「世の中には、2種類の男しかいない。俺か、俺以外か――」
「女性は水とパンとローランドがあれば生きていける」
「1回きりの人生だから、自分はエキストラではなく主役でいたい」
そんな自信に満ちた名言の数々と巧みなトーク、ゴージャスな見た目で熱い注目を集めているローランド。
“現代ホスト界の帝王”と称されるが、最近では、実業家、タレントとしても活動の幅を広げ、熱狂的な信奉者“ローランダー”が増殖中だ。
今夏には、深夜ながら自身初の冠番組となるフジテレビ『ローランド先生』が放送。
女性アナウンサーから挙がった仕事や恋愛に関する悩みに回答し、アナたちを喜ばせただけではなく、ネット上でも「相談してよかったと思わせるお答え、マジで神!」「私もローランド様にお悩み聞いてほしい」と大きな反響があった。
そういった声に応えるかのように、 『ローランド先生』第2弾が、10月18日(金)25時40分から1時間番組として放送される。
フジテレビュー!!では、3日間にわたり行われた番組収録に密着。実際、いつ何時でも、オーラを放ちまくっていたローランドの様子をレポートする。
<収録1日目>「日焼けが悩み」な女子サッカー選手に、神回答もなぜ爆笑に
この日、ローランドが現れたのは、女子サッカーチームが練習を行う野外練習場。
簡単な打ち合わせが終わると、手渡されたサッカーボールでリフティング!その華麗な足さばきに、ローランドがサッカー経験者だったことを思い出す。本番前の貴重なスニーカースタイルもキャッチできた。
そして選手たちが待つ練習場へ。金髪をなびかせ、いい香りを漂させて降臨したローランドに、選手たちからはどよめきが。すると、ローランドは挨拶代わりのシュート!その鋭すぎる一蹴りに、拍手喝さいが起こった。
いよいよ収録がスタート!ローランドがグラウンドで選手たちのお悩みを聞いていく、という形式だ。選手たちは、働きながらサッカーをやっているため、「時間のやりくりができない」「今後のキャリアが不安」など切実な悩みが寄せられた。
そんな中、日々野外で練習しているため日焼けしているのが悩みだという選手にローランドは、「女性は、色白がいいか色黒がいいかと聞かれたら、一般的な男は色白がいいと答えると思う。でも、それは二流の男。俺くらいの男になると…」と話し始める。
「目の前の女性が色白な時点で、その男が輝いていない証拠」だというローランドの答えに、選手たちはなぜか爆笑。その後も、相手に寄り添いながらもウイットに富んだ回答で彼女たちを喜ばせた。
ロケ終盤には、選手たちから、ローランドがSNSに投稿したことがあるというオーバーヘッドシュートをやってほしい、とのリクエストが。ムチャぶりにスタッフも固まる中、「じゃあ、ダメ元でやりますか」とローランド。サッカー経験10年とはいえ、練習なしでいきなりできるものなのか…。
髪を一つにまとめると、ゴールに背を向け、リフティングをした状態から、体を後方に回転させてシュート!痛烈なシュートがゴールのど真ん中に突き刺さった。あまりに一瞬の出来事に、シャッターを切り損ねてしまった記者。番組スタッフたちも「今の撮れた?」と慌てて確認し合っていた。
その後、全員とパス回しの練習をし、ロケは終了。すっかりローランドに魅了された選手たちから写真を取ってほしい、とのリクエストがあり記念撮影を。にこやかに写真におさまると、「じゃあまたね!」と言って去っていった。
そんなローランドを追いかけて著書を持った選手が駆け寄る。笑顔でサインを書くと握手のサービスも。また、ローランダーを増やしたローランドだった。
<収録2日目>「恋することを忘れた」女性に、ローランドが胸キュン回答!
この日、訪れたのは渋谷区にあるファッションやメイクが学べるBLEA学園という女子校。この高校に猛烈なローランダーがいるという。果たして彼女の悩みとは…?
しかし、残念ながら教室内での取材はNG。さらに、続くダンススクールでの取材もロケ場所の関係でNGに。聞くところによると、ローランドは女子高生、子供たちの悩みも見事に解決し、ティーンのローランダーを増やしたそうだ。その様子は、オンエアで見届けたい。
その後、訪れたのは3歳から80歳までの生徒がいるという大人気のフラダンス教室。この日は主婦の生徒が多いとのことで、ローランドが登場すると、歓声があがった。
早速、お悩みを聞くと、主婦らしく「節約」や「お金」に関する相談が。ホストとして、月間売り上げ6000万円を記録したこともあるローランドが主婦の悩みにどう答えるのかと見ていると、「無駄なものには1円でも払いたくない」「安物買いの銭失いはしたくない」と堅実発言を連発。
ちなみに、自身がこの日していた時計は1万円で、普段、ファストファッションも利用しているそうだ。
さらに、シングルで4人の子供を育てている女性から「恋の仕方を忘れてしまった」とのお悩みが。しかし、生活は充実していて楽しいと聞くと、「恋は人生の必須ではないですよ。70点の男を脳内補正で100点だと思い込んでも疲れちゃいますから」と、恋に落ちる相手が現れるのを待てばいい、とアドバイス。
女性が「そんな男性いますかね?」と言うと、「ここにはいますけど」とクールに返し、女性をキュンとさせていた。
最後に、主婦たちからお礼のダンスの披露が。主婦たちに囲まれレイをかけられると、さすがのローランドも少し照れたようだった。
収録を終えたローランドに話を聞いた。
<ローランド インタビュー>
――2日間のロケ、お疲れさまでした。今回、番組の第2弾を引き受けた理由を教えてください。
前回の放送を見た方々が、自分の悩みにもリンクさせてくれたようで、「気持ちが晴れました」ですとか「幸せな気持ちになりました」といった反響をいただいて。自分の人生の大きなテーマが「みんなに笑顔になってほしい」「明日も頑張ろうと思ってほしい」というのがあるので、今回、企画の内容を聞いて、世の中の悩める人、困っている人を自分の言葉で幸せにできたらいいな、と思って、引き受けました。
――まさに、子供から大人まで、最後にはみなさんが笑顔になっていましたね。印象的だったロケは?
まず、全員幸せにできたな、っていう自負はありますね。あとは、サッカーのロケは久しぶりの外ロケで新鮮でしたし、まあ、まさか最後にオーバーヘッドをやることになるとは思っていなかったですが、ただ、一発で決めるあたり、やっぱり、俺、ローランドだな、と再認識しました(笑)。
――ちなみに、ローランドさんにはお悩みはありますか?
時間がないことかな。もっと時間があれば、もっと多くの人に会えますし、「悩みを聞いてほしい」という声もたくさんいただくんですけど、時間が足りないですね。ただ、そこも含めてローランドだと思いますし、「生まれ変わっても自分になりたい」と思うくらいローランドでいることの人生にはすごく満足していますので、そこまで悩みはないかもしれないですね。
――最後に、改めて番組の見どころをお願いします!
見どころは…俺が出ているってこと。そこに尽きますね。それ以上でも以下でもありません。
<ローランドからのメッセージ動画>
<後編>へ続く――。