10月17日(木)にスタートするフジテレビ『モトカレマニア』の制作発表会見が15日(火)にお台場の湾岸スタジオで行われ、主演の新木優子&高良健吾、共演の浜野謙太、田中みな実、よしこ(ガンバレルーヤ)、関口メンディー、山口紗弥加が出席した。
連続ドラマ初主演という大役に新木は、「私が務めさせていただいていいものかっていう不安もあったんですけど、最初にスタッフ・キャストの皆さんとお会いした時に、皆さんの力で素敵なドラマになるだろうなという気持ちが固まりました。緊張感が今では安心感に変わって、楽しく撮影させていただいてます」と意欲十分。
高良は、「15年俳優をやっていて、この話がきた時に自分はラブコメの経験がないと気づいたんですが、原作やプロットを読ませてもらって、監督が『いつかきっとこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の並木道子さんだったので、すぐに決めさせていただきました」と、オファーを受けた経緯を明かした。
そんな二人をとりまくキャストも個性豊かな面々ばかり。ユリカの親友・ひろ美役のよしこは「どうも多部未華子です(笑)」と自己紹介し、「ネイリストの役なので、役作りとして指毛を剃りました。ユリカの家に行くシーンがあってストッキングだったんですけど、足の指毛を剃り忘れてヒルみたいになっていた」と笑わせると、高良がすかさず「剃ってる時に僕いたんですけど、工事現場みたいな音がしてた」と暴露し、キャストも報道陣も大爆笑となった。
ユリカの同僚で“ムダマッチョ”と言われる白井忠文役のメンディーは「『ラブコメンディー!』ということで、ボックスヘア、色黒の僕がまさか不動産会社の社員を演じるなんて思ってもいませんでした。このドラマを見て、恋に『足止めンディー!』くらってる方にも新たな恋を『始めンディー!』してもらえるよう精一杯頑張ります」と自身の名を織り交ぜながら気合たっぷり。
ユリカが愛読する恋愛小説の作者・丸の内さくら役の山口は「私の役は大人になろうとして、“足止めンディー”をくらっているちょっと厄介な乙女です」と説明し、「役としては“モトカレマニア”なんですけど、優子ちゃんが可愛すぎて、優子ちゃんに恋をしているような感じ。ゴメンね、高良くん」と新木のキュートさのトリコになっている様子。
コミュニティーラジオのパーソナリティー・来栖むぎ役の田中は「原作のむぎちゃんは快活で感情表現が豊かなんですけど、ドラマの中ではあまり喜怒哀楽が表現できない女の子ということで、監督からよく『甘すぎる。もうちょっと辛く』と言われてます。長年しみついた甘ったるいキャラクターが災いして、辛くというのが難しい」と苦戦していることを明かした。
食べ歩きが趣味のサラリーマン・山下章生役の浜野は「新木さんと高良くんだけで完璧なのに、間に僕みたいなチンチクリンオヤジが入ってかき回します!」と“宣戦布告”しながらも、「高良くんが何かをするとモニターを見ている監督やプロデューサーが『ハァ~ッ♡』ってざわつくんです。僕も高良くんと見つめ合うシーンで、『ヤベー。高良健吾と一緒にやってる』って、その日1日幸せでした」とウットリしていた。
また、ドラマのタイトルにちなんで「自身を〇〇マニアと紹介するなら?」という問いかけに、「サウナマニア」(高良&浜野)、「入浴剤マニア」(新木)、「年下の男の子マニア」(よしこ)、「チョコレートマニア」(田中)、「タピオカマニア」(メンディー)、「ハマケン(浜野謙太)マニア」(山口)とそれぞれアピール。
バラエティーに富んだキャスト陣の発言に、終始にぎやかな会見となった。