして…。

かなで:語ってたけど、ヤンクミ酷かったよ、マジで。研究して、あれ?(笑)

福田:違うんです、全然分かっていないです、この人(かなで)(笑)。『ヘイセイドラマシリーズ』はモノマネをしたらウケを狙っているみたいで面白くなくなる。自分の感情を優先しないといけないから、モノマネは敢えて消しているんです。何も分かっていないですよね、あなたいつも!

かなで:私が言いたかったのは見た目の話。

福田:見た目かい!

似てない?福田が演じたヤンクミ
かなでが演じたクマ
「泣くぐらい嬉しくて…夢が叶いました」(ゆめっち)

――印象に残っているコントは?

ゆめっち:私は最初『ヘイセイドラマシリーズ』(低周波装置を着けてビリビリする企画)のメンバーに選ばれていなくて、体を張ることがしたかった私は「めっちゃいいな」と羨ましく思っていたんです。そうしたら、大好きな『ナースのお仕事』で選ばれて!(主役の)朝倉いずみをやらせてもらった上に、ビリビリまで体験できて!

リアクションも自分なりに「どうかな?」と思っていたのが、スタッフに「すごく面白かったよ」って言ってもらえて…認めてもらえたというか「こんなに嬉しいことはない」と思って。小さい時に見ていたテレビの世界に自分がいて、周りからの反響もあったりして、泣くぐらい嬉しくて…この番組で夢が叶いました。これからもどんどん夢を叶えていきたいなと思います!

ゆめっち

福田:私はもちろん「まいみょん」の無料ライブですね。アレは『ウケメン』どころか“人生の思い出”ですね。私は実は元アイドルなんですけど(今まで)一人で歌ったことはなかったんですよ。多分、素の状態で福田麻貴として歌うのは絶対無理なんですけど、「まいみょん」というキャラが乗っかっていることによって、緊張もせずにただただ楽しくやれました。

大人気!まいみょん(福田麻貴)
――『ウケメン』に来てほしいゲストは?

福田:私はあいみょんさんに「つぶやきの日」(“まいみょん”オリジナル曲)を歌ってもらいたいです。一緒に歌いたいです、あいみょんさんにこの歌を覚えていただいて…それは夢です、今。

ゆめっち:海外アーティストとコラボする、レディー・ガガさんか…無理だったらエド・シーラン。ビリビリとかしたことないでしょうし、一緒にコントをやりたいなって思います。

かなで:嵐の二宮くん。二宮さんはダンスうまいですし、コラボしたいです。

福田:自分ら、好きな芸能人言うてるだけやん!

(周りで聞いていたスタッフ一同):爆笑